ガールズユニットとしてデビューする821(ハニー)。左からユリナ、カンナ、アオ、レイア、リコ

ガールズユニット「821(ハニー)」のデビュー記者会見が24日、都内で開催され、デビュー曲となるデジタルシングル『WHO』の2月28日配信決定が発表された。

「821」は、18年のホリプロスカウトキャラバンで選出されたメンバーにより、19年10月結成。メンバーはリコ(13)、レイア(14)、アオ(12)、カンナ(15)、ユリナ(14)の5人で、その平均年齢は13.6歳というフレッシュなグループだ。

グループ名の「821」は142番目の素数で、1とその数字でしか割れないことから、ユニットそのものが誰にも割れない唯一無二なものであり、ひとりひとりが個性を発揮する特別な存在になっていくことを目指して命名されたという。

今回の選考は18年5月から8月にかけて非公開で実施。その後19年3月から雑誌『りぼん』に連載した少女漫画『きみとゆめみる羊』でメンバーと同名の少女たちが架空のタレントオーディションを通して成長する姿が描かれ、11月の最終話でメンバーの写真とともに実在の物語だったことを公表した。

『りぼん』に登場した漫画版「821」とのショットも

デビュー曲についてアオは、「821はこういうグループだよというメッセージが込められた、私たちの自己紹介ソングになっています」と紹介。リコは「TWICEさんやRed Velvetさんなど世界的なグループの曲を作った方に作っていただきました。1回聞いたら絶対忘れないメロディーとリズムが聞きどころです」とアピール。

ミュージックビデオ(MV)についてユリナは「演技自体が初めての経験でしたが、特に殺陣のシーンはがんばったので見てほしいです。不思議なストーリーなので、何度見ても楽しめるミュージックビデオです」と話した。

今後の目標を問われると、レイアは「将来の夢は女優さん。欲を言えば石原さとみさんのようになりたい!」と明かし、ユリナも「アクション、コメディの作品に出られるような魅力的な表現者になりたい!」と気合十分。カンナは「みんなと高い目標を持ちながら、グループとしても、個人としても活躍できるよう頑張りたいです!」と息込んだ。