『週刊プレイボーイ』11号で初グラビアに挑戦した島村みやこ

SUBARU XVのテレビCMへの出演で話題になったあのお姉さん、島村みやこの初グラビアが『週刊プレイボーイ』11号(3月4日発売)で実現。平成元年生まれ、大人の魅力ムンムンなニューヒロインに迫る。

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──島村さんは今回が初グラビア撮影。いかがでしたか?

島村 とにかく撮影前は「現場はどんな雰囲気なんだろう? どんなポーズをすればいいんだろう? どんな段取りで動けばいいんだろう?」って、わからないことが多すぎて戸惑いがありました。

それでもカメラマンの栗山秀作さんから撮影直前に「グラビアの現場では、こうしなきゃいけないって決まり事はないから。みやこちゃんがそのシチュエーションで感じたことをストレートに表現してくれたらいいんだよ」と言ってもらって、気持ちが軽くなりました。なので撮影中は緊張しませんでしたし、伸び伸びやれたと思います。

──撮影時、気温は5℃。過酷な現場でした。

島村 ほとんどが屋外でのロケだったし、雨も降っていたし、最初は鳥肌と震えが止まらなかったですね。でもいざ撮影が始まると自分でも不思議なくらい集中できて。気づいたら寒さはまったく気にならなくなっていました。

──撮影現場で特に印象的だった出来事は?

島村 普段私がよくさせていただいているようなモデルのお仕事って、もともと撮る写真のイメージが決まっていることが多いんですけど、グラビアの現場では「あ、この場所の雰囲気いいから一回試しに撮ってみよっか?」みたいな感じで動くこともあるのが驚きでした。

特にグラビアの2ページ目の霧の中でダウンコートを羽織って撮っているカット。ロケバスで移動している最中に編集さんが「霧がいいから一瞬車止めて撮りましょう。上着着たままがいいと思います」って提案してくれて撮影したんですが、事前の打ち合わせでは考えていなかったようなカッコいい写真が撮れてとても面白かったです。

このライブ感はグラビアの現場特有だと思います。さすがに霧の中の撮影は寒すぎて翌日ちょっと風邪気味になりましたけどね(笑)。

──無理な注文をしてしまい、すみません(汗)。平成元年生まれで29歳の島村さん。週プレに登場しているほかの女のコたちと比べるとお姉さん的な立ち位置です。

島村 撮影中も確かにそれはちょっと意識していました。でもグラビアとひとくくりにいっても、週プレさんは特に各企画でいろんなコンセプトがあるし、今回も私に合ったテーマで、すてきなスタッフの皆さんを選んでいただけて、私ならではのグラビアができたと思うし、いい意味でほかのページとテンションの違うものができたので、よかったかなと思います。

──何か具体的に意識されたことってありますか?

島村 「しなやかさ」を表現することを心がけました。例えば楽しさを表現するシーンだとしたら、キラキラしたフレッシュな笑顔をつくるんじゃなくて、軽くほほえむくらいの表情をすることで大人の余裕みたいなものを少しでも醸し出せるようにしたり。

──確かに島村さんの表情には、奥ゆかしさを感じました。

島村 今回はクールでハードな写真も多くて、どちらかというと「陰」なグラビアでしたが、次撮るならちょっと「陽」の要素も加えた撮影に挑戦してみたいです。夕日をバックに柔らかい雰囲気の写真とかも撮ってみたい。

──今後は女優業に力を入れていきたいんだとか。

島村 はい、今も3月27日から始まる舞台『ONION~いのちあるところ~』の稽古の最中です。共演者も役者として長く活躍されている方々ばかりで毎日本当に勉強させていただいています。

キャラクターひとつ作るにしても、キャスト全員が納得するまで意見を出し合うんです。時間の密度も濃いし、自分の実力不足を感じることも多いけど、だからこそやりがいも感じる。間違いなくいい舞台になると思います。今回のグラビアを見て、私に興味を持ってくれた方がもしいたら、ぜひ足を運んでいただきたいです。

■島村みやこ(SHIMAMURA MIYAKO)
1989年6月10日生まれ 東京都出身
身長168㎝ B83 W59 H86
◯3月に行なわれるSHOW劇 無=魂 第14回公演『ONION ~いのちあるところ~』に松岡優子役で出演予定。SUBARU XVのテレビCMに出演。ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第9話(3月4日放送)に出演