8月17日(月)発売の『週刊プレイボーイ35号』から9年ぶりに本誌に復帰。週プレと週プレNEWSで、紙とwebのダブル連載がスタートする『キン肉マン』。
その復帰と新シリーズ開始を前に、「昔の連載ストーリーは知ってるけど、復活以降の今の流れはまったくわからん!」って方へ、すぐ最新の流れに追いつける『週刊プレイボーイ』時代編の超略ダイジェストをお届け!
●完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編<前編>(JC38~45巻)
キン肉マンがキン肉星大王に即位し、正義・悪魔・完璧(パーフェクト)の各超人化軍間で不可侵条約が締結。すべての闘いは終わったはずだった。だがそれを無効とする完璧超人一派が出現し、まず正義超人軍と交戦状態に。そこへなんと悪魔超人軍も独自の判断で参戦決意、闘いは三つどもえの大戦争へ。そこでキン肉マンらは、バッファローマンら"7人の悪魔超人"と緩やかな共同戦線を張り、圧倒的戦力を誇る完璧超人軍に対応。それでも多くの死者を出す消耗戦を強いられる。
●完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編<中編>(JC46~50巻)
正義超人軍と共闘していた7人の悪魔超人たちは、悪魔超人軍の陽動部隊にすぎなかった。地上の激闘の裏ではひそかに復活を遂げていた悪魔将軍率いる悪魔超人軍本体が、彼らの狙いの本命である完璧(パーフェクト)超人軍の長・超人閻魔(えんま)の首を狙い、その本拠地である超人墓場に向けて動きだしていたのだった。そして完璧超人側もその侵攻を阻むべく、"完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)"がいよいよ動きだす。彼らはなんとかつての悪魔将軍の同志とも呼ぶべき集団であった!
●完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編<後編>(JC51~60巻)
正義・悪魔・完璧(パーフェクト)の三つどもえ決戦も佳境へ。全軍の生き残りが超人界伝説の木「許されざる世界樹(アンフォーギブン・ユグドラシル)」に集結して団体戦を展開するが、そこに最後の大物・正義超人開祖シルバーマンが降臨。彼もまた悪魔将軍同様、いにしえに完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)の枠組みから離脱した者だった。そのシルバーマンの導きで、まずは最後まで残ったキン肉マンが因縁の同族対決でネメシスに辛勝。そして最終決戦では、悪魔将軍は育ての師である超人閻魔に超人界の未来をかけた大勝負を挑む!!
●オメガ・ケンタウリの六鎗客(ろくそうかく)編<前編>(JC61~64巻)
三つどもえの超人戦争は終わったが戦乱の傷は深く、復興の日々が続く。だがその気に乗じ、今度は悪の権化・大魔王サタンが動きだす。地上の戦力が手薄な頃合いを見計らい、満を持して新たな刺客「オメガ・ケンタウリの六鎗客編」を放ったのである。この危機に立ち上がったのは、長く日の目を見ていなかったマイナー正義超人たち。彼らは友情の絆を胸に必死の迎撃を試みる。だが敵の狙いはまさにその友情パワーが醸し出す不思議な力の秘密だった!?
●オメガ・ケンタウリの六鎗客(ろくそうかく)編<後編>(JC64~72巻)※72巻は9月4日発売
オメガの刺客は太古に地球を追われた民の末裔(まつえい)だった。移住先の星も寿命を迎えつつあった彼らは、その解決を図るため地球に残るさまざまな"力"を調査、強奪に来たのだ。運命の王子たちはオメガを駆逐しないとこの世に未来はないと言う。それでもキン肉マン、そしてその兄アタルだけは、わかり合えることを諦めなかった。死闘の末にとうとう和解できた彼らが知ったのは......神による超人殲滅(せんめつ)計画という目を背けたくなる現実だった。
それでは、8月17日から始まる「新シリーズ」をお楽しみに!!