昨年プロデビューするや連戦連勝! アイドル顔負けのルックスながら圧倒的な強さで話題を呼んでいる、女子キックボクシング界の新星・ぱんちゃん璃奈(りな)が1月27日発売の『週刊プレイボーイ6号』のグラビアに登場!

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■つまらない毎日を変えたくてキックの道へ

――こんなかわいいコがまさかプロのキックボクサーとは。本当に信じられません! そもそもキックボクシングを始めたきっかけは?

ぱんちゃん 22歳のとき、フィットネス目的でジムに通いだしたら面白くて、本格的にやるようになりました。最初は試合をするつもりなんてまったくなかったんです。

――それがいったい、なぜプロに?

ぱんちゃん ずっと生きる目標を探してたんです。ある日「これだ!」と思って。私、高校で陸上を頑張っていたんですけど、ケガで部活を辞めちゃったんです。で、そのまま高校を中退し、何年もバイトで生活して。引きこもりの時期もありました。そんなつまらない毎日を変えたかったんです。

――でも、なろうと思って簡単になれる世界でもないでしょう?

ぱんちゃん キックのジムに毎日通い、筋トレのジムにも行き、家でもトレーニングしてと、ひたすら練習しました。タイへ修行にも行ったし。あとアマチュア時代は1年間で12試合やり、実戦で学んで。それで勝ち続けたら(11勝1敗)、プロになれました。

――今やデビュー以来6連勝の快進撃。先日、試合を観戦しましたが、ものすごい形相でガンガン攻めまくりますね。

ぱんちゃん つい気持ちが前に出ちゃうんです(笑)。最初の頃なんてパンチをいくら食らっても構わないと思っていたし。でも最近は随分と冷静にやれるようになりました。特に前の試合では思い描いていたとおりに左ハイキックを決められて、KO勝ちできました。

――でも怖くない? 当たり前だけど殴られたら痛いでしょう?

ぱんちゃん 怖くはないけど、試合前はものすごい緊張で胃が口から飛び出そうになります。始まったら勝つことしか頭にないので大丈夫だけど。あと試合中はアドレナリンが出ているので痛みは感じないです。前に鼻の骨を折ったときも試合後に気づきました(笑)。

――ひえ~! ケガも多いだろうし、ご両親は心配しません?

ぱんちゃん 最初はプロになるのに猛反対されました。今は応援してくれてるけど、当時はお父さんと大ゲンカにもなりました(笑)。

【週プレnet EXTRA】ぱんちゃん璃奈『STRONG & BEAUTY』より

――気が強いからやめてって言っても聞いてくれなさそうですね。

ぱんちゃん 絶対聞かないです。ラインもブロックします(笑)。お母さんは私をアイドルにしたかったんですよ。小・中学校の頃、芸能事務所のオーディションを何度か受けに連れていってもらったし。AKB48の1期生にも応募してました。書類は通ったものの、私は芸能界に興味なかったので、面接は頑として受けなかったけど。

――もしAKBに入ってたら神7にいたりして!? あと"ぱんちゃん"のリングネームは、『ドラゴンボール』から取ったとか。

ぱんちゃん 20歳のとき、悟空の孫娘パンちゃんに似てると言われ、そう呼ばれるようになりました。ファンからは変わってるけど覚えやすいと言われますね。

――リングの内外で注目を集めているけど、プレッシャーは?

ぱんちゃん プロ4戦目まではありました。実力がないのにいいのかなって。でも最近は自信がついてきたので、むしろもっと注目してもらい、ファンを増やしたいです。会場で私のタオルをかざしてくれたり、名前を呼んでくれるのってみんながついてるんだなってすごいパワーになるんですよ。今回みたいなグラビアも機会があればまたやりたいです。

――撮影でも恥ずかしがるどころか楽しそうにしてましたもんね。それにしてもキックボクシングで毎日が充実してるんですね。

ぱんちゃん はい。本当にいいの?って怖くなるくらい毎日が楽しいし。人より遅いけど、今が青春なんだと思います。

――最後に今後の抱負を。

ぱんちゃん まずは2月11日の大会(「テレ・マーカーPresents KNOCK OUT CHANPIONSHIP.1」大田区総合体育館)で絶対に勝ちます。そしてその後も強い選手に勝ち続けていきます。目標はトップに立つこと。頭の中にはそれしかありません。

(スタイリング/富田育子 ヘア&メイク/山下景子)

●ぱんちゃん璃奈(りな) 
1994年3月17日生まれ 大阪府出身 
○ピン級~アトム級のプロキックボクサー。プロ戦績は6戦6勝(1KO)、ストラッグル所属。
公式Twitter【@panchanrina】 公式ブログもチェック!

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