タレント・女優として活躍する、小倉優香が7月27日、都内で写真集『じゃじゃうま』の発売記念お渡し会を行なった。
本作は、彼女にとって2冊目となる写真集。構想から約1年以上かけ、アルゼンチンの首都、ブレノスアイレスほか4カ国4都市で撮影した意欲作。水着姿やランジェリー姿はもちろん、ヌーディな姿も惜しげなく披露。20歳の彼女のいまが詰まってた写真集になっている。
この日はお渡し会に先立ち、記者会見を実施。真っ赤なワンピース姿で颯爽(さっそう)と登場した小倉は、「日本の飛行機の移動から、向こう(ブエノスアイレス)で寝る直前まで、カメラマンさんがずっとカメラをまわし続け、どんどん素の表情が出ました。今回でなければ出せなかった写真ばかりの一冊になりました」と明かした。
さらに、「ニューヨークの乗り継ぎの時に顔をバーッと洗ってみんなのところに戻ったら、すかさずシャッターを切られて。『すっぴんなのに』と思ったら写真集に使われててびっくりしました」と明るく告白し、会場を和ませた。
また写真集では、初となる自宅の撮影も。「写真集のメンバーとずっと一緒にいたので、友達みたいな感覚になっちゃって、前日まで掃除しなかったんです。当日は撮影の準備をしながら片付けて、撮影しながら掃除機をかけてました」とお茶目な笑みを浮かべた。
先頃、ツイッターで、「今スケジュール入ってる撮影を終えたら告知を除いて週刊誌、漫画誌での水着は終わりにします」とつぶやき、グラビア引退かと話題になった小倉。その真意を問われると、「いままでは来たオファーを全部やってたんですけど、(これからは)選んでやりたいだけ。絶対に水着はやらないということではないんで」と、納得のいく撮影を増やすためペースダウンしたい意図であったことを語り、引退の噂を一蹴した。
続いてのお渡し会では、遠方からかけつけたファンもいて、終始感動しっぱなしの様子。ファンひとりひとりに笑顔を向けていた。
約3時間のイベントを終了後、控え室へ直撃した。
――お疲れ様でした! 久々の記者会見でしたが、緊張は?
小倉 全然なかったです。皆さんおとなしかったんで、もっと質問してもらえたらって思っちゃいました(笑)。
――その後のイベントは大勢のお客さんがいらっしゃってました。
小倉 女性とか初めてお顔を見るお客さんも随分といて、すごくうれしかったです。しかも皆さん、グラビアだけでなく、ラジオやドラマを通じてファンになったって言ってくれて。これまでいろんなお仕事をやってきたことが報われた気がして、感動しちゃいました。
――ほかに印象に残ったお客さんはいました?
小倉 海外からのお客さんが何人もいらっしゃってましたね。中国や韓国の方とか、あと白人の方も。わざわざこのために日本に来てくれた方もいてびっくりしました。
――おーっ、すごい! 今回の写真集、改めて手にとってみてどう?
小倉 とても分厚いし、ボリュームありますよね。自分的には大事にとっておこうって思いたくなるものになったなって。手にした方々もそう思ってもらえるといいなって。
――周囲の人からの写真集の反応は?
小倉 すごくいいですよ。「かっこいい」とか「いろんな表情が見られて楽しい」とか言ってもらえたりして。まだ反応を聞いてない人もたくさんいるので、楽しみです。
――ちなみに今回の写真集、結構、大胆なカットも多いですよね。特にホテルの中や自宅のシーンでは、お尻を堂々と見せているけど恥ずかしくなかった?
小倉 別になんとも。だってお尻なんて自分の家では普通に出してるから。
――いや、そりゃ家では出すでしょうけど(笑)。でもここまでなんでも見せちゃうって......。
小倉 やっぱりこういう、自分をしっかり見せる写真集をずっとやりたいと思っていましたからね。気合いだって結構入ってたし。
――前に週プレのインタビューで言ってましたが、今回の写真集は小倉さんにとって集大成的なもの?
小倉 う〜ん。その時のインタビューはともかく、そう言い切っちゃうと、グラビアはもう十分みたいにも聞こえちゃうから集大成とは言わないけどすごく大切な写真集ですね。
――では、この写真集、小倉さんの中では何点の仕上がり?
小倉 98点かな。
――あと2点、なにが足りない?
小倉 これで満足しないって意味で2点!
――ってことはやはり、まだ次があると。
小倉 そう! グラビアを辞めるなんてひと言も言ってないし。グラビアを通じ、成長した自分をまた見せていきたいですね!