急角度のハイレグがトレードマークで、"くびれスト"として人気を集めている川崎あや
週プレのグラビアを何度も飾ってくれた彼女の集大成ともいえるのが、12月2日(月)発売『週刊プレイボーイ50号』の表紙&巻頭グラビアだ。引退の理由、そして気になるその後までを赤裸々に語ってくれた。

■最後まで健在だった川崎あや"雨女伝説"

――今回の表紙&巻頭グラビアのロケは、前回とまったく同じタイ・パタヤ。あやちゃんの希望だったんだよね?

川崎 単純にタイが好きなんですよ(笑)。タイ料理はおいしいですし、スイカジュースもたまらない。ただ、一日3食タイ料理だとさすがに飽きてくるので、2日目はフランス料理、3日目はイタリア料理、4日目はスペイン料理、と夕食に変化をつけてもらいました。

――タイロケ直前に、来年1月23日に発売する写真集のスペインロケがあったとのことで、体力的にキツくなかった?

川崎 スペインから帰ってきてすぐにイベントがあって、そのままタイに飛ぶという感じだったんですけど、特に大変ということはありませんでした。昔は長時間の移動がしんどくて都内ロケが一番!って思っていたんですが、今はそんなに気にならなくなりましたね。

――数々の"雨女伝説"を持つあやちゃん。前回のタイロケでは、まさかの人工降雨が実施されるというミラクルが起きました。今回はどうでした!?

川崎 乾期のタイに行ったので、もちろん......雨降りましたよ。撮影予定日の3日間連続で! コーディネーターさんがスマホで雨雲レーダーを見て首をかしげるんですよ、「ここに雨雲なんてないのに」って。よくよく拡大してみたら、1ピクセルくらいの感じで雨が降っている。そこに私がいたんです。

――すごすぎる。

川崎 2日目にはカミナリが響き渡る嵐のような天候にもなって......。夕景ショットを撮る予定だったのですが、泣く泣く翌日に延期になりました。そこでもコーディネーターさんがこう言っていました。「20年タイに住んでいるけど、乾期にこんなに激しいスコールは初めて」って。すごくないですか?

――ヤバいです。

川崎 しかも、グラビア撮影を終えた最終日は、「パタヤでこんなにきれいな青空は見たことがない」とコーディネーターさんが驚いたほどのピーカン。ホント、すごくないですか、私。

――ある意味、持ってますね(笑)。12月23日(月)発売の『週刊プレイボーイ』で、今回のロケの様子を収めたDVDが付録としてつきます。何かハプニングもあったようで......。

川崎 ハプニングっていうか、ダマされたんですよ! 詳しくはDVDを見てほしいんですが、パタヤ・パークタワー(高さ170m)の屋上から、命綱ひとつで地上まで降りるというアトラクションをやらされて。めちゃくちゃ怖かったんです。その様子はぜひDVDで!!

■引退を決意した意外な理由とは?

――来年3月での引退を発表していますが、そのあたりも詳しく聞かせてください。引退を決意したのはいつ?

川崎 ちょうど1年前くらいですね。その頃、いろんな仕事が増えてきて、ドラマやバラエティ、映画や舞台などのお話をいただくようになったんです。

――グラビアだけじゃなく、仕事の幅が広がったんですね。

川崎 でも、もともとテレビや映画などの仕事は苦手で......。一応、食わず嫌いはよくないから、舞台以外は経験してみたんですよ。結果、やっぱり性格的に合わないのがわかった。せっかくオファーをいただいているのに、お断りするのが毎回本当に心苦しくて。それに、後輩に対してもよくないなって思ったんです。

私がそうした仕事を受けることで、もしかしたら後輩たちの仕事につながるかもしれない。今のゼロイチの状況を考えると、見本となる私がどんどん仕事をしていくべきだと思うんですよ。それができないのなら、もう身を引いたほうがいいんじゃないかって。中途半端はよくないから、引退しようと。

――グラビアだけを続けていく選択肢はなかった?

