NHK連続テレビ小説『なつぞら』のヒロイン・奥原なつを演じる広瀬すずが4日、都内でフォトブック『「広瀬すずinなつぞら」PHOTO BOOK』の発売イベントを行なった。

本著では昨年6月に北海道・十勝でのクランクインから密着。夏と冬に撮影したが、様変わりする風景に「ドラマの中で感じていただける見どころのひとつですが、また違う形で北海道の魅力を感じていただけたらうれしいです」とアピール。

特に雪原に横たわったカットは「なつとしても自分としても北海道のエネルギーみたいなものを感じて、ふいに出た素が映ってる」とお気に入りに。さらに

「フォトブックにも入っているヤギたちがすごいかわいくて、歩くと後ろからついてくる。ワンピースとか食べられたりして(笑)。なかなかその場所に行かないと会えない動物たちが身の回りにいっぱいいたので、動物好きとしては幸せでした」

と漫喫した撮影を振り返った。

お気に入りの表情を見せる広瀬

また、フォトブックの撮影は「自分の部分と奥原なつというキャラクターのまま北海道で感じている姿と、両方あったらいいな」ということで、北海道だけでなく都内でも行なったそう。

「(なつは)爽やかなイメージがあるんですけど、ちょっとパンチが効いたこともやってみたいなというのがあった。(都内の撮影では)普段あまりやらないメイクや衣装を着たりとか。個人的に好きな撮影でした」

と広瀬すずの新たな一面が垣間見える内容になっている。

放送から1ヶ月以上が過ぎ、好調が続く『なつぞら』。イベント中には「会う人会う人に言ってもらえるということは、見てもらえているんだなって感じます」とその反響を明かした広瀬だが、「『なっちゃん』と呼ばれるか」と聞かれると、「まだ『すずちゃん』......いつか街でとか憧れがあります」とはにかみながら願望をこぼした。

『「広瀬すずinなつぞら」PHOTO BOOK』は現在発売中。広瀬のグラビア撮影だけでなく、本人によるドラマ撮影現場リポートやロングインタビューなども収録されている。