1000人のオーディションを勝ち抜きヒロインに抜擢された関水 渚 1000人のオーディションを勝ち抜きヒロインに抜擢された関水 渚

いよいよ6月7日(金)から公開される映画『町田くんの世界』で、1000人超の中からヒロインに選ばれた関水 渚(せきみず・なぎさ)が、6月3日(月)発売の『週刊プレイボーイ24号』のセンターグラビアに登場。その瑞々しい存在感を見よ!

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■撮影中は緊張で肩がガチガチでした

――沖縄で撮影したグラビアでは、大人っぽい表情やキュートな笑顔を見せてくれた渚ちゃん。6月7日公開の映画『町田くんの世界』では、女優の一面も披露! 演技未経験ながら1000人の中からヒロインに抜擢(ばってき)されたとか?

関水 そうなんです。選ばれたときは本当にびっくりしました。撮影の1ヵ月前からレッスンを始めたんですけど、最初は「これでいいのかな」って探り探りで、中途半端な演技しかできなくて。昔から、友達の中でもイジられキャラだったし、人前ではじけるのも苦手で......。

でも、監督に「100%の力でやりなさい」とアドバイスをいただいて、まずは100%笑ったり、100%喜んだり舞ったりする練習から始めました。今思うとかなり異様な光景なんですけど(笑)、あれがあったから撮影を乗り越えられたと思います。

――撮影前から相当なプレッシャーだったんですね。クランクインしてからはどうでした?

関水 「私ってすごく考え込むタイプなんだ」って初めて気づきました。日が沈むのと一緒に気分も落ちていって、「体調を崩したらどうしよう」とか、どんどん悪い方向に考えちゃうんです。だから、少しでも安心できるように家でもずっと台本を読んでました。

――息抜きできるのは、お風呂と食事のときくらい?

関水 むしろお風呂とかご飯のときは台本を読めないので、逆に不安でした。現場でも、緊張してずっと拳(こぶし)を握り締めていたので肩がガチガチに凝っちゃって(笑)。でも、共演者の皆さんが優しく話しかけてくださったので本当に救われました。

――関水さんは、昔から女優になるのが夢だったんですか?

関水 小学生の頃は、国会議員とパティシエに憧れていました!

――両極端! なんでまた、小学生で国会議員に!?

関水 家でよく国会中継が流れていたんです。それを見て「みんな自分の意見を持っててカッコいい!」って思って(笑)。

――そこ!?(笑)。ちなみに衆議院と参議院はどっち志望でした?

関水 ゆくゆくは総理大臣になりたかったので衆議院だったのかな。今考えると信じられない! 

――そこから、なぜ芸能界に?

関水 中2のとき、ドラマで見た石原さとみさんがすてきすぎて「私も同じ世界に入りたい!」と思ったんです。それで、石原さんの事務所を調べたらホリプロだとわかったので、ホリプロ主催のスカウトキャラバンを受けました。

――事務所を調べるなんて冷静! そして見事、17歳でファイナリストに選ばれたわけですね。高校時代はどんなコだった?

関水 寂しがり屋なので、友達とワイワイするのが好きでしたね。文化祭では、後夜祭の実行委員をしていてイベントに燃えるタイプでした。あと、野球部のマネージャーをしていたので、ずっと外にいて真っ黒に日焼けしてましたね。当時は、学年で一、二を争う黒さだったと思います(笑)。

――勉強のほうは......?

関水 全部が得意というわけじゃないんですけど、凝り性なのでハマるととことんやるんです。世界史の授業で美術史が面白いなと思って、そのあたりだけはテスト前じゃなくても勉強していました。

――体育も得意そうですよね。

関水 よく言われるんですけど、実は運動苦手なんです。バレーをやると後ろにボールを飛ばしちゃうタイプです(笑)。

――意外! じゃあ、オフの日は汗を流すよりインドア派?

関水 この前、プールに行きました! おじいちゃんおばあちゃんしかいなかったので、ゆっくり泳げてよかったです。休みの日は、基本的に外に出たい派ですね。女性アイドルが好きなのでライブにも行きます。あと、足ツボマッサージ! 棒でガシガシやられると痛すぎて頭が真っ白になるのでリフレッシュできるんです。体にもいいのでオススメです!

(スタイリング/牧野香子 ヘア&メイク/伏屋陽子[ESPER])

●関水 渚(せきみず・なぎさ) 
1998年6月5日生まれ 神奈川県出身 身長158cm 血液型=O型 
○第40回ホリプロタレントスカウトキャラバンファイナリスト。2017年4月に「アクエリアス」のCMでデビュー。6月7日(金)から全国公開の映画『町田くんの世界』では、ほぼ演技未経験ながら1000人のオーディションを勝ち抜きヒロインに抜擢された