"グラビア界の黒船"と呼ばれ、日本中を熱狂の渦に巻き込んだリア・ディゾンが、11年ぶりに日本での音楽活動を再開する。

7月24日にリリースするミニアルバム『FOR THE W O R L D』は、恋愛・過去・未来をテーマにした5曲で構成。平原綾香、クリス・ハート、青柳翔らのアーティストに楽曲提供を行なっている堂野晶敬(TOKYO RABBIT RECORDS)がプロデュースを担当している。

誰も予想しなかった突然の音楽活動再開。果たして何があったのか? 彼女を直撃した。

――新作『 FOR THE W O R L D』が発売です! なんと11年ぶりとなる音楽活動を再開することになった経緯を教えてください!

リア 子育てをしながら、ずっと大学で発達心理学の勉強していたんですけど、今年の春、卒業したんです。で、そろそろ、お仕事を再開したいなと思っていたところ、レコード会社のプロデューサーさんが声をかけてくれて。今年、日本が令和になる頃、久しぶりにテレビ番組に出演したんですけど、たまたまそれを見てくれたらしいんです。

――某番組で「平成を代表するアイドル」ってことで、リアさんのアメリカでの大学生活を紹介してましたね。なんと成績は首席クラスだったとか、すごい! では、そのテレビがきっかけで。

リア そう(笑)。どちらにせよ、タイミングが合いました。それに歌をやれば、日本のファンの皆さんと繋がれるとも思ったし。

――今回は5曲入りのミニアルバムです。制作はどんな風に?

リア 最初、プロデューサーさんが17曲くらいデモをくれて、その中から気に入ったものを歌わせてもらいました。どの曲も素晴らしかったので、選ぶのは大変でしたね。

――リード曲『 FOR THE W O R L D』は、ミッドテンポの涼しげなポップスですね。

リア 「希望」がテーマで、聴いた人に元気を与えたいと思って作りました。私の子供がすごく気に入ってくれてます(笑)。

――他におすすめの曲は?

リア 『STAR』かな。アップテンポの曲で、楽しい感じ。聴いているとワクワクしてきます。

――今回、ほとんどの曲を日本語で歌っていますけど、久々だし、苦労したんじゃないですか?

リア しました! なかなか満足いくまで歌えなくて、発音をプロデューサーさんにチェックしてもらったり。でも、この時のレコーディングで大変だったのは日本語だけじゃなかったんです。最初は感覚がなかなか戻らなかったし、体調もイマイチでずっと咳が止まらなかったし。とにかく最後まで頑張りました(笑)

――実際に上がったものを聴いた感想は?

リア う〜ん。実は自分の声を聴くのは苦手なんです(笑)。自分のグラビアを見るのも苦手だし。だからレコーディング後、ちゃんとは聴いてないんです。出来に関しては、聴いてくださる皆さんにお任せします(笑)。

――今回は歌詞も書いてます。

リア 少しだけですけどね。私、本が好きで結構読むんですけど、作詞はまた別の問題だし。大学のレポートみたく、さらさらっとは歌詞を書けないです。まだギターのほうが得意というか。

――ギターを弾くんですか?

リア はい。でも今回の曲は、自分のギターとは合わないから弾かなかったけど(照笑)。

――では、この新作、どんな風に楽しんで欲しいですか?

リア どの曲でもいいので、カラオケで歌ってもらえるとうれしいですね。自分の歌で、みんなが笑顔になってる姿とか想像するとハッピーですよ。

――今後はどんな感じで活動していこうと?

リア 具体的にはまだ何も(笑)。大学院に行きたいとも思ってるけど、そうなると、また勉強で忙しくなるから。でも機会があれば歌はまたやりたいですね。

――ギターの弾き語りも聴いてみたいけど。

リア じゃあギターを弾いてるところをインスタグラムにあげようかな。皆さん、そちらもチェックしてくださいね!(笑)

リア・ディゾン Leah Dizon
1986年9月24日生まれ。アメリカ合衆国・ネバダ州出身。身長167cm。2006年に来日。以来、グラビア、テレビ、歌など幅広い分野で活躍し、一気に社会現象となる。現在はアメリカ・ラスベガス在住。

【リリースイベント】
■ リア・ディゾン FOR THE W O R L D』リリースイベント
7月27日(土)東京都 HMV&BOOKS SHIBUYA 7Fイベントスペース
17:00開場/18:00スタート

■ ファンミーティングイベント
8月4日(日)音部屋スクエア
一部13:00開場/13:30スタート 二部16:30開場/17:00スタート 

《チケット購入サイト》
https://t.livepocket.jp/e/wloab

★TBS系テレビ「ひるおび!」8月度エンディングテーマにアルバムリード曲の『FOR THE W O R L D』が決定!