左から上田、堂本、梅田

堂本光一が演出・主演を務める舞台『Endless SHOCK 20th Anniversary』が4日に開幕し、囲み取材にライバル役を務めるKAT-TUNの上田竜也や、ふぉ~ゆ~の越岡裕貴松崎祐介梅田彩佳前田美波里が出席。堂本は20周年、そして亡きジャニー喜多川氏へ思いを語った。

2000年11月に始まった『Endless SHOCK』は、歌やダンスのほか、スタージ上や客席の上を飛び回るワイヤーフライングや大階段落ちなど、絶え間なく驚きが続くショーミュージカル。ミュージカル単独主演記録1位を更新しており、3月30日の夜公演には1800回を達成する予定だ。

20周年という節目の公演となるが、これまでと演出も変更し「少し変わった演出も楽しんでいただけるんじゃないかと思います」とアピール。20年経って「衣装も落ち着いた」と金の刺繍が入ったジャケットを強調し、周囲を笑わせた。

そして「ライバル役の上田が入ってくれたことがなによりも大きい」と前置きすると、「本当に一生懸命で、舞台への向き合い方が以前とは全然違う」と絶賛。さらに「『公演中は飯を食うのもめんどくさくなる』と言ってたんですけど、ゲネプロが終わって今日の朝、『その気持ちがわかりました』って。上田とフィジカル的なしんどさを共有できてうれしかった」と舞台の過酷さを共感したことでより絆が深まったようだ。

また帝国劇場での公演は、昨年ジャニー喜多川氏が亡くなって以来、初。前日行なわれたゲネプロの最後にも「ジャニーさんがいつも、あの(中央の)席で観ていた」と振り返ったが、この日も「帝国劇場はジャニーさんが愛した場所。いくつかの演出を変えたので、ジャニーさんからは『ユー、違うよ』と言われるかもしれません(笑)。こういう会見でもあの辺(端の方)で見ていたんですよ」とほほ笑んだ。

今回の公演期間中は、東京・日比谷シャンテで企画展「『Endless SHOCK 20th Anniversary』スポーツ紙が報じた20年間」を開催。すでに見学した越岡が「全ての階に光一さんがいました!」と話すと、堂本は「それ、ウザくないかな?」と自虐しつつも「ありがたいですね」と感謝を込めた。

『Endless SHOCK 20th Anniversary』の公演は3月31日(火)まで。