1998年4月27日生まれ、群馬県出身。キラメイジャーのメインキャスト陣は「すごく仲良しで。まだ始まったばかりなのにこんなに仲が良くて、どんどん家族みたいな感じになっていくのかなと思います。みんなと話していて『今からもう最後のこと考えてる』って、終わるときのことを考えて泣きそうになっています」(撮影/中村和孝)
新條由芽が7月20日発売(月)の『週刊プレイボーイ31・32合併号』に表紙&巻頭グラビアで凱旋! さらに今号には、超貴重なメイキング映像&コメント集を38分収録したDVDもついてくる!

日曜9:30から放送中の『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)では天真らんまんな速見瀬奈/キラメイグリーン役を好演している彼女。でも実物の新條さんは、本当はずいぶん違っていて......?

■新條由芽週プレクロニクル

――今回が週刊プレイボーイで5回目の撮り下ろしとなりました。

新條 もう5回目。早いです。

――今日の撮影を振り返っていただけますか?

新條 衣装も雰囲気も、これまでよりも一段と大人っぽかったです。一番印象に残っているのは黒の水着かな。カッコよくなれたというか、いつもと違う雰囲気で撮れたと思います。あと、水色のワンピースのシーンでは、ヘアメイクさんと相談して「雰囲気変えたいよね」って、あまりやったことのない感じ(後ろで緩いひとつ結び)にしていただきました。

――髪型は、昔からずっと下ろしている感じですか?

新條 はい。ずっと長いままで、結ぶことも少ないです。

――短くしたりは?

新條 短くしたことないんですよ。「似合わなかったらどうしよう」っていう気持ちが先に立っちゃう。でも機会があればやってみたいです。

――今回初表紙となりましたが、過去の撮影の思い出も聞かせてください。

新條 最初の撮影は、沖縄で細居幸次郎さんに撮っていただきました。そのときに比べると、(今は)より大人っぽい雰囲気で撮れるようになったと思います。写真を見返すと、少しは成長できてるかなって思います。

新條さんの記念すべき初グラビア。沖縄の海や川で「透明感」「美少女感」を前面に出して撮影した(写真/細居幸次郎)

その次はドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ)に出ていた時期で、栗山秀作さんに学校のスタジオで撮っていただきました。2月で雨が降っていて、寒かったのを覚えています。制服を着たり、両手にバケツを持って、廊下に立たされている設定で撮ったり、面白かったです。

――あれは栗山先生の趣味です。

新條 でもあの写真は私も気に入っています(笑)。

2度目の撮影は真冬の学校で。「制服を着てグラビアを撮るのが初めてだったので、それがとても新鮮でした」(写真/栗山秀作)

――その次が、今回も撮影してくださった中村和孝さん。

新條 2回目とは打って変わって真夏の撮影でした。プールで撮った黒のワンピースの水着が印象に残っています。ああいう形状の水着を着たのは初めてだったので。

初回、2回目を踏まえ「脱・美少女」をテーマに撮影。衣装のチョイスにもそれが表れている(写真/中村和孝)

――4回目が熊谷貫(くまがい・つらぬく)さんの撮影で、千葉のホテルで。

新條 あのときはグレーのチューブトップの水着がすごくかわいくて。お気に入りです。

キラメイジャーの出演が決まった直後の撮影。特に緑の水着などは選ばず、ホテルロケーションに合わせシックに(写真/熊谷 貫)

――あと忘れてはならないのが、週プレ創刊52周年のアドボードの撮影。時期的には最初の沖縄ロケの次くらいのときでした。

新條 あれは(系列事務所の先輩である)吉岡里帆さんとの撮影で、すごく光栄だったんですけどめちゃくちゃ緊張していたから、実はほとんど何も覚えてないです(笑)。「宝探しほど幸せな時間はない。」。あのときの「原石」はひとつ、階段を上り、そして幸せな時間はこれからも続く(写真/熊谷 貫)

――過去の写真は、けっこう見返したりするんですか?

