3日、「東京マラソン2019」に併せて行なわれたランナー応援イベント『マラソン祭』に、アップアップガールズ(2)の吉川茉優(よしかわ・まゆ)が登場。フリークライマーの尾川とも子、車いすレーサーの廣道純とともにトークショーを行なった。
吉川は昨年の東京マラソンに参加。事務所社長の「ボス命令」により2ヶ月ほど前に出場が決まったという吉川は、「部活もやったことがなく、最初、2時間くらいで走れると思った」というほど、マラソンとは無縁だったそう。
しかし、アイドル活動のため週2回しか練習できなかったものの、見事完走。MCを務めたアンタッチャブルの柴田英嗣から、「マラソンを経験して変わったこと」と聞かれると、
「元々自分に自信がなかったけど、人生最大の挑戦だったので自信になった。もし次、走ることになったらアイドル辞めます。前回はアイドルをできなくなってもいいという覚悟だったんですよ、すごいブサイクな顔で中継に映るかもしれないし。それくらいの覚悟だったので、次やるならもっと本格的にやりたい」
と本気宣言。しかし、次の挑戦として挙げたのはまさかの料理。「恥ずかしいんですけど、まったくできないので」という吉川に「マラソンの次に挑戦することじゃないよね(笑)。料理と一緒にされると......」とツッコまれ、会場を沸かせた。
また、アスリートとして活躍する2人に、吉川がマラソンでのモチベーションについて質問する一幕も。
「僕は第二の車いす人生がめちゃめちゃ楽しいものに変わった。だからレース界への恩返し」(廣道)
「クライミングと重ね合わせ、どんな壁も乗り越えられるはずだと思っている」(尾川)
と実直な思いが返ってくるなか、逆に問われた吉川が挙げたのは「オムライス」。
「私はオムライスが一番好きで、マラソンのときもオムライスを思い浮かべながら走ってました」と返答する吉川に観客から笑いが漏れたが、廣道からは「俺らでもある、レース終わったら焼肉いくぞ!とか。けっこうそのモチベーションは大きい(笑)」とフォローされ、意外な共感を呼んでいた。