大人になった女優・浅川梨奈が、9月2日発売の『週刊プレイボーイ37号』で、約1年半ぶりに表紙に戻ってきた。今年4月に20歳になり、仕事だけではなく、プライベートでも大人になった!?浅川梨奈の近況に迫ってみた。

■大人・浅川20歳の夢は○○をつくりたい!

――20歳になってから初表紙! 2015年のグラビア初挑戦から4年がたち、表情にも大人の魅力があふれていますね。

浅川 グラビアや演技のお仕事で培った表現力を生かして、"ハタチの浅川"が見せられたんじゃないかなと思います。カメラマンの中村(和孝)さんの光と影の表現もとてもすてきで。スタッフの皆さんと和気あいあい、にぎやかに撮影できて楽しかったです。

――浅川さんの撮影がにぎやかなのはいつもどおりですが(笑)。今年1月にアイドルから本格的に女優に転身して、表現の幅も広がったのではないですか?

浅川 特に「笑顔」が自然体で出せるようになったかな。以前は普段から笑顔を見せていた印象が強かったので、逆にグラビアで笑っている表情が使われることって珍しかったんです。でも今回は笑顔のカットをたくさん使っていただけたし、皆さん"浅川スマイル"の魅力に気づいてくれたのかもしれません(笑)。

――20歳を迎えて何か変わったことはありますか?

浅川 お金の使い道です。以前はアニメやアイドルのグッズ収集といった趣味に費やすことが多かったのですが、最近はちょっといい柔軟剤やコスメを買ったりと、自分への投資に使うようになりました。

大人の女性なので(笑)、これからは自分磨きも頑張っていきたいなと。

――今後またさらに磨きがかかった浅川さんが見られる、と。

浅川 あとクレジットカードをつくってみたい! 私、意外と面倒見のいい姐御(あねご)肌なんで(笑)、後輩とご飯に行ったとき店員さんにさりげなくカードを出すのに憧れてるんです。スマートだし大人の女性って感じがしませんか? ただ、慣れてないからお会計時にすごくニヤニヤしちゃいそう(笑)。「私、今カードで払ってる」って(笑)。

■『かぐや様...』は個性的すぎる生徒会にも注目!

――今週末には、映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』が公開されます。浅川さんは秀知院学園生徒会書紀・藤原千花(ちか)役を演じています。 

浅川 千花ちゃんは、原作マンガやアニメでも人気なのでプレッシャーがすごくて。でも、いい意味で重圧を楽しみながら演じさせていただきました。私とは正反対な役なので苦労も多かったんですが......。

――え? 天真爛漫(らんまん)な天然系女子である藤原千花は、正反対というよりむしろ浅川さんにかなり近いキャラだと思うのですが?

浅川 そう! 私は全然自覚ないんですが、橋本(環奈)さんからもピッタリの役だって言われました。生徒会のメンバーは私のほかにも平野(紫耀)さんや佐野(勇斗)さんといった個性的なキャストばかりなので、橋本さんが「いつも私ばっかりツッコミ役で大変!」って(笑)。

――浅川さん演じる千花をはじめ、原作キャラの"再現度"の高さも見どころですね。

浅川 ビジュアルだけでなく、せりふのテンポやトーンなどの再現度がどのシーンもすごいんです。自分で言うのも変ですけど(笑)。

私も一マンガ・アニメファンとして「どのぐらい原作が再現されているのか?」というのは実写映画を見る上で気になるポイントなんですが、そこは自信を持ってオススメできますし、「まるで2次元からそのまま出てきたみたい!」って感じてもらえるのではないかと思います。原作を見てから映画館に足を運んでいただけると、よりいっそう楽しめるんじゃないかと思います。

――今後、挑戦してみたい役はありますか?

浅川 制服が着られる今のうちに学園モノにたくさん出たいですね。噂ですが、私のヤンキー役には定評をいただいているみたいなので(笑)、今後は真逆の王道学園モノ、恋愛モノにも挑戦してみたいです。

――浅川さんの出演作の場合、制服こそ着ているもののデスゲームに巻き込まれたりチェーンソー片手に戦ったりと、毎度なかなかひと筋縄ではいかない学園生活を送られていますものね。 

浅川 そう(笑)。だから今後興味があるのは甘々の少女マンガ原作モノとか。今作で女優としてようやくスタートラインに立てた気持ちでいるので、"大人の浅川"の第一歩にぜひ注目してください!

●浅川梨奈(あさかわ・なな)
1999年4月3日生まれ 埼玉県出身
○出演映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』が9月6日(金)に公開。
公式Twitter【@ASAKAWA_NANA__7】
公式Instagram【@asakawa_nana】
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