23日、モデルの市川紗椰が8月から日本で開催される『STAR WARS Identities: The Exhibition』のアンバサダーに就任し、発表会見に登壇した。

同イベントはこれまで7カ国、12都市で開催。小道具、模型、映画のオリジナルイラストなど200点が紹介され、市川いわく「キャラクターに焦点を当て、おなじみのキャラクターについて新しい発見や再発見ができる」展示になっている。

『週刊プレイボーイ』の連載「ライクの森」では、鉄道やアニメなどマニアライフを綴っている市川。『スター・ウォーズ』もそのひとつで小学3年生からハマっていたそう。すでにシドニーでの展示会に行っており、

「作りの生々しさを見られるのはすごい。R2-D2はちょっとペンキの塗りが雑。何度映画を見ても気づかなかったけど、そういった完璧じゃないところにリアリティが表れているんだな」

「ヨーダのすごいところは唇の上にちょんちょんってヒゲが生えていて、その発見はうれしかったです。(展示会では)ヨーダの構想段階の資料もあるんです。最初は七人の小人みたいなおじさんぽい。ルークも一回、女のコという設定も考えられたみたい」

など、新しい発見を体感。ほかにもカーボン凍結されたハン・ソロや基地で床を走るマウス・ドロイドなどにも触れ、「大丈夫ですか、こんな細かい話で」と自身でも心配していた。

熱く語る自分のマニアックさに苦笑いする市川

また、市川は本展示の特徴である「インタラクティブスペース」にも言及。これは、会場内で『あなたを形成するフォースはなにか?』というテーマの質問に答えると、「スター・ウォーズ」のキャラクターを元に約5000万通りのオリジナルキャラクターを創ることができるものだが、

「具体的な生い立ちや思想に関する質問などに答えていくんです。『スター・ウォーズ』は、なぜ人は自分になっていくのか、生まれ持ったものによってどれくらい決まっていくのかとか、そういった哲学的な問いにも迫っていく。自分のことも知ることができて他にはない展示会」

と説明。実際に体験した市川は、カミーノアンの賞金稼ぎとなったが、「すごく納得の結果。印象的だったのが、周りには好奇心旺盛で自由とにみられるけど、実は細かく物事を決めたがる。それに直結する質問がないのにドンピシャで驚きました」と感想を明かした。

インタラクティブスペースを体験した市川は、カミーノアンの賞金稼ぎを選択

時折「いいのかな、こんな話で」と言いつつも、終始スター・ウォーズへのマニアぶりを披露していた市川。司会者から一番好きなキャラクターを聞かれ、

「賞金稼ぎのボバ・フェット。同人誌とか描きましたもん。ジャバ・ザ・ハットにもダース・ベイダーにも尊重されている圧倒的なカッコよさ。ジャバはジャバでカッコいいいけど、一番憧れるところは、彼の真後ろにバーベキューピットがあるんですけど、そこでお肉を焼いていてうらやましいなって。今回、そのイラストも展示されています。マニアックどころか、どうでもいいシーンではあるんですが注目してほしいです」

と回答。司会者を「隅々まで見ているんですね」と驚かせていた。

『STAR WARS Identities: The Exhibition』は、8月8日~2020年1月13日まで、東京・品川の寺田倉庫G1ビルで開催。公式サイトでは本日から前売り券が発売(先着)。