公開中の映画『神の発明。悪魔の発明。』で初主演を務める矢崎希菜(やざき・きな)。
「東京ガス」「ヤマト運輸」など数多くのCMや『ワイドナショー』にも出演する今注目の若手女優が、『週刊プレイボーイ』6号(1月28日発売)で初グラビアに挑戦! 主演映画の話や"ワイドナ"で話題となった阿波踊りについても聞いた。
■中学時代はバスケ部の怖いキャプテン
──初めてのグラビアの感想は?
矢崎 最初はめっちゃ緊張してたんですけど、撮影の途中で走るシーンがあって、そこから力が抜けて楽しむことができました。衣装がすごくかわいくてうれしかったし、表情とかも含めて、新しい自分に出会えた気がします。
──走り方を見たらすごく運動神経よさそうだね。
矢崎 走るのも好きですし、中学時代はバスケをやっていました。こう見えてキャプテンだったんですよ。
──すごい! どんなキャプテンだったの?
矢崎 みんなをまとめたり、時には怒ったりもしていたので後輩からしたら"一番怖い先輩"だったと思います。でも肝心のバスケは後輩のほうがうまかったりして、逆にこっちが萎縮しちゃったりもしていました(笑)。
──女優を目指したきっかけは?
矢崎 ファッション誌で見ていた川口春奈さんに憧れていたんです。私も女優さんになりたいって思っていたときに夏祭りでスカウトされました。
──『ワイドナショー』(フジテレビ系)で披露した阿波踊りが話題に。
矢崎 誰もが知ってる芸能人の方々に「ちょっとやってみて」って言われたら断れないじゃないですか。全国放送の番組だし、すごく恥ずかしかったんですけど、これは断れない、やるっきゃないと思って振り切ってやりました。
あまりの緊張で、あの日の収録のことは阿波踊りをやったことしか覚えていません(笑)。でも、おかげでいろいろなところで「阿波踊りのコだ!」って言われるようになりました。
──阿波踊りは何歳からやってるの?
矢崎 5歳か6歳ですね。練習は一年中やっていて、特に本番前の夏場は毎日のようにあるんです。
──阿波踊りの魅力は?
矢崎 踊っていても楽しいし、見ていても楽しい。見ている人との一体感も気持ちいいです。阿波踊りで関わっている人たちともいいつながりができているので、今後もできる限りずっとやっていきたいです。
──ルックスからは想像のできないハスキーボイス。
矢崎 私の姿が見えなくても声だけで「あ、矢崎いるな」って見つかってしまいます。ちょっと声が低いので「冷たそう」といわれることもあるんですけど、心は優しいです(笑)。
──公開中の映画『神の発明。悪魔の発明。』では初主演。
矢崎 お父さんが人口を増やすことだけを考えている新潟県の胎内川の神様で、カップルの運命を操っていくんです。私は"神様見習い"の娘役で、みんなが運命どおりの恋に落ちることができるように行動していく。行動派なところが普段の私と似ているかもしれません。一見、難しそうなテーマですが、コメディ要素がいっぱいです。
──将来はどんな女優さんになりたい?
矢崎 この人だからこんな役、っていうのではなくて、年齢も含めて幅広い役ができる女優さんになりたいです。二面性のある役とか、アクション、殺陣にも挑戦したいです。
──今後の目標は?
矢崎 いつかはNHK朝ドラのヒロインをやってみたいです。朝ドラは私も見ているし、私のおじいちゃん、おばあちゃんも見ていて、いろいろな世代の人に知ってもらえます。
半年間、同じ役を演じ続けるのってすごく大変だと思うんですけど、その分、達成感もすごいと思うんです。立派な女優さんになって、いつかはお母さんに家を買ってあげたいです。
──それでは、読者にひと言!
矢崎 今回は普段の私よりもだいぶカッコよく撮ってもらいましたが、普段の私も含めて、もっと知ってもらえるようにがんばっていきたいと思います。
●矢崎希菜(YAZAKI KINA)
2001年3月24日生まれ
東京都出身 身長160㎝ 血液型=A型
趣味、特技=阿波踊り、モダンバレエ
○東京ガス「安全TODAY・ガスライト24篇」など多数のCMに出演中。初主演映画『神の発明。悪魔の発明。』が全国で順次公開中。公式ホームページ【http://www.suns.fm/kina-yazaki/】