4月の初グラビアを経て、7月6日(月)発売の『週刊プレイボーイ29号』で一気に表紙へ! さらに、今号には富士山麓でのロケの映像を41分も収録したDVDも付いてくる!

ウィキペディアに家系図が載るような超ド級のお嬢さまにして、『ZIP!』のリポーターとして長年愛された"だんちゃん"こと團遥香が、グラビアにかける秘めた思いを語る。

■夕暮れに浮かんだポエム「まだまだ旅は続く」

――晴れましたね!

 本当に幸せです。初グラビア(週刊プレイボーイ 4月6日発売号)は土砂降りの雨で、あのときは気温も低くて、グラビアは体を張らなきゃいけないお仕事なんだと感じました。今回は富士山の麓(ふもと)にあるスタジオと、伊豆のビーチと温泉宿。両シチュエーション共に天気に恵まれて、思いっきり楽しめました。

――まず、富士山麓ロケを振り返りましょうか。

 目標にしていた表紙の撮影、しかも久々に自然を感じられる場所に行けるということで、とにかくテンションが高かったですね。グラビアの1ページ目に使われている、富士山を背負ったカット。あれは解放感を全身で表現した、心からの笑顔です。

――このロケで、だんちゃんの定番シーンが生まれました。

 窓越しですね(笑)。初グラビアのときもなんとなく多いなって気づいていましたけど、雰囲気のいい窓があると必ず撮るんですよ。むしろ、先に窓を探してるんじゃないかってくらい。撮影中、「窓越しのだん」という言葉がスタッフさんの間で飛び交っていました(笑)。

――付録DVDには、そんな「窓越しのだん」が数多く収録されています。

 やっぱり、見どころはそこですね(笑)。DVDでお気に入りの窓越しは、レトロなバスの運転席です。キス顔やはっちゃけた表情に注目してください。ほかにはハンモックで揺られたり、草原を走ってドローンを飛ばしたり。動画ならではのハイテンションな姿を堪能できると思います。

――続いて、伊豆ロケはいかがでした?

 ひと言で表すなら、「ザ・王道」です。私、普段からグラビア誌をよく見ていて、「ビーチを走る」と「波打ち際で横たわる」は定番シーンの二大巨頭じゃないですか? しかも、温泉宿で浴衣を着ての撮影まで。グラビアといえば、畳というイメージが前からあったんです。だから、いざ想像していたシーンがセッティングされると、「きたきた! これこれ! グラビアっぽい!」って、照れ笑いが止まりませんでした。実際に撮影が始まると本当に楽しくて。波打ち際では吹っ切れて、砂まみれになりながら、顔まで海水にいっちゃいました。

――早朝5時から撮影を始めて、夕暮れまで。長い一日でしたね。

 もう全然。むしろ、短く感じました。理由ですか? 撮影のひとつひとつに物語があったんです。実際に自分が泊まったホテルの部屋では、ほぼスッピンで普段の私のまま。ビーチでは照れながらも、元気に振る舞うことを意識して。逆に温泉宿では、大人の雰囲気を演じました。常に新鮮な気持ちで次のシチュエーションに臨めたからこそ、時間が短く感じられたのかもしれません。ロケの最後、夕暮れに染まるビーチではグラビアに添えられるポエムまで浮かびましたから。「まだまだ旅は続く」みたいな(笑)。

――そしてまた、新しい「○○のだん」が発見されましたね。

 はい、「出しすぎのだん」です(笑)。水着に慣れすぎて、浴衣に着替えたら油断しちゃったんです。マネジャーさんから「脚、出しすぎ!」って注意されて、自分ではまったくそんな意識はありませんでしたが......そこで覚えたのが、「隠しのだん」です。見せればいいってものじゃないと(笑)。もはや「○○のだん」を探すことが、私のグラビアのお決まりになりつつあります。大丈夫ですか、これ?

――大丈夫です(笑)。

 私的には、「振り幅のだん」を読者の方に感じてもらいたいです。「はしゃぎのだん」から「大人のだん」まで。グラビアを通して、自分の中でいろいろな発見がありました。皆さんにもそれぞれ、オリジナルの「○○のだん」を発見してもらえたらうれしいです......って、ネタ化してません? 本当に大丈夫ですか?

■年齢に躊躇しないこのままの自分で

――現場をご一緒して、こうしてお話を聞くと、グラビアにかける情熱を強く感じます。

 『ZIP!』に今年の3月まで、19歳から7年にわたってお世話になりました。やっぱりまだ、番組のイメージが強いのか、街中で声をかけていただいてもアナウンサーだと勘違いされることがほとんどで、その印象を払拭(ふっしょく)して、仕事の幅を広げていきたいのが本音です。だからこそ、今このタイミングでグラビアをやらせてもらえることに感謝して、一生懸命に取り組みたいと思っています。正直、27歳という遅めの挑戦ではありますけど。

――いやいや、王道で絶対にまだイケますよ!

 冷静に振り返ると、10代のコがやるようなシチュエーションでグラビアを撮ってもらったって、急に恥ずかしくなってきました。自分で自分をホメてあげたいです(笑)。先月、27歳の誕生日を迎えて、初めてその年齢になりたくないと感じて、ちょっとだけ将来を考えました。27歳になって周りを見ると、生き方がそろそろはっきりしてくるじゃないですか? 仕事をバリバリ続けるのか、結婚して子供を産んで家庭に入るのか。

でも、すぐに思い直しました。『ZIP!』を卒業したときに決意したんだって。何歳で結婚したいとか、そんなビジョンを持つのはやめようと。年齢は関係ない。次、挑戦できることがあるなら、しっかり向き合って、先ほども話したように仕事の幅を広げていきたいです。

――それがグラビアだったんですね。週プレとしても、感謝しかないです。

 少し前に井川遥さんの過去の写真を見ました。井川さんも決して早くはないタイミングでグラビアをやられていました。すてきですよね。目指すべきはそこなんです。年齢に躊躇(ちゅうちょ)しないで、このままの自分を出せればいいと思います。

――次が楽しみです。

 前の取材でも話したように、無人島探検みたいな体を張ったドキュメントをやってみたいです。ダイビングをしたり、昆虫採集もいいですね。グラビア的にもいい絵が撮れそうじゃないですか?

■團 遥香(DAN HARUKA)
1993年6月2日生まれ 東京都出身
身長162㎝ 特技=水泳、三味線、ピアノ
○『ZIP!』(日本テレビ系)のリポーターとして、日本の朝に爽やかな笑顔を届けて丸7年。今年の3月に番組を卒業後、本誌で披露したグラビアが話題に。今後はモデルやタレント、女優などその親しみやすいキャラクターを生かしたマルチな活動に期待です。公式Instagram【@haruka_dan_official】

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