「令和元年産 宮城米説明会」が26日に都内で行なわれ、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが登壇した。
同イベントは、宮城県産の米をPRすることを目的に開かれ、人気の「ひとめぼれ」や「ササニシキ」のほか、新ブランドである「だて正夢」を紹介。サンドウィッチマンのふたりは3年連続で"みやぎ米"のメッセンジャーに選ばれ、出演する新CMもあわせて発表された。
ふたりはステージに登場すると、まずは新CMについてコメント。今回のCMは、富澤はサラリーマン役、伊達は弁当屋スタッフ役だが、まず伊達が「いいコマーシャルですね」と絶賛するも、「だいたい富澤が主役で、そこがいつも疑問に思っているところ」と不満を吐露し、さっそく会場から笑いをとっていた。
一方の富澤は「どんどん役者としてのスキルが上がっている」と自信満々。特にお釣りを渡すシーンの掛け合いについて「いつも漫才でやってますから」と言い放つなど、両者ともに会場を湧かせていた。
また、撮影秘話も明かし、伊達は「撮影は大変でした。お米(が入った炊飯器)を出すタイミングは(重くて)大変で、何回もやり直しましたが、女性のADが軽々しく持っていたんです」と、オチをつけてエピソードを披露。富澤は、「両膝に水が溜まってるので、スキップするシーンはとても痛かった」と、リアルな中年の悩みを告白し、実はツラかったシーンも笑いに変えていた。
そしてイベントでは嘘発見器を用いたゲームも。お互いが相手のためにおにぎりを握ったあと、嘘発見器の上に手を置いて感謝を告げ、その気持ちが本当か嘘かを判断するというもの。結果的にふたりとも嘘発見器が鳴り、お互いの気持ちは嘘だったことが発覚した(?)。
"みやぎ米"メッセンジャーとして伊達は「宮城の米はおいしい。うちの妻も大好きで、ちょっと高いんですがそれだけのブランド力がある」と真面目にPRする場面もあったが、富澤は「(コンビの)名前はサンドウィッチマンだけど、どっちかというとお米の方が好き。ライフワークにしていきたいです」と笑いをとり、終始会場を盛り上げていた。