アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー・来栖りん(くるす・りん)が、17日に初メジャー写真集『Lakka(ラッカ)』(集英社)の発売記念イベントを都内で開催。撮影での失敗談や今後の抱負を明かした。

来栖は昨年、『週刊ヤングジャンプ』の美少女オーディション「制コレ18(イチハチ)」のグランプリに抜擢。今回の写真集はその集大成となる一冊だ。舞台は北欧・フィンランド。プラネタリウム巡りが趣味である来栖が「星のきれいなところに行きたい」ということで、「世界一遠い星空を探しに行く」がテーマとなり、フィンランドに決まった。

フィンランドの自然あふれる様子がわかる一枚がお気に入り

「フィンランドの星空はキレイでした」と撮影を振り返る来栖だが、心に残ったのはフィンランドの街並み。「空想でゲームの世界とかをスケッチすることが好き」な来栖には、「頭の中で想像するようなおもちゃみたいな建物がたくさんあって、すごくわくわくしました」とにこやかに話した。

撮影中に印象に残ったのは「調子に乗って沼に"落下"してしまった」こと。「たくさん大人の方が一緒にいて、私がちょっと危ないことをすると『止めて!』って焦るんですよ。それが楽しくなってしまって、沼の丸太みたいな橋を踊りながら通ってたら案の定、落ちました」と笑いながら話し、"いたずらっコ"な一面を見せた。ちなみに現在発売中の『ヤングジャンプNo.50』には、落ちた瞬間の写真が掲載されているそう。

19歳になり、

11月8日に19歳の誕生日を迎えたばかりの来栖は、今作を「1108点」と評価。普段は、グループ最年少でメンバーには「ガキ扱い」されているというが、「みんな親みたいな目線で見てくれて、まだ全部確認していない私を押しのけて『ココ、いいね』『ちょっと大人っぽすぎるんじゃない?』って自分のことのように喜んでくれたのでうれしかったです」と笑顔に。

ただ来年は二十歳を迎えるということで、「最近はSuicaに1万円チャージできるようになったので、今度はエレベーターを出るときに、閉じるボタンを押しながら出られる大人になりたい」と独特ながらも等身大の目標を掲げた。

「制コレ18」の一年間を楽しそうに振り返る来栖

また「制コレ18」から1年経ち、来栖は「自分と同じくらいの女のコと一緒に泊まって撮影したのは人生で初めて。ライバルだけど、友達が増えた感覚」と活動を回顧。

そして、一緒に活動してきた制コレ18準グランプリ・山田南実の写真集が来月発売されることにも触れ、「南実ちゃんは喋るとすごく天然で抜けていることが多いんですけど、大人っぽい顔をしたりとか、笑顔が明るかったり、色々な素敵な魅力があるので私も買うのが楽しみです」と語った。

「自分史上最高に大切な宝物。18歳の私が感じた瞬間を表情とかに隠さず全部出せて、本当にありのままの自分を撮っていただいた」と、本人も満足な仕上がりになった『Lakka』。来栖は「家族にもファンの方にもメンバーにも、どんな人にも見ていただけるすてきな写真集になっていると思いますので、この1冊を通して私のことをもっと知っていただけたらと思います」と最後にアピールした。