Ｃ．Ｃ．のコスプレをした石田とゼロに扮した井上
来年２月９日に公開される劇場アニメ『コードギアス 復活のルルーシュ』（監督／谷口悟朗）の完成披露舞台挨拶が、２５日に都内で行なわれ、ＮＯＮ ＳＴＹＬＥが登壇した。
「コードギアス」シリーズは２００６年にテレビアニメ放送が開始。主人公・ルルーシュが「神聖ブリタニア帝国」の支配を覆すため反旗を翻すという内容だが、主人公はアンチヒーローであり、悪役としての"正義"が描かれている。放送時からファンも多く、今作は１６年８月に１０周年記念で製作発表された新作映画にあたる。
この日は石田明がＣ．Ｃ．（シーツー）、井上裕介が仮面の男・ゼロ（＝主人公・ルルーシュ）のコスプレで登場。井上が仮面を取るなり、「やっぱり顔が隠れているとカッコいいですね」とさっそく石田からツッコミが。
井上に合わせた特注の衣装だが、本物と比較すると......石田からは「ずんぐりむっくりしている」とツッコまれていた
しかし、同シリーズ作を何度も見ている井上は「各々の正義、各々の悪が入り乱れて、観る方によってはどのキャラクターが好き、嫌いというのが出てくると思う。仲間同士で語り合うのが魅力」とギアス愛を熱弁。「ギアスにかけて、コンビ名を『ギアスタイル』に変えたい」とファンであることをアピールした。
そして映画についても、「かなり楽しみ。新キャラクターがどう活躍するのか。Ｃ．Ｃ．がどっちの味方になるのか（気になる）」と期待を寄せたものの、
「（タイトルで）『復活』と言っているわけじゃないですか。アニメでルル（ルルーシュ）は死んでいますから、意志なのか、存在自体なのか、ここがわからない。スタッフのコメントでも生き返るとは言われていないので」
とファンらしい疑問を挙げた。
名言を再現するも観客は微妙な反応。石田が「ねばっこい」と観客の気持ちを代弁し笑いに
イベントの締めとして好きなセリフを求められた井上は「王様から動かないと、部下がついてこないだろ？」と主人公になりきって回答。"伝説の中二病アニメ"とも言われる同作であり、セリフも井上のキザなキャラクターにピッタリなはずだが、会場からは失笑が漏れることに。石田からも「映画は元々観たんですけど、井上のセリフがのどちんこに絡まってる感じ。ねばっこい」と批判され、笑いを誘った。
イベント後の会見でも「平成が終わるまでに結婚」を宣言した井上は、女性記者からの残り時間がないことをツッコまれると「決めるのは俺です。俺は時間あると思う。いまもこうしてあなたと出会えたんですから」とクサい口説き文句で返答。石田から「井上さん本気なので、結婚詐欺を狙っている方はぜひ。めちゃくちゃチョロいと思うので」とフォローのボケが入ると、「来なさい。財産持ってけ！」と叫び笑わせた。
