（左から）松風理咲、竹内愛紗、長見玲亜
５日、ひかりＴＶ・ｄＴＶチャンネルで配信されるオリジナル連続ドラマ『トリプルミッション！！！ 女優たちの夢、ドラマにしました』完成報告イベントが都内で行なわれ、松風理咲、竹内愛紗、長見玲亜（れあ）が登壇した。
同作は３人それぞれが主演するオムニバス。まだ１０代の若手女優である彼女らが、"トリプルミッション"と題するように企画・プロデュース・主演を務める意欲的な作品となっている。
まず、企画立ち上げから携わることでどのような感想があったのか問われた松風は、「自分の発想力や想像力の無さもあり、ゼロからイチを作り出すことの難しさを痛感した」と苦悩したが、「すごくいい経験になったな」とポジティブなコメント。
竹内、長見も同じ苦労を語りつつも「自分を客観視してどうしたらいいのか話し合うのはすごく楽しかった」（竹内）、「ワクワクも大きかったです」（長見）と、３人ともセルフプロデュース作品ならではの面白さを味わった。
「芸人さんのネタ見せも見学に行かせていただき、人を笑わせるのは本当に素晴らしい事なんだな」と実感した松風
今回の企画は、自身が演じてみたいテーマを決めるところからスタート。「これまでダークな役を演じたことがなかった」ことから「復讐」をテーマに選んだ松風は、「見終わった後に、心にズーンと何か残るような作品にしたいと思った」と説明。竹内のテーマは「青春」。「私が演じるひかりちゃんが大人になって、人生の思い出の１ページになるような作品をやってみたくて青春を選んだ」とコメント。長見は「かっこよく魅力のある女性というイメージで憧れもあった」と「悪女」をテーマにした理由を話した。
また、本作では、先の"トリプルミッション"に加えて、役を演じるうえで、それぞれ新たな挑戦も。
ボイストレーナーに指導してもらった竹内は、イベント中にいきなり発声練習を始める場面も
漫才に挑戦した松風は「相手役のちょっとしたボケセリフがツボに入っちゃって、笑いをこらえるのが大変」と、「復讐」から感じるダークさとは正反対の回答。そしてシンガーソングライター役を演じた竹内は、「歌詞に線香花火という言葉を入れたら、監督さんが実際に線香花火をするシーンを入れてくださった」と感激。長見は蟻と共演やメイド役にチャレンジ。「大学の研究所で詳しく教えてもらったけど、蟻を手なずけるのは難しい。メイドカフェに行って仕草を教わったけど、（実は）そこが一番自分の素に近かった」と話し、報道陣を笑わせた。
最後に「なぜ主人公が復讐をするのかを考えながら見てほしい」（松風）、「普段なら素直に言えない家族への言葉も歌の歌詞に入っていたりするので、家族のことを思いながら見てほしい」（竹内）、「一風変わった悪女なのと、私の初主演というところにも注目してほしい」（長見）と、それぞれの役柄とドラマの見どころをしっかりとアピールし、イベントを締めくくった。
「ふたりの作品を見て、復讐も青春も自分でも演じてみたい」と憧れを口にした長見
オリジナル連続ドラマ『トリプルミッション！！！ 女優たちの夢、ドラマにしました』は、３月２０日（金）からひかりＴＶ、ｄＴＶチャンネルで全１２話が独占配信スタートとなる。