『映画 賭ケグルイ』の完成披露試写会が11日に東京都内で行なわれ、主演の浜辺美波、高杉真宙、森川葵、池田エライザらキャスト13人と、英勉(はなぶさ・つとむ)監督が登壇した。
ギャンブルの強さによって階級が決まる学園を舞台に、浜辺が演じる蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)が成りあがっていく学園バトルストーリー。同名の原作コミックはシリーズ累計500万部を突破。昨年からドラマ化され、現在はシーズン2が放送されている。
今回の映画は完全オリジナルの脚本。浜辺は「本当に誰が勝つのかわからないんです。誰がこのトーナメントを制するのかを予想して、ドキドキしながら楽しんでいただけたらと思います」とアピール。さらに常軌を逸したギャンブラーたちが揃うとあって、その強烈なキャラクターに「笑っちゃうシーンもたくさんあるんですけど、それぞれのキャラクターの生き様だったり、いろんな姿を見れる面白さもあった」と魅力を明かした。
一方、浜辺とタッグを組む早乙女芽亜里(さおとめ・めあり)役の森川は、今回披露したアクションとダンスについて、「(ドラマの)シーズン1のとき、監督に『アクションとダンスはホントに苦手です。無理です』って言ってたんです。そしたら『じゃあやろう』と用意されてて、やらされました。ダメって言ったじゃないですか!」と興奮気味に語った。
登壇者たちの挨拶が終わると、トークセッションへ。
ひとつ目のテーマは「このなかでもっとも駆け引きがうまいと思うのは?」。登壇者たちによる指名で選ばれたのは、原作でも絶大な人気を誇る生徒会長・桃喰綺羅莉(ももばみ・きらり)を演じる池田。「気がついたらエライザワールド」(高杉)、「私が男だったら手の上で転がされたい。飼われたいです」(柳美稀)など、「独特の雰囲気」(浜辺)が理由だった。
そして次のテーマは「このなかでもっとも勝負強いと思う人は?」。このテーマでは浜辺と森川を選んだ人が多く、さらに本人たちはお互いを指名。
森川が浜辺に対して、「周りがどんな芝居をしても、全部きれ~いに持っていくから、他でも何でも持っていきそう。そういう強さを感じます」と理由を述べると、一方の浜辺は「森川さんの本番でのぶっ込み度合いが、結構ぶっ込んでいて、知らないところでカメラ目線したりとか。それを本番でしかやらないのに、ちゃんとキメて持っていく感じ」と森川の強さを語った。
そんななか、池田は「もっとも勝負強いと思う人」に浜辺を指名。「じゃんけんに負けるイメージがない。想像がつかない。ニコニコしながら勝ち続けるイメージ」と理由を話すと、浜辺からニコニコしながら「じゃあやってみますか?」と挑発的な提案が。しかし、一発で池田が勝ってしまったため、浜辺は「そこは負けてもらわないと~」と悔しそうに笑った。
『映画 賭ケグルイ』は5月3日(金)より全国公開される。