西野七瀬(右)×齋藤飛鳥が語る、乃木坂46内での成長

乃木坂46としての活動を年内で終了し、2019年2月に卒業コンサートを行なう西野七瀬。共に同じ時代を1期生として駆け抜けてきた、センター経験者の3人との対談を、3日連続で配信します。

スペシャル対談、第2回の相手は齋藤飛鳥、テーマは「先輩後輩」。

12月28日に発売される、乃木坂46メンバー総出演の"まるごと一冊「乃木坂46」増刊号"『乃木坂46×週刊プレイボーイ2018』では、3人とそれぞれ別テーマで対談。今回はそれに先駆けてお届けします!

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──この7年間でおふたりが成長するきっかけはいくつかあったと思いますが、そのひとつが3期生加入のタイミングだったのではと思うんです。

飛鳥 なるほど。

──実生活では末っ子の西野さん、飛鳥さんはこれまで、面倒を見る側というよりは見られる側でしたもんね。

西野 全部人頼みだし、すべてやってもらう体(てい)でいつもいたから(笑)。そうやって生きてきたところに、"ザ・妹"みたいな3期が入ってきて。毎度のごとく私は自分からはいけないので、様子を見ていたんですけど、それでも割と3期生は懐いてくれるコが多いし。

ほかのメンバーを見ていても「懐かれてるな」って思うから(笑)、それまでの私にはなかった「あ、お姉さんしなきゃ」みたいなのは初めて経験する感情でした。

──それこそ、与田(祐希)さんと一緒にいる姿はお姉さんと妹みたいに見えますし。

飛鳥 うんうん。

西野 お姉さんに見えるっていうのも、3期が入ってから初めて言われましたし。

──飛鳥さんにもそれを感じるんですよ。大園(桃子)さんとわちゃわちゃしている姿を見ると、年齢がほぼ一緒とはいえお姉さん感を以前よりも感じます。

飛鳥 え~っ、そうなんだ。でも、面倒を見てる感覚はあんまりないし、お姉さんになろうという意識も今はなくて。ただ、1期生が3期生をかわいがっている姿を見てると、なんだかいい光景だなと思って、自分も参加しようかなって考えるようになったんですよ(笑)。

もちろん頼ってくれるのはうれしいので、それに対して一生懸命返そうとは思うけど、でも先輩であることをあんまり大きく使いたくはないから、基本的には泣いていたら慰めないでバカにするし(笑)。優しさを前面に出すのが得意じゃないから。

西野 私もそういうとき、慰め方がわからないし。

飛鳥 うん、わかんない。

西野 『乃木坂工事中』で卒業発表をして、与田ちゃんが泣いてくれたときも、「こういうとき、どうするんだ? 頭とかなでるのかな?」って感じで。だって、ずっと慰められてばかりだったから(笑)。

★第3回⇒西野七瀬×生田絵梨花、ふたりの「外仕事」

●西野七瀬(にしの・ななせ)
1994年5月25日生まれ 大阪府出身 身長159㎝ 血液型=O型
nickname=なーちゃん、ななせまる
◯乃木坂46の第1期メンバー。年内の活動をもって乃木坂46を卒業。2019年2月24日(日)に開催される、京セラドーム大阪での乃木坂46の「7th YEAR BIRTHDAY LIVE」最終日に卒業コンサートを実施する予定

●齋藤飛鳥 (さいとう・あすか)
1998年8月10日生まれ、東京都出身。身長158㎝ 血液型=O型 nickname=あしゅ。15thシングル『裸足でSummer』で初センターを務める。19thシングル『いつかできるから今日できる』では西野七瀬と共にWセンターを務める