2019年。今年、週プレNEWSが"大注目する期待の美少女アイドル"連続インタビューも3人目!
今回登場するのは、アイドル王国・ハロー!プロジェクトから、浅倉樹々(あさくら・きき)ちゃん! 前編記事に引き続き、結成して今年5年目を迎える、つばきファクトリーのセンターを務める彼女に突撃だ!
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――そして、オーディションに落ちたものの、そのままハロプロ研修生になり、半年後には「つばきファクトリー」が結成され、加入したわけですね。
浅倉 まさかこんなに早く加入できるなんてビックリしました。もちろんすごくうれしかったんですけど、「モーニング娘。さんになるために!」と思ってオーディションを受けたこともあるので、やっぱりちょっと複雑な気持ちもあって。でも新グループに選ばれたってことは「このメンバーで頑張ってほしい!」っていうことだと思うから。ちゃんと受け入れて精一杯頑張ろうって思いましたね。
――メンバーの中にライバル視していた人っています?
浅倉 やっぱり小野田紗栞ちゃんは、合宿オーディションのときからずっと練習していたし、「一緒に入ろうね!」って話していた仲なのでライバル意識はあります。でも私が先につばきファクトリーに入ったときは、お互いに距離が開いてしまったこともありました。
――ギクシャクしましたか。
浅倉 ありました。悲しいなとも思いましたけど、自分が選ばれたことで選ばれなかった人もいっぱいいるので。「そのコたちのためにも、堂々とした存在にならなければいけないな」って気持ちでやってました。多分、普段は言わないけど、お互い、そういう「負けない!」って気持ちはあると思います。
だから、1年後に小野田紗栞ちゃん加入したときはすごくうれしかったです! サプライズで加入が決まったときはうれしすぎて泣きました(笑)。なんだろう。ライバルでもあるし、友達ではないけど近い存在です。あまり口にしたりしないですけど、心の支えです。
――「心の支え」。素晴らしいです! 今、つばきファクトリーは勢いがあります。個人的には、その勢いの原動力になっている浅倉さんの心に「高橋 愛がいること」っていうのは実は大きいと思っていて。
浅倉 はい。なんかうれしいです。高橋 愛さんは本当にすごいから。
――高橋 愛さんのすごいところって、どこですか?
浅倉 やっぱり一番は、パフォーマンスがすごいこと。154センチくらいで、私と身長、ほぼ変わらないのにステージに立つと本当に大きく見えるんです。ものすごいオーラと表現力。とりあえず観てほしいのが、2009年春の「プラチナ 9 DISCO」っていうツアーです。
『SONGS』という曲から始まるんですけど、そのときのパフォーマンスが本当にかっこよくて、ぜひ観てもらいたいです。高橋さんってキメるときは、まばたきひとつしないんです。なにか「獲物を獲るぞ!」みたいな力強さってときもあるし、可愛らしい曲のときは笑顔が本当に輝いてるんです。曲によって何人もの高橋さんがいるんですよ!
――なるほど、高橋 愛さんへの愛情が伝わりますね。いつかは高橋 愛さんを抜きたいと思ってます? それとも憧れですか?
浅倉 「抜きたい」よりも「同じラインに立ちたい」って気持ちですかね。もう18歳なので、もっと成長するスピードを速めないと、とは思います。もっともっと自分を高めていきたいです。
――では、浅倉樹々の見どころってどこですか? 今の「高橋 愛さんのここを見てほしい」っていうのにあやかって、「浅倉樹々のここを見てほしい!」っていうのを教えてください。本人に聞く話じゃないかもですが。
浅倉 自分で言うんですか? う~ん。
――では、無茶振りついでに3つお願いします!「ここがすごいぞ浅倉樹々ベスト3」! では1位から!
浅倉 う~ん。最近だと『純情cm(センチメートル)』っていう曲があるんですけど。その曲のラストサビで、あえて顔は向けずに、背中を向いて踊るところがあるんですね。で、その背中から......もう、感情をいろいろ出してます。「ライブでのあそこの踊り、樹々ちゃんの感情が伝わってくる」ってよく言われます。だから、そこを見てほしいです!
――これは見たいです! では第2位!
浅倉 新曲の『三回目のデート神話』。この曲はロックでかっこいい曲調になってるんですけど。私、もともとハロプロも大好きなんですけど、L'Arc~en~Cielさんとか、Acid Black Cherryさんみたいなロックもすごく好きなので。お客さんへのかっこいいアオりを研究してるんですよ、最近。
で、『三回目のデート神話』ではサビあたり、ほとんどアオってるので、そこを見てほしいです。他のメンバーとカブらないようにアオってます。
――私のアオりを見ろ! と。ではラスト3位をお願いします!
浅倉 『初恋サンライズ』って曲で私、「本当は、私のすべてを見せたいの」ってセリフがあるんですけど、いつも本当に緊張して。イントネーションが「見せたいの(「た」だけ変に強調)」みたいになることが多いんですよ。ツアーのときとか毎回やっちゃうんですよ。でも、「素のままの自分を見てほしい」っていう気持ちもあるので、恥ずかしいですけど見てください! 良くも悪くも、私にしか出せない部分なんで。
――これを読んだみなさんも、ぜひライブに足を運んで「ここがすごいぞ浅倉樹々ベスト3」をチェックしてもらいたいですね。では最後に2019年の目標を。
浅倉 個人的な目標は「浅倉樹々といったらこれ」っていうのが出てくるようにしたいなって思ってます。「何か伝えられるものを増やしたいな」っていうのと、パフォーマンス力を上げていけるように頑張りたいです。
――ちなみに「樹々」って名前は、お母さんがジブリ好きで、『魔女の宅急便』の主人公・キキからとったんですよね?
浅倉 そうなんです。私自身は『千と千尋の神隠し』が好きなんですけど。
――お母さん、残念(笑)。でも今、ちょうどキキくらいの髪の長さじゃないですか。キキのコスプレしたことってあるんですか?
浅倉 魔女はありますけど、キキはないです。
――じゃあ、もうやるしかないじゃないですか! 1年に1回くらい金曜ロードショーで『魔女の宅急便』放送されますから。そしたら、そのタイミングでやってみたらどうですか?「あ、キキのコだ!」って思われますよ。
浅倉 たしかに! これはやるしかないですね。今年、『魔女の宅急便』が放送されたらいってみます! そういうの大事ですもんね!
――楽しみにしています(笑)。ありがとうございました。
●浅倉樹々(あさくら・きき)
2000年9月3日(18歳)千葉県出身。メンバーカラーはライトピンク。好きな食べ物は「たらこスパゲッティ」。2月27日に5枚目のシングル『三回目のデート神話/ふわり、恋時計』がリリース! 詳細は公式サイトをチェック!