近い将来、女優やモデルといった各分野の最前線で活躍していくであろう10代の美少女たち。そんな彼女たちの魅力を読者に知ってもらうべくはじまった、週プレNEWS&週プレモバイルの連載『微熱少女』。毎週月曜日に、週刊プレイボーイが注目した美少女が登場するこの連載では、撮りおろし写真とロングインタビューで彼女たちの魅力をお届けする。

第21回目は、中学生を中心にしたローティーンの女のコから絶大な人気を誇るファッション誌『ニコラ』の専属モデル(ニコモ)、深尾あむちゃん! 現在はモデルとしての活動だけでなく、9月6日公開の『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』で映画初出演を果たすなど、活躍の幅を広げている。

そんな彼女のインタビュー後編となる今回は、ニコモとして初めて表紙を飾った感想から、同世代のあこがれの存在でいることに対する正直な思いについて、話を聞いた。

――今年の『ニコラ』7月号では、初登場(2018年10月号)から1年足らずで表紙に登場されました。ハワイロケのメンバー4人のうちのひとりというかたちではありましたが、これだけたくさんのモデルが所属する雑誌の中で、表紙を務めるのはまさに人気の証です。表紙に抜擢されたと聞いたときは、どんな気持ちになりましたか?

深尾 「えっ!わたしが表紙に出られるの!?」と、すごく驚きました(笑)。そして、すっごくうれしかったです。

――実際に書店に並んだのを見たときも、やっぱりうれしかったですか?

深尾 うれしかったですけど......ちょっと恥ずかしさもありましたね。

――恥ずかしさ、ですか?

深尾 みんなにこれを見られてるんだ......って(笑)

――いやいや、これまでも散々見られてきたじゃないですか(笑)。

深尾 表紙の撮影は2日間あったのですが、実際表紙に使われる写真は1枚だけなので、「どのカットが使われるんだろう?」と発売日までずっとドキドキしていて。

――なるほど。膨大なカットの中の渾身の1枚が選ばれているだけに、いつもより反応が気になったわけですね。

深尾 だから、緊張というか、どういう風に見てもらえるのかなって思っていました。

――ちなみに、撮影されるときって、どんなことを考えていますか?

深尾 「この角度は上手く撮ってもらえているかな?」って(笑)。

――上手く撮ってもらえているかどうかが気になるっていうのは、自分に自信がないから? それとも、もっとよく見せたいから?

深尾 本当は撮られるのがちょっと怖いんです......。それを自信があるように見せています(笑)。

――自信がないというのは意外ですね。では、撮影された写真は、どう見られたいですか?

深尾 うーん......「堂々としているね」って思われたいですね。心の中ではあんまり自分に自信がないのですが、モジモジしている人だとは思われたくないですね。

――『ニコラ』って、まさにあむちゃんと同世代の女のコが読む雑誌じゃないですか。そういう女のコたちに、自分を目指してほしいと思ったりしますか?

深尾 やっぱり引っ張っていける存在になりたいですし、他の人とは違うことができる人になりたいです。

――オンリーワンというか。

深尾 そうですね。

――もしかして、「変わっている」と言われることが多い?

深尾 はい......自分では変わっているとは思わないのですが(笑)

――どういうときに言われるんですか?

深尾 好きなものや得意なことを聞かれたりする時に、言われたりもしますね。帰国子女なので英語を喋れるところだったり、趣味がウクレレだったりするので。

――ウクレレはいつから始めたんですか?

深尾 昨年末のTNMの時から始めました(TNM=Top of Nicola Model。読者投票で『ニコラ』の表紙を決める読者参加企画。その自己PRで「ウクレレ弾き語り」を披露した)。まだ本格的に始めてから半年くらいなのですが、すごくハマっていて。自分で楽譜を調べて練習したりしています。

――周りから「変わっている」と言われても、気にならない?

深尾 むしろ、うれしいんです! 変わった人でいたいと思っているので。自分の個性を出したほうが楽しいし、魅力的な人になれると思っています。

――では、個性的な人であるために、自分の伸ばしたいところは?

深尾 「深尾あむといえば、これだよね」というものを見つけたいですね!「これなら誰にも負けない」ってものを......。

――反対に苦手なことは?

深尾 絵を描くことです(笑)。絵が大の苦手なんです。よくみんなに笑われます。「大丈夫?」って言われるくらい下手なんです。昔、絵の教室に通っていたこともあったのですが...(笑)そこも今後頑張りたいですね(笑)。

――苦手なことはやらない、とはならない?

