日本一のコスプレ―イヤー・えなこが、男の夢と妄想が詰まった"奥様"に変身して7月13日(月)発売の『週刊プレイボーイ30号』で表紙&巻頭グラビアを飾る! 

えなこりんが語る、理想の新婚生活とは......? また、ステイホーム中に披露したあの大人気作品のキャラクターのコスプレについても聞いてみた!

■甘えられないから甘やかしちゃう

――今回のグラビアは「奥様はえなこりん」というテーマで、いろんな種類の"奥様"のコスプレをしてもらいました!

えなこ 奥様は女子高生だったり、新妻だったり、団地妻だったり、画面の中の俺の嫁だったり......現実にはなかなかありえない妄想が詰まったシチュエーションの撮影ばかりで、すごく楽しかったです。そして 実は、全部のシーンで左手の薬指に指輪をしてるっていうこだわりもポイント。

そういえば、制服を着て指輪をつけたのは初めてだったし、布団叩きを持ったのも初めてだったし、今回の撮影は初めて経験することが多くて新鮮でした。

――新妻のシチュエーションでは裸エプロンをしてもらいましたが、もしもえなこちゃんが新婚さんだったら、裸エプロンはやりますか?

えなこ やらないです!

――やらないんですか!? 

えなこ だって、そんな格好でお料理してたら油が飛んで危ないじゃないですか。火の元はちゃんと用心しないと。

――超現実的(笑)。でも、裸エプロンって男のロマンなんですよね......。

えなこ もしも未来の旦那さんに「やって!」って頼まれたらやると思います。だって私、コスプレイヤーですから!

――仕事スイッチが入っちゃうんですか(笑)。じゃあ、旦那さんのわがままは聞くタイプ?

えなこ そうですね。甘やかしちゃうタイプだと思います。自分が人に甘えることができない性格だから、相手が甘えることになるんじゃないかなって。

――もしも「欲しいものをなんでも買ってあげるよ!」っていう旦那さんだったら甘える?

えなこ いや、逆になんでも言うこと聞いてくれると引いちゃうかも......。お互いに尊敬し合える関係がいいですよね。だから例えば、ハネムーンに行った先でも、お互いにそれぞれ遠隔で仕事をしているくらいがいいなって思います。

――それでも、ハネムーンには行くんですね。

えなこ そりゃあだって、憧れるじゃないですか!

■久々の宅コスで身に染みた大変さ

――自粛期間が明けて1ヵ月以上がたちましたが、ステイホーム中はどんな生活をしていましたか?

えなこ 極力家から出ないことを心がけて、買い物もほぼ通販で済ましてましたね。近所のスーパーですら行くのが怖くて。だから、今まで以上に自炊をするようになりました。一番作ったのは、浅漬けです。

――チョイスが渋い(笑)。

えなこ そもそもハマったのが割と最近で、最初は市販の白菜の浅漬けを買って食べてたんですよ。そしたら、そのうちどんどんもっと別の野菜の浅漬けを食べたいと思い始めてきて。それから浅漬けのもとを買い、キャベツとかキュウリとかタケノコとか、とにかく漬けられそうなものを定期的に漬けるようになったんです。最終的に今は、浸透圧で染み込むタイプの浅漬けのもとにたどり着きました。

――自分で漬けてみて、一番おいしかった野菜は?

えなこ キャベツですね。浸透圧で芯までかなり柔らかくなって、それでいてシャッキリ感もちゃんと残っていたので、めちゃめちゃおいしかったです。

――お料理以外に、自粛期間中に挑戦したことありますか?

えなこ 何年ぶりだろうっていうくらい久しぶりに宅コス(自宅でのコスプレ)をしました。キャラクターは、『鬼滅(きめつ)の刃(やいば)』の(竈門・かまど)禰豆子(ねずこ)です。アニメもマンガも大ファンで、ずっとコスプレしてみたかったんですよ。とはいえ、あまりにも人気の作品だし、大好きな作品だからこそ、生半可な気持ちで挑むわけにもいかず......。

でも、この自粛期間中は暇を持て余していたので、完全にプライベートで衣装と背景紙を用意して、気合いを入れて禰豆子のコスプレをすることにしたんです。

――メイクも研究したり?

えなこ 研究しました。眉毛の描き方とか、アイメイクとか。おでこの生え際にもこだわりましたね。結果、メイクだけで2時間もかかっちゃって(笑)。その後スマホで自撮りした写真を2枚だけTwitterに載せたんですけど、その撮影にも2時間以上かかりました(笑)。

――合計4時間以上も!

えなこ ライトの強さが決まらなかったり、ポーズや角度がなかなか定まらなかったり、ようやくいいポーズを見つけたと思ったら背景紙が落ちてきたり。踏んだり蹴ったりでした。

――そういう努力があって生まれた2枚の写真なんですね。

えなこ 宅コスならではの大変さをあらためて感じました。

――ちなみに、そこまで大好きな『鬼滅の刃』の魅力をあらためてお聞きしたいです。

えなこ 素人だからあまりわからないんですけど、登場人物が多いのに、みんなキャラがめちゃめちゃ立ってますよね。どの登場人物も、どういうキャラなのかをすぐに説明できますもん。あと、話の展開がダレることなくポンポン進むから、すごく入りやすいです。......って、何様なんだ(笑)。

――最初の「素人だから」が完全にフリでしたね(笑)。同作品で、今後コスプレしてみたいキャラクターは?

えなこ (嘴平・はしびら)伊之助(いのすけ)! 一番好きなキャラクターなので。ただ、本気でやろうとするとイノシシのかぶり物をかぶるから顔が見えないし、何より上半身裸っていう(笑)。さすがにそれは厳しいので、例えばイノシシのかぶり物を脱いで、それを体の前で持って胸を隠す、みたいな感じかなと思ってます。

――楽しみにしています! では、コスプレ以外で挑戦したいことはありますか?

えなこ 演技のお仕事です。先日、初めて1話だけドラマに出させていただいたんですよ。『警視庁・捜査一課長2020』(テレビ朝日系)というドラマで、犯人だと思われているOL役。セリフが覚えられないからっていう理由で今まで演技のお仕事を避けていた私にとって、その役は、セリフが2、3個しかないのに最後までずっと出続けるっていう神役だったんです(笑)。

ドラマの撮影現場の雰囲気を肌で感じられてすごく楽しかったし勉強になったので、今後も少しずつ演技に挑戦していきたいです。気分はもう月9女優なんですけどね♪

■えなこ(ENAKO)
1994年1月22日生まれ 
愛知県出身 身長154㎝ 
○コスプレイヤーとして多数のメディアや海外のアニメ・ゲームイベントに引っ張りだこ。『えなこの◯◯ラジオ』(文化放送インターネットラジオ「超!A&G+」、毎週日曜15:00~)が放送中。公式Twitter【@enako_cos】公式Instagram【@enakorin】

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