2008年に15歳で『週刊プレイボーイ』のグラビアに降臨し、それから約8年、週プレに出続けてくれた小池里奈ちゃん! 『週刊プレイボーイ6号』(1月28日発売)にて、2年ぶりのグラビア復帰を果たした彼女に、少女から大人へ成長した10年間を振り返ってもらいました~!
■中学生時代は撮影中いつも走り回ってました!
──現在、発売中のデジタル写真集『小池里奈×週プレ【2008~2016グラビア全記録】』も大好評! 小池里奈ちゃん・週プレグラビアデビュー10年を記念して、振り返りインタビューです。読者の皆さんも、デジタル写真集を見ながら振り返っていただきたいですね。
小池 ですね(笑)。よろしくお願いします。
──週プレのグラビアに初登場したのが15歳のときです。
小池 そうです。『仮面ライダーキバ』やってる頃です。週プレさんに出れるのがうれしかったのを覚えてます。当時は子供だったので、撮影中に走りだしたりして、それをカメラマンさんが追いかけて写真を撮る、みたいなことがたくさんあって。
──THE・自由奔放!
小池 皆さん「待って! 走らないで!」って言いながら(笑)。一回、沖縄の伝統衣装を着ての撮影があったんです。そのときにカメラマンさんが私に気を使ってくださったんだと思うんですけど、自分も同じように女物の衣装を着て(笑)、撮影してくれたんです。体が大きくて長髪のカメラマンさんだったんですけど。まぁ、いつものように走り回って。
──じゃあ、沖縄の伝統衣装で女装したおじさんが、カメラを持って少女を追い回してたと? アグレッシブな状況!
小池 そうなんです(笑)。それを見て面白がった小学生たちが、さらにカメラマンさんを追いかける、みたいな。それも私がずっとはしゃいでたからなんですけど。
──そして、中3から高1と、週プレへの登場回数が増えていきます。同時に女優のお仕事も増えていきますね。ちなみに、当時は「芝居」と「グラビア」って、自分の中でどんなすみ分けだったんですか?
小池 お芝居は、やっぱり「誰かを演じる」って感じも楽しかったし、監督さんとかほかの女優さんとか「みんなで作り上げる」っていう感じが、当時は文化祭みたいでウキウキしてました。
そしてグラビアは写真だから、「いろんな表情をしなくちゃ」「自分のパーソナル的なものを出せたらいいな」って思っていたので、できるだけ自然体でいるようにしてました。
──でも15、16歳って、特にメチャクチャ忙しい時期ですよね。学業と仕事、よく切り替えできましたね。
小池 そこは私、昔から"切り替えマン"なところがあって。
──初めて聞くヒーローですね。
小池 (笑)。ずっと栃木から通っていたんで、移動に1時間かかるんです。だから切り替えられたのもあると思うんですけど。あと、学校は学校、仕事は仕事。お互いに持ち込まないって思ってたので、うまく切り替えマンになれてましたね。
──確かに芸能活動をキッチリやりながら、しっかり大学まで進学したんだからすごいです。
小池 でも、周りの人にものすごく助けられました。クラスの友達、担任の先生、塾の先生。みんな私が勉強できるように手伝ってくれて。本当に感謝です。
■「おっぱいなくて大丈夫?」初表紙のときは不安でした
──2010年の夏。16歳で、週プレ初表紙を飾りました。少しずつ大人っぽい表情になって。
小池 中学2年の頃から続けて見ると、確かに(笑)。でも、表紙になるって聞いたときは「私でいいのかな?」って不安でしたよ。自分の知名度とかもわからないし。「大丈夫なのかな?」って。だってプレイボーイって「胸のある人が表紙をやる」ってイメージがあったから「おっぱいのない私がやっていいの?」って。でも、週プレの表紙は憧れですから。不安でしたけどうれしかったですね。
──ちなみに、今回発売になったデジタル写真集は、当時、週プレに掲載されたまんまで収録されています。なので、当時のプロフィールや写真に添えたポエムも一緒に載ってるんですよ。
小池 面白いですよね。
──高校卒業時は「無邪気に無責任に無防備でいられる時もきっと残りわずか」、大学生になるときは「新しい彼女に、きっと日本中が気付いてしまう」と、年齢にリンクしてます。
小池 タイトルも「18歳の彼女」「小池里奈第二章」「大人の階段」って、成長してますね。週プレさんには大人の階段上らせていただきました(笑)。
──中学生からのお付き合いですから(笑)。大学生時代は水着も大人っぽくなってますし、背中もドーンっと出してます。
小池 大人ですね~。特に自分でも20歳のときは「子供っぽいイメージを変えたい!」って思ってました。「グラビアで大人っぽいイメージを見せられたら、女優さんとしても幅が広がるのかな?」って。まぁ、走り回ったりするグラビアも恋しかったりはしましたけど(笑)。
──そして、2016年。芸能活動休業の前に最後に撮影したのが『シーツの涙』という。
小池 そうですね。自分の中ではこのとき「大学卒業と同時に辞めよう」って思ってました。でもそのときだからこそ撮れるグラビアで。カメラマンさんに見透かされているような、そんな気がして......。最後の週プレらしい、すてきに撮っていただけてうれしかったです。本当に。
──......と、いうわけで、ここから2年後、週プレにてグラビアカムバックを果たしたわけです。どうですか? 駆け足でしたが、この10年を振り返って。
小池 やっぱり、こうやって続けて見ると、成長が生々しくわかりますよね(笑)。でも最初は、こんなにグラビアを続けられると思ってなかったので。今、当時の自分に声をかけるとしたら「まだやってるよ!」って言いたいかな。
それと、大人になったからこそ「こういうグラビアもやってみたい。いい作品は残したい」って思うようになったので、もうちょっと突き詰めたいなって思ってます。
──―それはうれしい。これからも週プレをよろしくです~。
●小池里奈(こいけ・りな)
1993年9月3日生まれ、栃木県出身。2年間の海外留学を経て、昨年10月より芸能活動を再開。TBS公式チャンネル「となりのこいけ」でYouTuberとしての活動がスタート。【@Koikerina0903】