石原さとみが29日、東京ドームで開催された『サントリー ドリームマッチ 2019』の始球式に登場。"ノールック投法"で投げた球は、落ちることなく古田敦也のミットに収まり、会場を沸かせた。
『サントリー ドリームマッチ』は"夢や感動を伝えたい"をコンセプトに、かつての名選手らが再びチームを組んで戦う、一夜限りの"夢の球宴"。24回目を迎えた今回は、高橋由伸、桧山進次郎、ランディ・バース、桑田真澄、立浪和義、井川慶など、往年の選手らが出場した。
石原が、今大会で始球式を務めるのは6年連続6度目。これまでマサカリ投法やトルネード投法、サブマリン投法などさまざまな投球でチャレンジしている。司会を務めた徳光和夫も「石原さんはいろんなピッチャーの投球を研究して再現してくれる。ご覧になって楽しみにしてください。ちなみにスイッチピッチャーです、左右いけますl」とアピール。
「やりたい投法があるってことを毎年思います。今年も筋肉痛になりながら頑張っていますので、いいスタートが切れるように頑張りたいと思います」
と観客の期待に応えるように、意気込みを明かした。
最初は観客に大きく手を振るなど、終始笑顔だった石原だが、マウンドにあがると真剣な顔つきに。呼吸を整え投げたボールは大きな弧を描いて、キャッチャーを務めた古田の元へ。
投げる際に打者を見ない"ノールック投法"だっため、石原自身はその瞬間を見られなかったが、ノーバウンドで届いたことがわかると満面の笑み。古田と握手を交わすと、すぐに今回の"ノールック投法"を教わった岡島秀樹へ駆け寄ってハグをするほど大はしゃぎ。そして、古田の自撮りによる記念撮影でその喜びを分かち合った。
その後も弾ける笑顔のまま、観客席へボールを投げるなど、興奮冷めやらぬ様子でグランドを後にした。