3月14日をもって引退することを表明しているグラビアアイドル・川崎あやが25日、都内で引退写真集ジャパニーズ グラビア(集英社)の発売記念イベントを開催、ラスト写真集や引退について語った。

「グラビアというすごく小さなジャンルの中で、世間に向けて『グラビアとは?』って挑戦し続けてきました」という川崎。『ジャパニーズ グラビア』というタイトルについては、「これが日本のグラビアだよという意味を込めました。引退の決意も込めましたが、タイトルの名に恥じないような内容になったと思います」と力強く説明した。

お気に入りの一枚を見せながら「生々しい」と説明する川崎。今後、大阪、名古屋、福岡、仙台でも写真集発売記念イベントを開催。また3月14日には「卒業式」をテーマにした「引退式」を開催予定

お気に入りの写真は、11月のスペインの寒い夜のプールで撮影した一枚。「(撮影は)本当に寒くて。ジャグジーとプール、交互に入りながら頑張って撮影したんですけど、その寒さも感じさせないくらい綺麗な写真になっています。それと、お尻が光っていてきれいだなって(笑)」とグラビア魂全開で撮影に臨んでいたことを打ち明けた。

さらにスペインではヌーディストビーチを訪れ、そこで撮影も行なったという。「ヌーディストビーチがあることを知らなくて、コーディネーターさんに実はあるんだよって聞いて。じゃあ行ってみようかって偶然撮れた感じでした。なのですごく思い出深い場所。開放的でプライベートでも行ってみたいと思いました(笑)」と振り返った。

黒のワンピースで登場した川崎

ウエスト52cmのくびれだけでなく、"ハイレグ女王"としてもグラビア界で名を馳せた川崎だが、ラスト写真集では「どこまでがハイレグか」挑戦。「もはやハイレグではないんですが、いろんなもので(股間を)隠してみて。私が実際に使っているケータイに、靴も自分の私物。パソコンのマウスが一番のお気に入りです」と、いつもとは違った写真にもトライした。

レースクイーンからキャリアを歩み、トップグラドルまで昇りつめた川崎。改めてこれまでの活動を「最初は会社員もしていて、片手間というかバイト感覚でこのお仕事を始めたので、まさかこんなに続くとは思っていなかったですし、好きになるとも思っていなかったので、正直驚いています」と振り返った。

水湊みおや花咲れあ、霜月めあ、藤田いろはなど、所属事務所ゼロイチファミリアの後輩たちには「『あやちゃんがいなくなったあとも頑張ります』って、みんな前向きに言ってくれているので、期待しています」と語る川崎

3月14日に引退式を控えるが、「まだ実感はない」そう。引退後についても「全然決めてないです。真っ白で、何も考えていなくて。とりあえずはまだ決めなくていいかな、ゆっくり休もうかなって思っています」とコメント。

「グラビアはかけがえがないからこそ、きれいなままで終わらせたかったので、何も悔いはないです」。そう話す川崎は、最後まで笑顔で質問に答え、イベントが終わると笑顔のまま会場を後にした。