「ミスマガジン2019」でグランプリを獲得し、王道のド真ん中を突き進む17歳の豊田ルナを、4月27日(月)発売『週刊プレイボーイ19・20合併号』でグラビア初撮り下ろし!
5歳で子役デビューした彼女が記憶に残っている仕事やグラビア現場の印象とは?
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■やっと立てたスタートライン
――今回、Skypeを通してのリモート取材になりましたが、学校も大変ですよね......?
ルナ 新学期は一日も登校することがなく、春休みがずっと続いている感覚です。先週、やっとオンラインで始業式がありました。高校3年生という進路を決めなきゃいけないタイミングで、やっぱり不安はありますし、クラスのみんなと過ごせない寂しさも当然ありますね。
――クラスメイトとは、どんなコミュニケーションを?
ルナ 週に一度、オンラインでホームルームがあって、そこでみんなの顔を見て、元気そうな姿を確認します。でも私、パソコンに弱くて、オンラインでつなぐのにてこずるんです。そうそう、あるクラスの友達は、アプリを入れられないから参加できないって。まだもう少し、この環境に慣れるためには時間がかかるかもしれません。
――自宅での過ごし方は?
ルナ 配信で海外ドラマを見たり、お菓子を作ったり、母と韓国のドラマやアイドルについて語りながらお茶したり。もちろん、学校の課題にもしっかり取り組んでいます。
正直、これまで家族とゆっくり、なんて時間はほとんどありませんでした。5歳で子役デビューしてから、土日はレッスンやオーディションがあったので、休日に遊んだ記憶がないんです。今は充電期間と考えて、目の前のやれることを大切にして、楽しみながら過ごしていきたいですね。
――そもそも女優さんを目指したきっかけは?
ルナ 直感です。まだ世の中を知らない年頃に、親子雑誌のモデル募集か何かを見て、やってみたいと思ったんです。最初はCMのモデルからスタートして、ドラマや映画の現場をいくつか経験させていただきました。
――記憶に残っている仕事は?
ルナ 大河ドラマに携わる機会が2回ありました。そのなかのひとつが『花燃ゆ』(2015年)なんですが、自害する役で強烈な印象として残っています。あと、初めてレギュラーで出演させてもらった『悪夢ちゃん』(2012年)も思い出深いです。共演の濱田マリさんのお芝居に驚きましたね。すごいテンポがよくて、その演技の迫力で現場に一体感が生まれて、圧倒されました。
――経歴を伺うと、かなり順調な芸能生活だと感じます。
ルナ いやいや、絶対に順調なんかじゃないです。数えきれないほどのオーディションを受けて、落ちて、悔しい思いの連続でした。昨年、「ミスマガジン」に挑戦してグランプリを獲(と)れたことで、やっとスタートラインに立てた気がします。
――グラビア現場の印象は?
ルナ いろいろ想像しながら表情をつくって、同時に素の自分も要求されますよね? それって、演技を磨く上で最高のトレーニングになるはずです。だから毎回、楽しみながら前向きに取り組んでます。
――今回は、笑わない表現を求められることが多かったです。
ルナ 新しい自分を発見できた感覚がありますね。写真の雰囲気や衣装のテイストが好きな感じで、ドンピシャで「いい!」っていう仕上がりです。特におだんごヘアのカットがお気に入りですね。先ほど母にも見せたのですが、すごく気に入ってくれました(笑)。
――今後のお仕事は? 自粛ムードが続きそうな状況ですが......。
ルナ 私の強みって、ちょっと矛盾するようですが、楽観的でまじめなところだと思います。この状況は神様がくれたステップアップするための機会だと考えて、先ほども言ったとおり、ステイホームの時間をきっちり楽しみたいです。
――ポジティブさが画面越しでもビンビン伝わります。
ルナ 将来的には進学もする気でいますし、公開はまだ先になりますが、主演映画も控えています。写真集という直近の目標もあるので、止まらず先に進めるように頑張ります。
(スタイリング/上野 珠 ヘア&メイク/mahiro)
●豊田ルナ
2002年7月17日生まれ 埼玉県出身
身長159cm 特技=クラシックバレエ
○5歳から子役として数々のドラマに出演。本人いわく、「谷あり、谷あり」の芸能生活を経て、「ミスマガジン2019」のグランプリを獲得して注目される。現在、NHK Eテレ『すイエんサー』にレギュラー出演中。
公式Twitter【@Runa_Toyoda0717】
公式Instagram【@runstagram_717】
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