女優でモデルの馬場ふみかが、11月17日に都内で新刊『ばばたび』の発売記念お渡し会を行なった。

本作は「女子旅」をテーマとした初の紀行本で、オーストラリアのケアンズとメルボルンを訪れた5日間の旅の様子を収録。道中のさりげない姿から、ここでしか見られない素の表情や水着姿まで、合計260点以上の写真が収録されている。

黒のシックな衣装でイベントに登場した馬場。「オーストラリアはすごく広かった。ケアンズは自然が多くて、メルボルンは大都会でいろいろ素敵なお店があった。全然違う景色が見られたのが面白かった」と笑顔。特に、一番の旅の目的だったコアラの抱っこについては、「抱いてみたら思ったより毛がやわらかく温かかった。重みがあって人間の赤ちゃんみたいでした」と語った。

前書きと後書きにある自身の言葉については「普段通り、フランクにしゃべっている言葉が、文面になるとけっこうそっけない感じで。読んだ方に『性格悪い』とか思われないかな~?と、ちょっと心配になりました」と制作時のエピソードを語った。

久々となる水着グラビアも披露。水着のスタイリングにもこだわったとのことで、「今回は女子旅がテーマ。実際に男のコと一緒に海やプールに行くならこれは着ないなというのはありますけど、女のコとだったら、よりおしゃれな(同性から)かわいいと言ってもらえる水着を着られると思って、おしゃれで攻めたキラキラのものなども選びました」と明かした。

馬場は集まった報道陣に向かって、笑顔を浮かべながら丁寧にお礼を述べ、会見は無事終了。その後控え室に戻った彼女に、今回のイベントについてたずねた。

――会見お疲れ様でした〜。お渡し会の900枚のチケットは完売。特にチェキを一緒に撮れる特典券は速攻で売り切れたとか!

馬場 びっくりしました。インスタで告知しようとしたら、もう売り切れていて。さすがに申し訳ないので追加券を出していただいたんですけど、それもまたすぐになくなったらしく。もう感謝の気持ちでいっぱいです。

――馬場さんはファンイベントって好きですか?

馬場 大好きですね。昔から応援してくださる方から、最近私を知ってくださった方までお会いできるじゃないですか。ワクワクします。特に最近は、同世代の女のコもたくさん応援してくださるんです。

――なかには馬場さんの普段着を真似るばかりか、同じ美容室に行って、同じヘアスタイルにしてほしいとお願いする方までいらっしゃるとか。

馬場 もちろん男性ファンが喜んでくださるのもうれしいけど、そういう方に会えたときはもう感激ですよ。

――今回の本、改めて読んでみて自分ではどんな感想を持ちました?

馬場 幅広い方が手に取りやすい本になったかなと思います。写真集だと買うのが苦手な方もいますよね? あと、普通に旅本として読んでくださる方も多いみたいで、こういう形式にしてよかったと思います。

――今まで見たことのないオフショット的な写真も多いですよね。

馬場 そこはすごく意識しました。変顔もあるし、友達からも「普段の私がいっぱい載ってるね」と言われます。あと「写真点数が想像以上に多かった!」とみんなから驚かれます。

――週プレでロケにいった過去グラビアも掲載されています。

馬場 古いものだと19歳の写真も載っています。自分では変わっていないつもりでいたけど、見たらそんなことなかったですね(笑)。自分も大人になったんだな、って。本当にあっという間ですね。

――ファンイベントが好きということですが、週プレ読者からは以前、週プレ酒場でやったオフ会「馬場呑み」をまたやってほしいという声が後を絶ちません。

馬場 あれは楽しかったですね。そもそもファンの皆さんとお酒の席を囲むなんて機会、そうそうないですし。でもあの時、私、体調がすごく悪くて、お酒をほとんど飲めなかったんです。それは心残りでした。もし次があれば、今度こそ皆さんとしっかり乾杯したいです。あ、でも週プレ酒場はもう無いんでしたっけ?(現在はジャンプ酒場として営業中)

――無いけど、そう言ってくださるなら、ぜひとも検討します!

馬場 すごく楽しみ。これからもファンの方々にお目にかかれる機会をつくっていきたいです。

■馬場ふみか BABA FUMIKA
1995年6月21日生まれ、新潟県出身。2015年より『non-no』専属モデルを務める。ドラマ『コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐THE THIRD SEASON』の雪村双葉役で高い評価を受けたのをはじめ、映画『クソ野郎と美しき世界』、ドラマ『深夜のダメ恋図鑑』など話題作にも多数出演。ファースト写真集『色っぽょ』(集英社刊)は、Amazonタレント写真集ランキング1位、オリコン週間売り上げランキング写真集部門1位を獲得。初の紀行本『馬場ふみか ばばたび』は、Amazon海外旅行ガイドランキング1位を獲得。