深尾 何でもできるようにはなりたいんです!色んな引き出しがある人になりたいので。

――好奇心が強いタイプ?

深尾 色んなことに挑戦したいという気持ちはありますね。何でもやってみないとわからないですから!

――じゃあ、「やりたい」と思っていて、まだできてないことってありますか?

深尾 ボルダリングですね。この前、『ニコラ』の撮影でボルダリングに挑戦するという企画があったんです。そのときはほんの少しだけだったのですが、すごく楽しかったので、もっとやってみたいなって思っています。

――カラダを動かすのが好きなんですね。では丸1日お休みがあったら、外にいることのほうが多い?

深尾 そうですね。お買い物に行ったり、映画を観たり、走りに行ったり......。家にいる時は寝るくらいしかないっていうくらい、いつも外にいるタイプです。

――それだと学校の勉強なんて、あんまり好きじゃない?

深尾 勉強は嫌いではないんです。今は、英語の授業は好きなんですが、数学が苦手で困っています(笑)。

――何でもできる人になるためには、数学も頑張らないと(笑)。

深尾 そうなんです......大変ですが頑張ります(笑)。

――今はモデルをやりながら映画にも出たりと、活動の幅が広がってきていますが、『ニコラ』卒業後のことは考えていますか? モデルじゃなくて、女優業を中心にしていくとか。

深尾 演技はもっと勉強したいのですが、何を中心にするというのは考えてないですね。今は『ニコラ』のモデルを精一杯頑張って、終わったあとのことは考えずに、今に集中していたいですね。

――そうなると、モデルとしての目標は?

深尾 もっと雑誌に載りたいし......。

――ひとりだけの表紙も。

深尾 憧れます。やってみたいです!

――7月号では4人での表紙でしたが、自分ひとりだけの表紙を想像すると、どんな気分ですか?

深尾 それはもう、うれしすぎるのですが......、「わたしが表紙で、みんな買ってくれるのかな?」という心配があります(笑)。

――いや、これだけ人気があるんだから大丈夫だと思いますよ(笑)。正直、自分と同世代の女のコから人気があることについて、どう感じていますか?

深尾 素直にうれしいし、ありがたいです! イベントで読者の子たちに会ったりすると、みんなすごく緊張していて、「楽しんでくれているのかな?」と心配になるのですが、終わったあとにSNSに「楽しかったです!」と書いたりしてくれていて......。それを見ると「よかった~」って思います。

――「ありがたい」っていうのは、「こんなわたしを応援してくれるなんて」っていう思いがあったりする?

深尾 私のことを知ってくれているんだって思い......本当にありがたいです。

――先ほど「自分にあんまり自信がない」と言っていましたが、反対に自分の好きなところはどこですか?

深尾 良くないことはすぐに忘れることです(笑)。そして色んなことに挑戦できるところですかね。

――見た目で好きなところは?

深尾 見た目ですか?えーっと......片方だけにできるエクボが好きというか、チャームポイントだと思っています(笑)。

――将来はどんな人になっていきたいですか?

深尾 小さなコから、おじいちゃんおばあちゃんにまで、色んな人に愛される女優になりたいです。

――やっぱり自分の可能性を限定せずに、「全部」を目指しているんですね。言い方を変えれば、欲が深いというか(笑)。

深尾 そうですね、欲しいものは多いです(笑)。

――そのためにも後ろを振り返らず、常にいろんなことにチャレンジしていきたい、と。

深尾 失敗はしていると思うのですが、すぐ忘れちゃうんです(笑)。マネージャーさんからも、「今は失敗することも勉強だから」と言われているので、気にせずやっていきたいと思っています(笑)。

(ヘアメイク/AOKI スタイリング/石塚愛理 衣装協力/THE PR、ROOM、GYF Tokyo、enchanted)

●深尾あむ(ふかお・あむ)
2005年11月3日生まれ 滋賀県出身 身長160cm
趣味:ウクレレを弾くこと、歌、ダンス 
特技:英語、チアリーディング、フィギュアスケート、
〇第22回ニコラモデルオーディションでグランプリを受賞しデビュー。その後、2018年9月よりニコラの専属モデルとして活躍。9月6日公開の『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』では、映画初出演を果たす。
公式Instagram【@amufukao.official】
公式Twitter【@amufukaofficial】

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