「史上最高にかわいいレースクイーン」として話題になった藤木由貴(ふじき・ゆき)も、昨シーズンをもってレースクイーンを卒業。
4月22日(月)発売の『週刊プレイボーイ18・19合併号』では、レースクイーン卒業後、『週刊プレイボーイ』では初めてのグラビアに登場した。八丈島を舞台に新境地を切り開いた彼女、現在の心境は?
* * *
――昨シーズンをもって、レースクイーン(以下、RQ)を卒業した藤木由貴さん。今年1月発表の「日本レースクイーン大賞2018」では、5人が受賞する「大賞」には選ばれたものの、惜しくもグランプリは逃してしまいました。
藤木 「日本レースクイーン大賞2017」のときも大賞止まりで、すごく悔しい思いをしました。当時、「グランプリを獲れなかったらRQを辞める」ってファンの皆さんに公言していたんですけど、どうしても獲りたくて、1年限定でRQを続けさせてもらったんですよ。だから昨シーズンにかける思いは強かったんですが......。
――授賞式当日のステージで結果が発表されたわけですが、どんな心境でした?
藤木 もちろん、獲れる自信はありましたし、そのための努力はしてきたつもりです。ただ、ファン投票の期間中、グランプリを受賞した林 紗久羅ちゃんもすごく頑張っていて、それをずっと見ていたから、発表のステージに立ったときに「もしかしたら紗久羅ちゃんの名前が呼ばれるかも」なんて思ったりはしていました。
これは負け惜しみではなく、「卒業を決めている私より、RQを続けていく人に獲ってもらいたい」という気持ちもあったんですよ。悔しさ半面、ホッとしたというか。まぁ、バックヤードでは大泣きしてしまいましたけど......。
――控室のテーブルに突っ伏して泣いている姿を目撃しました。
藤木 え~見られていたんですね、恥ずかしい(苦笑)。でも、こうして振り返ると、4年前にRQとしてデビューして、1年目から「クリッカー賞」をいただいてステージに立てて、2年目から4年目まで3年連続で大賞に選んでもらえた。本当に幸せなことで、ファンの皆さんには感謝しかありません。
――RQを卒業したっていう実感はありますか?
藤木 う~ん。3月に私が所属していた「ZENTsweeties」の卒業イベントがあったんですよ。まだ時間がそんなにたっていないこともあって、正直実感はないですね。4月13日に今シーズンが開幕したのですが、ネットでレース結果をチェックしたり、今年はどんな新人RQがいるんだろうってSNSを見たり。今も頭のどこかには、レースのことがあるんです。
――そして今回、週プレではRQ卒業後、初めてのグラビア撮影でした。大人っぽいカットが多かったですね。
藤木 今までは笑顔全開っていうグラビアが多かったんですけど、こういう艶っぽい雰囲気も好きなんです。ロケ地は初めて行った八丈島で、すごくステキな場所でした。滝に打たれたり、廃墟の中で撮影したり、牧場で撮影中に牛に絡まれたり(笑)。いろんな経験ができてすごく楽しかったです。
――今後はどんな活動をしていく予定ですか?
藤木 もちろん、グラビアは続けていきたいですし、ドラマや映画など映像の仕事も増やしていきたい。今、演技の勉強をしていて、先生に教わるうちに、人間の感情の動きや、ひとつひとつの所作などを深く考えるようになりました。
藤木由貴と違う人を演じる感覚が新鮮な一方、役柄になりきることが本当に難しくて。少しずつ表現力をつけていければと思っています。WOWOWで放送中のオリジナルドラマ『東京二十三区女』の最終話に出演しているので、ぜひ見てください!
――藤木さんは明るい性格ですし、バラエティも向いていそう。
藤木 以前、あるバラエティ番組にゲスト出演させてもらったとき、全然トークができなくて。あまりのふがいなさに、帰りのロケバスで泣いた思い出が......。
――何事も経験ですよね。
藤木 今年、地元・沼津(静岡県)の「燦々ぬまづ大使」に任命されたので、その経験を糧(かて)に、積極的にPRしていきたいと思っています(笑)。
(スタイリング/設楽和代 ヘア&メイク/萩村千紗子)
●藤木由貴(ふじき・ゆき)
1989年9月27日生まれ 静岡県出身 身長160cm B81 W58 H84
○2015年にレースクイーンデビューし、「日本レースクイーン大賞」をはじめ、数々の賞を受賞。2018年シーズンをもって卒業。ファーストDVD『その先へ...』が発売中!ファースト写真集『Dear My Honey』も発売中!
公式Twitter【@yukichii927】公式Instagram【@yuki.grm】