編集部を訪れた和久井

今年デビューするや、"平成最後の愛人"としてグラビアファンから注目を集める和久井雅子。グラビアアイドルのDVD鑑賞が趣味という彼女が、11月に念願の1stDVD『和久井雅子 イイコトしたい』を発売! そのDVDを持って編集部を訪れてくれた!

――デビューは今年1月ですよね?

和久井 そうです。それまでは福岡でOLをしていたんですけど、中学生の頃からグラビアに憧れがあって、社会人になってからも諦めきれずに1年足らずで退社して上京してきました。

――趣味がグラドルのDVD鑑賞ということですけど、中学生の時からグラビアが好きだったんですか?

和久井 もともとテレビでキレイな女優さんを見るのが好きだったんですけど、インターネットでグラビアというものを知って、そこからグラビアにハマっていったんです。

――当時、好きだった人とか覚えていますか?

和久井 相楽樹さんや田中涼子さん、小池里奈さんとか好きでしたね。今は色んな人を見てますが、当時は自分と真逆で、クラスの人気者のような元気を分けてくれるタイプの女のコに憧れてて。今も翌日の予定がなければ、朝方まで飲みながらDVDを観る日もあります。

――朝までってすごい。そんなにずっと、どこを見るんですか?

和久井 仕草とか表情とかはよく見ますね。あと肌も気になって、寝そべって体勢を変えるときに肌が綺麗な人って表面が光るじゃないですか。そのツヤが綺麗だなって思って繰り返し見たりとか。ここ良かったから見てみようって巻き戻して見て、一時停止してお酒飲んで噛み締めて次に移る、みたいな。

――噛み締めるとは?

和久井 本当にキレイだなって感情を自分の中で整理して次のパートに進むんです。流して見ちゃうと、そういう場面が多すぎて追いつかない。伝わらないですか?

――......はい、正直。でも、ただ単にグラビアアイドルの肉体美を見ているわけではないと。

和久井 バランスボールに乗っているようなお約束のシーンは、ゆっくり撮ってたりするので、まぶたや口元の動きを堪能できて、そういう意味では好きなんですけどね。

でも、一番は演技シーンですね。特に田中さんはカメラの先に男性がいるっていう時のお芝居がずば抜けて上手なんですよ。普通はテロップで男性のセリフが出るのに、ひとり芝居で完成されてて、見てるとニヤニヤしてしまいます。その部分での表現力が田中さんのDVDの一番の魅力だなって思います。

――めちゃくちゃ語りますね。

和久井 今まで友達には誰にも言えなくて、グラビアのこと話せるのがうれしいんですよ! グラビア始めてからようやくできるようになって、それだけでもよかったです。学校で男子がグラビア見ながら「吉木りさが~」って話していても混ざれなかったので。

――そんなに昔から色んな作品を見て勉強していたら、ご自身のDVD撮影は完璧だったんじゃないですか?

和久井 セリフも多く、ストーリーも練って頂いていたのですが、自分の演技に100点をつけられる日はまだ遠そうです(笑)。念願のDVDで、前日も眠れず緊張していたので、これだけ語っておきながら申し訳ないのですが、「初々しいな」と思って観て頂けるとありがたいです、すみません......。

――パッケージを見るとすごく大人っぽいですよね。

和久井 昔から見た目が変わらなくて、小学生の頃に「女子高生?」って街で声かけられたりしていました。その時はおじさんに言われて怖かったので逃げたんですけど、年相応に見られないんだなって自覚しました。

――今もおじさまにモテそうですよね。声かけられること多いでしょ?

和久井 自分がお父さん子なので、その空気がにじみ出てるのかな? でも、口説かれたって思うことがあまりなくて。務めていた会社でも30代とかの新婚ホヤホヤみたいな方が多かったから。

――ファザコンだとやはり年上のほうが好きなんですか?

和久井 年齢で見ていないので、年下が無理という事もないんですけど、お父さんに似ている部分に魅かれることはあります。お仕事を頑張ってきたことが伝わるゴツゴツした手や、年齢を重ねてきた目尻のシワだったりとか。

――結局どちらかといえば、年上じゃないですか(笑)。話を戻しますけど、DVDはどんな設定なんですか?

和久井 一応キャリアウーマンのような強い女性です。ただ、ストーリーに部長と会長が登場しているのですが、深い仲になった男性の前では女性らしくなるんですよ。そのギャップを楽しんで頂けるかなと思います。

――まさに愛人のようなシチュエーションじゃないですか。しかもふたり相手に! それこそ愛人キャラって何人かいますけど、プレッシャーはないんですか?

和久井 まだ愛人キャラとは言われていなかったんですけどね(笑)。週プレさんに"平成最後の愛人"と付けていただいて、ありがたかったです。でも、経験豊富ではないので、そのキャッチフレーズに見合う色気を身に付けるために努力をしなきゃなって。ストーリーが大事だと思うので、グラビアは。今後、演技力も磨いていきますので、応援よろしくお願いします!

■和久井雅子(Wakui Masako)
1994年、福岡県生まれ。163cm B82W58H87
今年1月にグラビアデビューし、「平成最後の愛人」として話題に。初DVD『イイコトしたい』が発売中。詳細は公式Twitter【@wakui_masako】にて