(左から)MCを務めた中野公美子と陣内智則、菅井友香、高田茉莉亜、小牧加矢太、佐々紫苑

28日、欅坂46のキャプテンで、馬術スペシャルアンバサダーを務める菅井友香(すがい・ゆうか)が「東京2020オリンピック・パラリンピック1年前イベントin SETAGAYA~夏まつり2019~」に、馬術選手の高田茉莉亜(まりあ)、小牧加矢太(かやた)、佐々紫苑(さっさ・しおん)とともに参加、馬術の魅力を語った。

菅井は、「第40回東京都馬術大会(2013年)」で1位(M1課目)になるほどの腕前。「小学5年生のときに同級生に誘ってもらった」ことをきっかけに馬術を始めたが、この日、同席した高田とは中学生時代に同じ乗馬クラブに通っており、「馬場馬術の競技を一緒に切磋琢磨してきた仲」(高田)だったそう。

中学生時代を振り返るふたり

「学生時代は、馬が彼氏だと友達にも言ってお世話をしてました。でも、馬術の試合がいままでで一番緊張した。正直、オーディションより試合のほうが緊張していた気がします。メンタル面は相当鍛えられました」

と当時を振り返った。

来年の東京オリンピックでは、馬術は「馬場馬術」「障害馬術」「総合馬術」の3つの競技が開催される。

馬術の魅力が分かりやすく書かれた『馬術のすすめ』をPRする菅井

それぞれの競技の魅力は、「人馬一体の美しさ。フィギュアスケートのようなイメージ」(馬場馬術/高田)、「減点なくいかに早く走れるかを競う」(障害/小牧)、「とにかくハードで、規定タイムに合わせることが大事」(総合/佐々)とのことだが、どれも馬と心を通わせることが大切という。

だからこそ「(馬によって)人間のように性格が違うので面白い」と話す菅井だったが、「障害馬術をやらせてもらったときも、うまく(指示が)伝えられず、馬が止まっちゃって落馬したこともある」とその難しさを実感している分、トップクラスで活躍する3人には尊敬の眼差しを送っていた。

さらに、東京オリンピックの馬術の観戦チケットについて、「両親が応募したけど落選した」という高田と佐々をよそに、菅井は「個人的にチケット抽選に当たりました。世界のトップレベルの選手を間近で見れることなんてないので、どうしても見たかった」と、目を輝かせて語っていた。

東京オリンピックで馬術の会場となる馬事公苑は菅井が初めて試合を行なった場所だと明かした