3日、明治神宮球場で行なわれたヤクルトスワローズ-広島カープ戦「腸から健康に! シンバイオティクス ヤクルト Wナイター」で、川口春奈が始球式に登場。ノーバウンドで投球し、5年ぶりのリベンジを果たした。

今回の試合は、10月7日に「シンバイオティクス ヤクルト W」がリニューアル、そして同日「シンバイオティクス ヨーグルト W」が新発売となることを記念して、「腸から健康に! シンバイオティクス ヤクルト Wナイター」と命名。イメージキャラクターを務める川口が始球式を行なうこととなった。

マウンドに立つ直前、雨が降るなか川口はノーバン宣言

始球式の30分前、曇り空のなかグランドへ現れた川口は、同商品をモチーフに青・赤・白でまとめたスーツ姿。ヤクルトの公式マスコット・つば九郎に「かわいいー!」と声を挙げるなど、余裕の表情を見せていた。

しかし、始球式10分前には雨がぽつりぽつりと降り始め、再び川口がグラウンドに立つと雨足は強くなってしまう。それでも川口は、2014年にミニスカート姿で初始球式を迎えたことを振り返り、「スタイルが違うので緊張します。今回はノーバンで投げられるように頑張りたいです!」と、力強く宣言。

笑顔のまま投げ、高くあがったボールを見届けた

マウンドに笑顔で立つ川口。観客席からの「ノーバンで決めて――!」という声援が後押ししたのか、放たれたボールは大きな弧を描き、見事キャッチャーミットへ。やや緊張した面持ちで、ボールの行方を見守っていた川口は、ノーバン成功に思わずガッツポーズを見せた。

小川淳司監督やキャッチャーの中村悠平と握手を交わし、マウンドを後にした川口は、「今日の出来栄えは100点! 前回届かなかったので、届いただけでうれしかった!」と笑顔。さらにこの一球を「シンバイオティクス腸(超)魔球」と名付けていた。

見事、始球式を終え、捕手を務めた中村と握手