近い将来、女優やモデルといった分野の最前線で活躍していくであろう10代の美少女たち。そんな彼女たちの魅力を読者に知ってもらうべく、週プレNEWS&週プレモバイル連載『微熱少女』。
毎週月曜日に、週刊プレイボーイが注目した美少女が登場するこの連載では、撮りおろし写真とロングインタビューで彼女たちの魅力をお届けします。
第13回目は、今年3月30日に開催された「第28回東京ガールズコレクション2019 SPRING/SUMMER」(以下、TGC)でモデルデビューし、"奇跡の14歳"と注目される新人モデル・アリアナさくらちゃん。
TGCの裏話や魔法使いになりたかった夢を語ってくれたインタビュー前編に続き、後編では中学生の気になる学校生活や今後の目標など、彼女の独特な魅力をたっぷりお届けします。
――今年3月にTGCでモデルデビューし、4月にはファッション誌『vivi』に初登場! まだ14歳とは思えないほど、凄まじい展開です!
アリアナ ありがとうございます。撮影現場には専属モデルの八木アリサさんがいたので、どうしたらいいのかわからなくて。人類じゃないんじゃないかってくらい美しい方ですよね。八木さんは日本とフランスのハーフなんですけど、同じハーフなのにここまで違うのかっていう......。
――アリアナさんは、どこの国のハーフなんですか?
アリアナ 日本とアメリカのハーフです。イギリスの血統だったら、ちょっとは魔法使いの才能があったかもしれないんですけど(笑)。
――『ハリー・ポッター』のような魔法学校に入る夢は諦めて、現在は都内の学校に通う中学三年生。学校ではどんなタイプのコ?
アリアナ 1年生のときは学校で「魔法使いになりたい」って言ってたので、クラスの友達からは「不思議ちゃん」と言われていて。美術部なんですけど、部活内では「うるさい」って言われます。まあ、ポジティブに考えるタイプなので、何を言われても気にしてません。いつも別のことで頭がいっぱいで、授業中もいろいろなことを考えてます。
――どんなこと考えているんですか?
アリアナ これからどうなっていくんだろうとか、このまま勉強をがんばって高校行って大学行って就職してもなんかパッとしないなぁとか。最近も宇宙の太陽系はどうやってできたのか、宇宙人って実在するのかとかを考えていたら、先生に当てられて「え? 数学の授業中?」みたいなことが(笑)。
――想像力が豊かなんですかね?
アリアナ うまくいえば、そうでしょうね。勉強ができなくて大変です(笑)。
――ちなみに、得意科目は?
アリアナ 英語だけは、なぜかちょっと得意なんです。ずっと日本で育ったので英語は全然しゃべれないんですけど、リスニングの点数が良くて。モデルの仕事に英語って役立ちますか? ジャスチャーでどうにかなりませんかね。(ペットボトルみたいなジェスチャーをしながら)飲み物ちょーだい!とかで(笑)。
――ジェスチャーするなら、飲み物を飲んでる動きとかだと思いますけど(笑)。そのメンタルがあるなら問題ないですね。
アリアナ どうにかなるんじゃないかな? 友達からは、よく「悩みなさそうだね」って言われます。肌荒れしたときや勉強ができないときは悩みますけど、いいことが起きたら「いぇーい!」って気持ちをパッと切り替えられるんです。自分にとってメリットがあることを優先するので、イヤなことは後回しにしちゃう(笑)。
――いいことが続くといいですね。
アリアナ いや、これから人生で初めての飛行機が待ってるんですよ。初めて乗るので、もし墜落したらどうしようって考えちゃって。まだ死にたくないですよ、おばあちゃんになったら料理教室通いたいし......。
――おばあちゃん? そんな先の心配ですか?
アリアナ だって、おばあちゃんになっても料理が下手だったら、孫が遊びに来たときにおいしいもの食べさせてあげられないじゃないですか。真っ黒焦げの料理を出して、「パンケーキだよ」なんて言えないですよ。だから、おばあちゃんになったら料理教室に通おうと思っていて。
――遅すぎません!? そんな先のことではなく、10年後の自分ってどうなっていると思います?
アリアナ 今は勉強とか受験はどうなるんだろうとかいろいろ考えてますけど、10年後は働いてるから「会社面倒くさいなぁ」とか考えてるんじゃないかな(笑)。 まあ、どこかで働いてると思います。
――モデルじゃないんですか?
アリアナ 私は、そこまで成功できないんじゃないかって思うんです。モデルのお仕事って、本当に才能があって顔も点みたいに小さい人じゃないとできないので。朝起きた瞬間に写真を撮ってもめっちゃキレイな人というか、ディズニーの朝みたいに起きた瞬間から輝いてるような人がモデルになれるんじゃないかなと思うんです。身の回りに気を遣えて、頼まれたことを一瞬でこなして、勉強もできて料理も上手で、何事においても完璧な人だけがなれる世界なんじゃないかなって。
――モデルの条件、厳しすぎますね(笑)。でも、アリアナさんは中学生で身長170cmもあって、手足が長いからスタイルも良くて顔も小さくて、モデルの才能あると思いますけど?
アリアナ うーん......。もしかしたら明日、顔が突然バスケットボールぐらいの大きさになってたらとか考えちゃうんですよ。鏡に映ってる姿は本当の自分なのかなとか。鏡に写真みたいなものが貼ってあるだけかもしれないし、向こう側に誰かがいるかもしれないし。
――ポジティブなのに、不思議なところで恐怖を感じていますよね。
アリアナ 目がお化けになっちゃったらどうしようとか思いません? 自分の見えている風景が突然パッと切り替わるかもしれないし、何が起こるかわからないじゃないですか。いろいろ考えちゃいますね。
――何が起こるかわからないですけど今後、モデルとしての目標は?
アリアナ モデルとして、一番上まで行ってみたい。海外で活動して、世界中を飛び回ってるようなパワフルなモデルさんになりたいです。
――いつかはパリコレですか?
アリアナ 出てみたいですね。でもパリコレに出るモデルさんって、メンタルが強くて「自分が一番」って自信のある人が多そうじゃないですか。私、自分が一番にはなれないと思うんですよ。そもそも地球にはいろんな人がいるので、自分が一番とは言い切れないじゃないですか。今はどうしたらいいのかわからないけど、モデルとして一番になれるようにできる限りの努力をしていきたいと思ってます。
(スタイリング/石塚愛理 衣装協力/EMODA、RANDA)
●アリアナさくら
2004年5月9日生まれ 東京都出身 身長170cm
○2019年3月、「第28回東京ガールズコレクション2019 SPRING/SUMMER」でモデルデビュー。トップスタイリスト・野口強氏プロデュースによるオープニングステージに登場し話題となり、「TGC KUMATOMO 2019」にも出演。4月に『vivi』(講談社)6月号でファッション誌デビュー。
公式Twitter【@ariannasakura】
公式Instagram【@_ ariannasakura_】
★アリアナさくらちゃんのアザーカット、そして撮影時のメイキング動画が『週プレモバイル』でご覧いただけます!