新條 たまに見返します。最初の頃に比べると、最近のものはより自然な感じで撮れるようになってきたかなと思います。

――新條さんは芸能界に入る前、フリーモデルとして活動していた時期がありますよね。そのときの撮影とは違うものなんですか?

新條 違います。フリーモデルだったときは、一対一での撮影というのは基本なかったですし、ずーっと笑っていることが多かったです。こういうグラビアの現場で自然な表情で撮られることを初めて経験して、それが難しいなと最初の頃からずっと思っています。

■スーパー戦隊シリーズ撮影秘話

――そして今回は、新條由芽としての撮影だけでなく、現在出演中の『魔進戦隊キラメイジャー』の役、速見瀬奈(キラメイグリーン)としてのグラビアも撮らせていただきました。

新條 「どうやればいいんだろう」って、逆に緊張しました(笑)。

――撮影自粛期間もあったとはいえ、放送開始から4ヵ月。だんだん瀬奈が板についてきたんじゃないですか?

新條 いやいや......。でも瀬奈はすごく明るくて、自分自身をどんどん出していく役なので、それに引っ張られて現場でも常にテンションが高い状態でいます。

――ほかの4人も、役柄のキャラが現場に残っていたりするんですかね?

新條 キラメイブルーの水石亜飛夢(あとむ)君が最年長なんですけど、役としても一番年上で、みんなから「にいやん」って呼ばれています。そういうところは出てるかも。逆に、キラメイレッドの小宮璃央(りお)君は本当にみんなの弟という感じで、やっぱり役自体もそうなので、かわいがられています。

かと思えば、キャラが予想外の動きをすることもあって......クールなイメージのあったブルーが第3話で万力に頭を挟まれて変顔大会みたいになったり、キラメイピンクの工藤美桜(みお)ちゃんがいきなり5歳児になっちゃったり。

――そういうところも見どころのひとつですかね(笑)。しかしインスタを拝見していると、キャスト同士の仲が非常に良さそうですね。皆さんで遊びに行ったりは?

新條 最近はこういう状況なのでなかなか難しいですけど、クランクインする前に5人でカラオケに行きました。

――みんなガンガン歌うんですか?

新條 ガンガン歌います。

――新條さんも?

新條 私は聴き専です(笑)。璃央君とキラメイイエローの木原瑠生(るい)君が歌手活動もしていて歌がうまいので、それを聴いているだけで楽しいです。

――そのときは瀬奈じゃなくて、新條さんのモードなんですね。

■本邦初公開、新條由芽のピアノ

――そして今号には、DVDの付録がついています。メイキング映像はもちろんですが、特筆すべきは「新條由芽オンステージ」。

新條 編集さんから「読者を癒やしてほしい」というリクエストがあったので......ドビュッシーの『月の光』という曲をピアノで弾かせていただきました。

――コンクールの出場歴もおありとのことですが、ピアノはどのくらいやっていたんですか?

新條 小1から高3まで、12年間です。なので、ちゃんと弾いたのは4年ぶりでした。

――この付録のために一生懸命特訓してくださったとか。

新條 打診があったのが割と直近のことで、最初は「全然弾いてないから無理!」と思ったんですけど、とりあえず練習してみることにしました。やるからにはできるだけいいものを届けたいなって。実家のピアノと、東京に戻ってからは電子ピアノを買って毎日弾いていました(笑)。

――読者の皆さまは、新條さんの渾身(こんしん)の演奏に日々のストレスを忘れて身も心も癒やされてください!

■新條由芽(SHINJO YUME)
1998年4月27日生まれ 群馬県出身
身長158㎝ 血液型=AB型 
○キラメイグリーン/速見瀬奈役で出演の『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系、毎週日曜9:30~)が放送中。FMぐんま『黄昏ミュージック』(毎週月曜17:12~)にレギュラー出演中。現在オンエア中のCM、『Honda Cars「母娘」』篇に出演中。そのほかの最新情報はこちら【https://www.aplus-japan.com/talent/shinjoyume/】公式Instagram【@yume_shinjo】

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