現在、特撮ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に出演中で、注目度急上昇中の女優・奥山かずさが、2月9日(土曜日)発売の『週刊プレイボーイ8号』で表紙&巻頭グラビアを飾っている。

彼女のリクエストに答えて実現した今回の極寒グラビア。寒かった......よね?

■笑いのツボが広くていつも笑ってます

――今回は故郷の青森県で雪のなかの極寒&温泉グラビア。お疲れさまでした!

奥山 以前から雪のなかでグラビアを撮ってもらったらキレイなんだろうなぁって、ずっとやりたいと思っていたんです。しかも今回は自分が生まれた青森での撮影だったので、これは最高だなってテンションが上がりました。

――とはいえ、本当に寒かったよね。

奥山 もう、それは(笑)。特に山で吹雪になったときは本当に「死ぬ!」と思って、ギャーッて声が出ちゃいました。でもガッツは出せたと思います。

――吹雪からの温泉はどうだった?

奥山 気持ちよかったです。やっぱり温泉でしか出せないムードってあるんだなと思いました。なんか色気というか、けっこう、雰囲気が出ますよね。

――ちょっとのぼせちゃったってのもある?

奥山 そうかもしれない(笑)。温かくて湯気もあって......ホワンとした感じになりました。でもセクシーすぎず、ヘルシーな色気みたいなものを読者の方に楽しんでいただけたらうれしいです。

――青森には何歳までいたの?

奥山 18歳までいました。今回、久しぶりに帰ったんですが、雪が深くて驚きました。年末年始に帰っても意外に積もってないんですよね。でも、なぜか成人式とか卒業式とか入学式とか、そういう節目のときはいつも大雪だった思い出があります(笑)。

――やっぱり子供の頃から雪は身近なものだったんだね。

奥山 はい。今回、久しぶりに雪をかき分けて歩いたりしたら幼少期が懐かしくなりました。でも私、なぜか高校ぐらいまでコートを着ることにすごく抵抗があって、ほとんど着なかったんですよ。

――寒すぎでしょ!

奥山 ブレザーの下にカーディガンとかスエットを着て、脚も出してました。ダウンジャケットもまったく着なかったし、今考えるとなんで寒くなかったんだろうって(笑)。

――若いって素晴らしい。

奥山 雪の上で走り回っていると自然と体が熱くなってくるんです。普通に素手で雪合戦とかもしてましたからね。

――今も地元に友達はたくさんいるの?

奥山 小学校、中学校の友達はたくさんいます。成人式のときに帰ったんですが、地元にはそんなにたくさんお店もないので、ひとつの居酒屋にみんなが集まる感じになるんです。こっちのテーブルが1組、隣が2組、向こうが3組みたいな感じで、なんなら中学校全体の同窓会みたいになっていた記憶があります。

――成人式ではお酒は飲んだ?

奥山 飲みたかったんですけど私、3月生まれなのでそのときはまだ飲めなくて。お店もしっかり年齢確認していて「まだ19歳の人は今日は飲めません」って。

――普段、お酒は飲むの?

奥山 そんなにたくさんは飲めないです。ビールは好きです。

――酔っぱらうとどうなるの? 失敗談とかある?

奥山 まぁまぁ陽気になります。失敗談は......大学時代に酔っぱらって家に帰って、コートを着たままお湯の入っていない浴槽に入ってそのまま朝まで寝てた......みたいなことはありました(笑)。

■ビキニを着る機会はあまりなかった

――周りの友達からはどんな性格といわれることが多い?

奥山 笑いのツボが広いというのか浅いというのか、すぐに笑ってしまうんです。「そんなに笑ってもらえると、自分がすごく面白い人だと勘違いしてしまう」ってよく言われます。

――ちなみに好きな男性のタイプは?

奥山 体が大きい人が好きなんです。守ってくれる感じがするというか。思いやりがあって優しくて、大きい人がいいですね。

――ぽっちゃりでもOK?

奥山 大きければOKです(笑)。

――出演中の特撮ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』では明神つかさ/パトレン3号を熱演中。ついに2月10日で最終回を迎えます。

奥山 最初からふたつの戦隊が登場するので「いったい、どうなっちゃうんだろう?」って思っていた方も多いと思うんですが、ドラマ性もすごく重視して作られているので最後の最後まで気の抜けない展開を楽しんでいただけたらと思ってます。

――撮影ではどんなところに苦労した?

奥山 やっぱりお芝居がうまくできずに悔しい思いをすることは多かったですね。あと、戦隊ものって年中、同じ服で撮影するので、冬は寒くて夏は暑いです(笑)。汗びっしょりになったり、凍えそうになったりしながら1年間撮影してきたので、思い入れも強いですね。

――戦隊ものはファンもかなり熱いみたいだね。

奥山 イベントでファンの方と交流するんですが、こんなにたくさんの方が応援してくれてると思うと本当にありがたいです。ファンの方の前で話す機会ってこれまでなかったので、最初はすごく緊張したんですけど、素の自分を受け入れてもらえたので徐々に肩の力が抜けてきました。番組が終わってもイベント「ファイナルライブツアー」で全国を回るので、それも楽しみです。

――今後の目標は?

奥山 一番はまず女優としてしっかり、ひとつひとつのお仕事を真剣に、全力でやっていきたいと思ってます。グラビアも続けていきたいです。高校生までは寒い所にいたのでビキニを着る機会もあまりなかったんですけど、ボディメイクやポージングでも毎回、新しい発見があって楽しいです。

――グラビアの反響もかなり大きいみたいだね?

奥山 『ルパパト』のファンだけでなく最近は女のコからも「見たよ」「買ったよ」といわれることが増えてきてすごくうれしいです。これからもがんばります!

●奥山かずさ(おくやま・かずさ)
1994年3月10日生まれ青森県出身身長164㎝ B83 W59 H86血液型=B型○「第1回ミス・美しい20代コンテスト」で準グランプリを受賞。スーパー戦隊シリーズドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日系)に主要キャストのパトレン3号(明神つかさ)として出演中。公式Twitter【@okuyama_kazusa_】