初水着で『週刊プレイボーイ』に登場した友望

「儚い」――この言葉は、女優・友望(とも)を表すためにあると言っても過言ではない。一瞬でも目を離すと消え去ってしまいそうなほどの透明感。イノセントさ。

圧倒的な評価で「ミスiD2019」グランプリに輝いた彼女が、7月1日(月)発売の『週刊プレイボーイ28号』に初水着でグラビアに登場!

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■そこでしか愛せないしそこでしか愛されない

――沖縄でのロケ撮影は初めてとのことですが、どうでしたか?

友望 今までの撮影で一番楽しかったです。場所が沖縄っていうこともあるし、カメラマンさんもすごく面白い方だったので。

――沖縄に行くのは何回目?

友望 3回目です。でも、沖縄の海を見たのは初めて。めっちゃ青くてびっくりしました。あとは、初めて食べた海ブドウがすごくおいしかったです。

――そして今回、水着の撮影も初でした。緊張しましたか?

友望 少しだけ。撮影前の衣装合わせのときはちょっと恥ずかしかったけど、撮られ始めたら全然大丈夫でした。水着に対する抵抗もなかったですし。

――ハートが強い! 写真を撮られることが好きなんですよね?

友望 お仕事のなかで一番好きです。撮られてるときは特に何も考えず、「楽しいな~」って思いながらふわふわしてます(笑)。

――撮影後のインスタグラムに、「撮られることが好きすぎてそこでしか愛せないしそこでしか愛されない」と書いてあるのを見たんですが、この真意は?

友望 写真を撮ってもらってるときは、それだけでコミュニケーションが成り立ってると思ってて。カメラマンさんがシャッター越しに、私の「撮られてて楽しい」っていう気持ちを感じ取ってくれるというか。

でも、ふたりの間にカメラがなくなったときにその気持ちを伝える手段って、言葉しかないじゃないですか。でも私は、自分の気持ちを言葉にすることが苦手だから、それができないんです。

――写真を撮られることで相手に自分の気持ちを伝えている、と。「そこでしか愛されない」は?

友望 撮ってもらった写真を「いいね」って言ってもらえることはあるけど、それがなくなったときに、私には人として社会で生きていくスキルがあまりにもなさすぎて。だから、写真以外で「いいね」って言ってもらえることが極端に少ないんですよね(笑)。

――そこまで卑下するほど?

友望 皆無だと思います。中学は人間関係がうまくいかなかったりして中2のときに不登校になったし、高校も精神的にしんどくなって高3の春に中退したし。前に所属してた事務所は、演技のワークショップで納得いかないことがあって、先生に反抗しすぎたことが原因でダメになっちゃって(笑)。

――そもそも、演技に興味を持ったきっかけはなんですか?

友望 中学の不登校時代に、暇すぎてたくさん映画を見るようになったことがきっかけです。特に、そこで見た『ヒミズ』の二階堂ふみさんの演技がすごすぎて。あとは、高校時代に『リリイ・シュシュのすべて』を見て蒼井優さんにも憧れるようになりました。

――「ミスiD2019」に応募したのは、事務所を辞めた後?

友望 そうですね。ちょうど演技に対するモチベーションも下がってたときに、なんとなく受けてみました。

――ある意味、「ミスiD2019」が友望ちゃんを芸能の世界に引き留めてくれたんですね。

友望 というより、自分から引き留められに行ったというか。

――引き留められたかった?

友望 たぶん。じゃないと、こういうオーディションなんて受けないと思いますし(笑)。

――それで、あれよあれよという間にグランプリの座に。

友望 そんな感じです。びっくりしました。やるからには絶対にグランプリがよかったけど、まさか本当になれるとは思わなくて。

――この先はやはり女優の道へ?

友望 はい。今は演技レッスンを受けてるんですけど、同じレッスンの人たちを見てると、いかに自分に社会性がないか痛感します。

私にはそれが欠けてる分、人一倍"演技"で自分のことを見てもらわなきゃいけないので、もっと頑張らなきゃダメだなという気持ちです。いつかは朝ドラに出られるような女優になりたいです。

(スタイリング/牧野香子 ヘア&メイク/青山佑綺子[NICOLASHKA])

●友望(とも) 
2000年1月6日生まれ 大阪府出身 身長158cm 
○「ミスiD2019」グランプリ受賞。現在は、女優を目指して日々勉強中。憧れの女優は蒼井優。
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