川崎 週プレさんをはじめ、デビューしたときから目標としてきた雑誌の表紙を飾らせてもらい、イメージDVDは11本、写真集も2冊出させてもらえた。今後の自分を想像したときに、具体的なビジョンが見えなかったんですよね。それでグラビアだけ続けていくのは、やっぱり虫がいいと思うんです。

――人気絶頂なのにスッパリ辞めるっていうのは、すごく勇気のいる決断だと思います。デビューしてから5年間、思い出深かったことは?

川崎 ターニングポイントになったのは、2016年に初めて出させてもらった「ビジュアルクイーン撮影会 in としまえん」。毎年、トップグラドルが集まる撮影会で、少しでもツメ跡を残そうと頑張ったんですけど、やっぱりグラビア界の先輩たちには全然及ばなくて。

でも、そのときに「もっと上を目指せるんだな。見習って頑張ろう」ってヤル気が湧いてきたんです。当時、グラビアって何をどう頑張ればいいかわからなかったんですよ。ゼロイチにグラビアをやっている先輩がいなかったですし。

けど、業界には先輩がいっぱいいるんだってわかって、撮影会でご一緒したもっちーさん(倉持由香)や、あおみん(青山ひかる)、ふみにゃん(鈴木ふみ奈)たちを目標にしようって思ったんです。そこからですね、SNSの使い方やグラビアに対する意識が変わったのは。あと、後輩のアンジェラ(芽衣)が週プレさんの表紙を飾ったのも大きかったですね。

――2017年6月26日発売号に大抜擢(だいばってき)されたんですよね。

川崎 ずっと週プレさんの表紙を目標にしてきたから、アンジェラに先を越されてめちゃめちゃ悔しかったんですよ。悔しかったんですけど、表紙撮影のロケに行く直前にアンジェラと話していたら、「不安なんです」って泣いて言うんですよ。少しでも手助けをしたくて、自分のSNSで宣伝ツイートを何度もしたんです。

――悔しさをかみ殺して、応援できるのがすごい。

川崎 そこで「売れるな、売れるな」って呪うのって、すごくカッコ悪いなって思ったし、自分のためにもならないじゃないですか。アンジェラも一生懸命頑張っていましたから。

――そんな経緯もあって、ゼロイチのタレントたちに一致団結するという気持ちが根づいていったんですね。引退後は何をする予定?

川崎 本当に特に何も決めていないんです。ただ、いつか普通のデートをしてみたい。地元の友達の話を聞くと、みんな青春しているんですよ。グラビアを始めてからというもの、ファンに後ろめたいことをしたくなくて、恋愛から自分を切り離していたんです。

だから、水族館やディズニーランドでデートしてみたいなぁ。あと、両親と旅行に行けていないので、どこかでゆっくりしたいですね。引退は寂しいけど、今後のことは楽しみしかありません!

――今後、ゼロイチにはどうなってもらいたい?

川崎 今と変わらず、みんな仲良く、人の活躍を見て自分も頑張ろうって思えるタレントの集まりであってほしいです。性格的に私は引っ張っていくタイプではないのですが、その立場になって変わることができた。桃月なしこがその役割を担うことになると思うんですが、きっと彼女なら大丈夫。引退までラスト3ヵ月、後輩たちにいろいろなことを伝えられたらいいな。

●川崎あや(KAWASAKI AYA)
1991年1月3日生まれ 神奈川県出身 身長167㎝ B80 W52 H88
○数々の伝説を残しながら、来年3月での引退を発表。ラスト写真集『川崎あや引退写真集(仮)』(集英社)が来年1月23日(木)に発売予定!!
公式Twitter【@kawasaki__aya】
公式Instagram【@kawasaki__aya】

★12月7日(土)、週プレ発売記念イベント開催! 『週刊プレイボーイ50号』(12月2日発売)のグラビアを飾ったゼロイチメンバーが勢ぞろい! 詳しくは川崎あやのSNSをチェック!

★週プレnet EXでグラビアの未公開カットを12月2日(月)より公開!
価格1100円(税込)*閲覧可能期間7日間
http://shupure-net.shueisha.co.jp/extra/