ドラマ『I"s』で伊織役を演じるなど、注目を集める女優、白石 聖(しらいし・せい)が18日、都内で行なわれた「『ゼクシィ』新CM発表会」に出席した。

今回、白石が抜擢された『ゼクシィ』CMガールは「若手女優の登竜門」とも呼ばれ、これまでに広瀬すずや新木優子、吉岡里帆が選ばれている。白石は12代目となるが、「本当にうれしい。今ここに立っているのが夢のよう。夢が叶った実感があります」と喜びもひとしお。「(結婚に)悩みや不安を抱える女性がたくさんいると思うので、少しでも背中を押せるCMになったらうれしい」と意気込みを明かした。

イベントには、平成元年に結婚した泉ピン子も登場。

泉からの生々しい結婚アドバイスに笑う白石

司会者から理想の結婚を聞かれた白石に対し、泉は「そんな夢持たないほうがいい、それが失敗のもとになるから。自分の人生は自分の。理想なんか試行錯誤して、苦労しなさいよ。低くね」とアドバイス。

結婚そのものに「ふたりだけじゃなくて両親にとっても思い出に残る......」と答える白石を遮(さえぎ)って、「両親は重たいから期待しちゃだめ。絡んでくるとロクなことないから。ふたりが上手くいことを考えよう、ねぇ?」と含蓄(がんちく)あるダメ出しで、会場に集まった人々をうならせた。

たたみかけるように泉は、結婚相手について「女優やるなら、台本読むような男はダメ。四の五言ってくる相手はやめなさい。いっぱい恋愛して、いっぱい失敗して、いっぱい傷ついて、最後にいい人捕まえなさい。まあいいか(という気持ち)で結婚したほうが上手くいくかもね」と白石に優しく諭した。

「仕事はくれないとチャンスは活かせない」ということで「仕事ください」と頭を下げるふたり

イベント後の記者会見では、前述の「若手女優の登竜門」ということで女優としての目標を聞かれた白石は「同年代の素敵な女優さんがたくさんいますので、自分も負けない個性を見つけながら、いろいろな役に挑戦したいと思います」と意気込み。

それを聞いた泉は、「難しいと思う。なぜかっていうといっぱいいるから」と、あえて厳しいひと言。

それに続き、「その中でどういう役どころって掴んでいかないと。どんな小さい役でも挑戦して、なんでもチャンスだと思ってやらしていただいたらいいと思う。小さくたってそのうち自分で大きくするって思えばいいじゃない」と前向きなアドバイスを送り、「私の年(71歳)まで頑張りなさいよ」とエールを送った。

大女優・泉ピン子から期待を寄せられた白石聖。さらなる飛躍に注目だ。