19日、都内で行なわれた映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』初日舞台挨拶に、窪田正孝、松田翔太、山本舞香、小笠原海、白石隼也、木竜麻生、桜田ひより、村井國夫らの出演陣と、川崎拓也監督と平牧和彦監督が登壇した。
『週刊ヤングジャンプ』で連載していた同名の原作(著:石田スイ)は全世界発行部数、累計4400万を超える超人気作。2017年に映画化され、今作はその続編となる。人を食べないと生きられない「喰種(グール)」と人間のハーフである金木研(通称:カネキ)を主人公に、美食家(グルメ)と呼ばれる史上最悪の喰種・月山習との生と正義を賭けた戦いを描く。
主人公を演じた窪田は、「作品が続いていくのは役者としてもうれしい。また続編ができるように、皆さんのお力添えがあればうれしい」とシリーズ第三弾への継続を希望。ヒロイン・霧嶋董香(通称:トーカ)を演じた山本も、今作のために18本の宣伝番組に出演したそうで、この日も集まった観客に「みんなで盛り上げていって欲しいです!」とアピールした。
イベントでは、「セカンド、スーパー、スペシャル、シークレット、(月山)習」(川崎監督)など多くを示唆するタイトルの「S」にちなんで、撮影でのシークレットを発表することに。
月山を演じた松田が「目ん玉の味はヨーグルト味。これはシークレット」と喰種ならではの暴露をすると、山本も「カネキの味はイチゴ味。肩をかじらせていただき、おいしかった」とその味わいを堪能したそう。
そしてイベントの後半では、主題歌『Introduction』を歌う女王蜂のアヴちゃんがサプライズ登場。
「石田スイ先生とマブダチ」だと話すアヴちゃんは、「主題歌が決まる前に『どうなるんだろうね』って話していたんです。(『Introduction』の)音源を録ってMVも撮って......と、すべてやり終えた後にお話をいただいた」と主題歌に決まった経緯を説明。
さらに、作品で捕食や戦闘の際に身元を隠すための喰種の仮面(マスク)が、象徴的なアイテムとなっていることから、
「MVで、2番のAメロで仮面を外して歌うシーンがあるんですけど、現場には羊と豚とウサギの仮面が用意されていたんです。ウサギを選んだら、映画の中でトーカちゃんがウサギの仮面を付けていて運命を感じました」
とその偶然を告白。当の山本は驚いた様子でほほ笑んだ。
映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』は全国公開中。7月30日(火)には、大ヒット御礼舞台挨拶も決定。22日(月)から先行販売(抽選)も始まっている。詳細は公式サイトにて。