「天木じゅんはかつてギャルだった」――バラエティ番組でも取り上げられたファン公然の過去。

9月9日(月)発売の『週刊プレイボーイ38号』は、"一冊丸ごとギャルグラビア号"。そんな、いつかの天木じゅんさんをリバイバル!

* * *

■昔の私、こんにちは~♪

――今回の異色の撮影はいかがでしたか?

天木 (両手を天にかざして振りながら)ギラギラ~、ギラギラ~。

――どうしたんです?

天木 あ、(今回撮影でお借りした)クラブの名前、「ギラギラガールズ」っていうそうなので、この場所にふさわしい女のコになりきってみました。ギラギラ~。ギラギラ~。

――そんなかけ声はありません。

天木 いらっしゃいませ~! ギラギラガールズへようこそ~!

――どちらかといえば、居酒屋みたいですね。

天木 なんだかめっちゃテンション上がってきました。

――それは何よりです。ギャルになるとテンションが上がるんですか?

天木 上がりますね。ときどき素に戻るけど。というか、この金髪ギャルのほうはまんま昔の私なんですよ。バッサバサのつけまなんて、ほんと何億年ぶり~?

――口調もちょっとギャルっぽい。

天木 唇もあえて色をつけずにヌーディな感じにして、それにこのカラコン! タピオカみたいなおめめになっちゃいました~!

――今、はやりの。

天木 でも中学の頃は本当にこんなでした。ヤバい、昔の私、こんにちは~♪、ですよ。

――......(苦笑)。天木さんは、当時なんでギャルに?

天木 うーん、ギャルって、私だけじゃなくて、誰しもが通る可能性のある道だと思うんですよ。

――いきなり素に戻らないでください。

天木 思春期の頃って、いろいろなこと......それまで従っていたルールとか周囲の反応とかが、急にどうでもよくなるときってなかったですか? ギャルは、一回全部ぶち壊れてるんですよ。ぶち壊れないとわからない感覚っていうのがあって。だからギャルは強いんです。

――天木さんもぶち壊れてた?

天木 ぶち壊れてましたね。他人の評価とかどうでもいい、親の支配とかどうでもいいとか思ってた時期で。「自分自身で生きてやる!」みたいな。

――そうすると結果、ギャルになるんですか?

天木 そうですね。こういう格好もそういう自己主張というか。イエーイ! ヒューヒュー!

――テンションの振り幅がすごい! 当時は地元の兵庫県にいらっしゃいましたよね? 今日はギャルの聖地ということで渋谷の雑踏でも撮影しましたが、当時来たことは?

天木 一度もなかったです。だからずっと憧れてました。

――上京して、初めて渋谷に来たときは感動しました?

天木 いや、全然しませんでした。その頃はもうギャルじゃなかったんで。ギャル上がりだったので。

――なるほど。......そもそも今回の撮影、「ギャルってなんなんだろう」というところから始まっているんですよね。「何をするとギャルなんだ?」と。

天木 私は、今の時代のギャルの方たちのことはわからないですけど、決して調子に乗ってギャルをやっているわけじゃないと思うんですよね。見た目は派手だけど、そういうコに限ってちゃんと夢や志を持っていたり。当時、私の周りにいたギャルはそんな感じでしたよ。

――ほう。

天木 あとは......はやり? 一学年に一グループは必ずいる集団みたいな。「目立ちたい」というのもやっぱりあるかなぁ。

――そういう側面もある、と。では、最後にまとめていただけますか?

天木 まとめる? 

――天木じゅんにとって、ギャルとは?

天木 ギャルとは......「自分の人生を楽しんでいる女」です! イエーイ! お疲れさまでした~!

――天木さんはいつお会いしても楽しそうですね。

(スタイリング/福田春美 ヘア&メイク/高野雄一)

●天木じゅん 
1995年10月16日生まれ 兵庫県出身 身長149㎝ B95 W59 H93 
趣味=マージャン、バトントワリング、足指写真収集 
特技=ダンス、家庭料理、ボタン飛ばし、ゾンビのものまね 
○NHKよるドラ『だから私は推しました』(NHK総合、毎週土曜23:30~)にレギュラー出演中。9月14日(土)に最終回放送! 
最新Blu-ray&DVD『教えて!じゅん先生』(光文社)が好評発売中。
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