近い将来、女優やモデルといった分野の最前線で活躍していくであろう10代の美少女たち。そんな彼女たちの魅力を読者に知ってもらうべく、週プレNEWS&週プレモバイル連載『微熱少女』がスタート。
毎週月曜日に、週刊プレイボーイが注目した美少女が登場するこの連載では、撮りおろし写真とロングインタビューで彼女たちの魅力をお届けします。
第5回目は、これまで10社以上のCMやポスターに起用され、2019年1月公開の映画『神の発明。悪魔の発明。』で初主演を務める矢崎希菜(やざき・きな)ちゃん!
芸能界デビューの経緯を聞いたインタビュー前編に続き、後編では学校や休日の過ごし方や叶えたい夢など、女優として今の思いを語ってもらった。
――どんな仕事にも屈しない、堂々たる姿がまぶしい17歳。子どもの頃は、どんな子だったんですか?
矢崎 小さい頃から活発で、公園で知らない子に話しかけてすぐ友達になっちゃうタイプだったらしいです。親情報ですけど(笑)。
――それは今でも? 仕事現場で自分から話しかけるタイプ?
矢崎 同年代や年下の子には話しかけるんですけど、年上の先輩には自分からいけないかもしれない。仲良くなったほうが現場の雰囲気が楽しくなるかなと思って、なるべく話しかけたいんですけどね。
――学校ではどんな女のコなんですか?
矢崎 うるさいタイプではあるけど、そこまで人に干渉しないと思います。
――中学時代は、バスケットボール部のキャブテン。ということは、リーダータイプなのでは?
矢崎 バスケ部の部長だったので、私も中学生のときはリーダータイプかなぁと思ってたんです。でも、部長なのに全然チームを仕切れてないなと思って。
――そうなんですか? でも明るくて活発だから、ムードメーカーとか?
矢崎 うーん......、それも違いますね。リーダーでもムードメーカーでもなくて、その他大勢ですよ(笑)。
――そんなことないと思いますけど......。友達からは、どんな子だって言われます?
矢崎 冷たいって言われます(笑)。思ってることをハッキリ言い過ぎるので、サバサバしてるねって。ちょっと上から目線で言っちゃうこともあるから(笑)。
――というと、学校のみんなとワイワイ盛り上がったりすることもないんですか?
矢崎 ありますよ。でも最近は、みんな受験の話ばっかりですね。
――高校3年生、もうすぐ受験ですもんね。がんばってください!
矢崎 がんばります! このお仕事は先がわからないから、最初は進学するか迷ったんです。でも、少しでも武器になるものを増やすには、大学に行ったほうがいいと思って決めました。
――えらいですね。『ワイドナショー』のワイドナ高校生として出演するときもしっかりしてますもんね。以前、特技の阿波踊りを披露してましたが。
矢崎 踊りましたね(笑)。『ワイドナショー』は何度も出させていただいてるんですけど、初めて出演したときはさすがに緊張しちゃって。自分のコメントをどこで求められるかわからないので、心構えが必要なんです。でも最近は、現場の雰囲気にも慣れてきたかなと思います。
――阿波踊りは、12年も続けてるそうで。
矢崎 ずっと続いてますね。たぶん、子どもの頃に阿波踊りを見に行って、やりたいと思って始めたんでしょうね。小さいときはただ踊るだけだったんですけど、自分で考えるようになってからますます楽しくなってきて。
向上心が出てきたから、続いてるんだと思います。でも、10年以上やってる人はたくさんいるので、まだまだですよ。
――そんなプライベートも充実している矢崎さん。休日はどう過ごしてます?
矢崎 とにかく寝てます(笑)。昼ぐらいに起きて、溜まった録画を見て1日が終わりますね。洋服が好きなので、買い物に行くときもあるかな。
――どんな録画が溜まってるんですか?
矢崎 NHKの朝ドラです。学校行く時間に放送されるので、リアルタイムでは見れないんですよ。
――朝ドラが好きなんですか?
矢崎 ちゃんと見るようになったのは最近なんですけど、大好きです。『あまちゃん』はセリフも流行ってたし、ストーリーも印象に残っていて。私、朝ドラに出ることが目標なんですよ。国民的に知られるような女優になりたいので、10年以内には出たいです!
――朝ドラに矢崎さんが登場することを期待してます! ちなみに女優として、挑戦してみたい役とかあります?
矢崎 ドロドロした感じの役を演じてみたい(笑)。意外と心が黒いからできると思いますよ。あまり人に気を遣わないで、思ったことをズバズバ言っちゃうから。
――え、素直なだけで、黒くないじゃないですか。嫌いなヤツの靴に画鋲入れるとか、そういう黒さはないですよね?
矢崎 怖い(笑)。そんな人います!? 真っ黒じゃないですか! でも私、言葉はキツいと思います。口喧嘩したら、悪い言葉がいっぱい出てくるかも(笑)。
――口喧嘩のシーンなら負けないと?
矢崎 口喧嘩のシーン、得意かもしれません。母とケンカすることもあるし、大きな声で怒ったら結構怖いと思いますよ!
――ムリに黒くならなくていいですよ(笑)。CM等では明るく爽やかなイメージがありますが、少女漫画の実写版にも出てみたいんですよね?
矢崎 出てみたいんですけど、自分がヒロインというのは想像がつかないんです......。できるとしたら、ライバル役かなと。
――どちらかというと、ヒロインだと思いますけど?
矢崎 私が!? それは、ありがたいお言葉です(笑)。いつかヒロインを演じられたらいいですね。
――どんな女優になりたいですか?
矢崎 ひとつの役にハマりたくない。いろいろな役を演じられて、「この役の子だよね」ってひとつのイメージに限定されないような女優さんになりたいです。
――今、憧れている女優はいます?
矢崎 杉咲花さん。明るくて元気な役だけでなく、暗くて重い役もできるところが憧れます。どんな役を演じてもハマるので、私も演じるたびに「はまり役」と言われるような国民的女優になりたいです!
(スタイリング/木村美希子 ヘア&メイク/畑山貴達 衣装協力/Hello UFO)
●矢崎希菜(やざき・きな)
2001年3月24日生まれ、東京都出身
◯「ヤマト運輸 クロネコメンバーズ 応援篇」、「東京ガス 安全TODAY・ガスライト24篇」などCMに多数出演。初主演映画『神の発明。悪魔の発明。』は2019年1月11日(金)より新潟先行上映、順次全国公開。特技は阿波踊り、バスケットボール、モダンバレエ
★矢崎希菜ちゃんのアザーカット、そして撮影時のメイキング動画が『週プレモバイル』でご覧いただけます!