フジテレビの報道局に勤務する阿部知代元アナが、かつて「史上最強の女子アナ」と評した女子アナがいた。2001年にフジテレビに入社した、アヤパンこと高島彩アナだ。
入社当初から彼女は、いろいろな意味で話題だった。
「まさに"新人類"でしたね。愛らしいルックスをしていながら、麻雀好き、居酒屋大好きを堂々と公言していて、そのギャップがスゴかった。軽井沢での新人研修では、飲みすぎた挙句、自身のセーターの中に嘔吐(おうと)したのはもはや伝説(笑)。1990年代には絶対にいないタイプの女子アナでした」(フジテレビ関係者)
実は彼女、学生時代からギャルモデルとして注目を浴びる存在だったという。
「高校生の頃からティーン系ファッション誌に読者モデルとして活躍していて、同世代から高い支持を受けていました。当時の彼氏もモデルで、カップル特集などでラブラブぶりを見せつけていましたよ(苦笑)。『トゥナイト2』(テレビ朝日)に、"スーパー女子高生"として紹介されたことも」(芸能ライター)
そうしたタレント性に視聴者も引きつけられ、彼女は一躍時の人に。深夜番組『アヤパン』と『千枚CD』のコラボ企画でリリースした『着信のドレイ』がヒットしたほか、入社3年目にして『めざましテレビ』メインキャスターの座を射止めたのだ。
「あれだけの実力と人気を兼ね備えた女子アナはもう出てこないかもしれない。それくらいの逸材でした」(前出・関係者)