(左から)河合勇人監督、ゆうたろう、池間夏海、平野紫耀、橋本環奈、佐野勇斗、浅川梨奈、堀田真由

7日、都内で映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(9月6日公開)の完成披露舞台挨拶が行なわれ、King&Princeの平野紫耀(ひらの・しょう)、橋本環奈佐野勇斗池間夏海浅川梨奈堀田真由ゆうたろう河合勇人監督が登壇。"告白"談義に花を咲かせた。

今作は『週刊ヤングジャンプ』で連載中の同名漫画(著:赤坂アカ)が原作。2015年の連載開始から、これまでのコミック累計発行部数は700万部の人気作だ。今年1月にはアニメ化もされたが、最終回には「かぐや様ロス」の声も上がった。

互いに恋心を抱く天才生徒会会長の白銀御行(しろがね・みゆき、演:平野)と副会長・四宮かぐや(演:橋本)が、「いかにして告らせるか」「会長に告らせたい」と高度な恋愛頭脳戦を繰り広げるストーリー。それぞれのキャラクターのギャップが、感動や笑いを生む。

主人公を演じた平野とヒロインの橋本に、撮影現場を訪れた原作者の赤坂が「(役に)ピッタリ」と話したそう。橋本は「原作の先生に『良い』って言ってもらえることが一番うれしい。撮影中にそんな言葉をもらえて、安心感を与えていただきました」と振り返った。

平野の天然キャラに共演者も笑顔

そして、作中で"天才"キャラクターを演じるふたりは互いの印象を聞かれ、橋本は平野を「天才にもいろいろありますが、変わったタイプの天才」と評価。橋本に「撮影中セリフを間違えていても、この方は全然気付かないので(笑)」と暴露されると、佐野から撮影中に「音声さんの名前を言われた」エピソードや、浅川から「寒がり」と「冷え性」が混ざって「『ひあがりなの?』って(聞かれて)」という"平野語録"など、平野の天然キャラが露になった。

さらに、橋本に対する印象を聞かれた平野は「TVで観ていた印象は『上品な女優さん』と思ってたんですけど、ギャップがあるというか......あっ、いや、そういう意味じゃなくて」と、さっそく"変わったタイプの天才"の片鱗を見せることに。慌てて「壁を感じさせず、とても接しやすかった。"人と距離を詰める天才"」とフォロワーしたが、共演者らは笑いが漏れていた。

「告りたい」か「告らせたい」か、詳しく聞きだそうとする平野に答える橋本

また、イベント中には「告りたい」か「告らせたい」を発表するコーナーも。ゆうたろう以外は「告りたい」となったが、橋本も「告られてもいいです。絶対に自分から告る必要はない。でも『告らせたい』は違うかな」とその理由を説明。

続けて、「ホントは告らせたい。告られないから告っちゃえってタイプ。駆け引きとか、もう待ってらんないと思って」(浅川)、「告って返事を待つ間のドキドキ感を楽しみたい」(池間)とさまざまな主張が挙げられると、平野は「いいですね~、人ってそれぞれですね」と満足そうな笑顔を浮かべた。

映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』は、9月6日(金)より全国公開。