"いげちゃん"こと、井桁弘恵が8月24日(月)発売の『週刊プレイボーイ36号』で約10ヵ月ぶりに表紙&巻頭グラビアに登場!

さらに、この号には46分の映像を収録した完全撮り下ろしのDVDも付いてくる!

シリーズ初、作品の最初からレギュラーの女性ライダーとして出演している『仮面ライダーゼロワン』が8月30日(日)放送回でいよいよラスト! 今しかないタイミングでグラビアに舞い戻った"ヒーロー"に迫る。

■福岡で過ごしたTHE青春の夏

――今回の撮影はいつも以上にテンションが高めでしたね。

井桁 今年初めての海ですから、純粋に外ロケを楽しんじゃいました。九十九里のビーチはほとんど人がいなくて独り占め。なかなかこんな機会はないですよね。砂の質がサラサラしていて、寝そべっても気持ちよかったです。

――波打ち際での絶妙なポーズが印象的でした。

井桁 当初は海の中に入るつもりはありませんでしたけど、勢いで行っちゃいました。波を避けるために、手足はそのままで顔とお尻だけヒョイっと上げちゃって。省エネです(笑)。

――付録のDVDでチェックしてもらいたいシーンです。

井桁 ロケは5月と7月の2回に分けて、もう何十ページ分撮るんだってくらい充実の仕上がりです。5月は同じ千葉県にある川沿いのスタジオで撮影しました。川の雰囲気が外国の運河みたいで異世界の雰囲気でしたね。プールもあって入りましたけど、さすがに5月の気候だと寒くて震えました。だから今回、気持ちよく海で撮影することができて、本当に幸せです。

――その笑顔で伝わってきます。本当に海が好きなんだって。

井桁 福岡の地元が海に近かったので、夏といえば海の思い出が真っ先に浮かびます。私、高校はテニス部で、練習前に砂浜を走って神社の階段を上り下りするのがいつものランニングコースだったんです。練習後はソフトクリームを食べながら、友達と海に行くのが定番で、夕日をバックに"映(ば)える"写真を撮って遊んでました。

――キラッキラの青春じゃないですか。

井桁 当時は当たり前すぎてそんなふうには思えませんでしたけど、上京して周りに話すとどうやら"THE青春"だったみたいです(笑)。今でも帰省した際には海にみんなで集まって、花火して歩いて解散みたいなノリです。冬でも行っちゃうくらい海がとにかく好きなんですよ。

■ガチガチに力んだ最後の変身ポーズ

――『仮面ライダーゼロワン』がいよいよ佳境に入りました。8月30日(日)放送分が最終話になります。

井桁 達成感はもちろんありますし、同時に反省も悔しさも感じているのが本音です。セリフがそこまで多い役じゃなくて、感情を表に出さないまま演じることが求められました。どうしたら私なりの刃 唯阿(やいば ゆあ・仮面ライダーバルキリー)を演じられるのかなって。ちょうど大学を卒業して、社会人になるタイミングとも重なって、クランクインから1年とちょっと。いろいろ悩みながら、役と向き合い続ける日々でした。

――1年は長かったですか?

井桁 長くもあり、短くもあり。きっと1クール(3ヵ月)だったら不安なままの気持ちで終わっていたはずです。1年あったからこそ、迷いながらも成長できたというか、達成感と悔しさを同時に味わってる今につながったんだと思います。『ゼロワン』の現場は自分のこれまでの経験を文字どおりゼロにしてくれましたし、精神的にも演技の面でもイチから鍛えられました。

――大きな経験ですね。

井桁 何十人というチームで動いていると、楽しいだけじゃなくて、誰かがつらいときもやっぱりあるんです。そんな状況で自分はどう振る舞ったらいいのかを考えて、チームで乗り越えようという気持ちも芽生えました。だから、現場を共にしたキャストだけでなく、スタッフさんも含めて戦友です。いつか時間がたって集まったら、あのときは大変だったねって笑って話せる仲間になれたと思います。

――シリーズ初、作品の最初からレギュラー出演する女性ライダーということで、大きな注目を集めました。

井桁 うれしかったのは、男性ライダーと対等に評価して意見をもらうのが多かったことです。戦う身として、女性だから、という気持ちを持たずに最後までやり切れました。このグラビアの前に、本編での最後の変身シーンを撮ったんです。ああ、これで終わるのかと思うと寂しさが一気に込み上げてきて、ガチガチになっちゃいました。だから最後の変身は、相当に力が入っていると思います。

――なるほど。最終話の見どころは力んだ変身ポーズですね(笑)。ちなみに、子供たちからの反応はどうですか?

井桁 そこだけちょっとイメージと違っていたかもしれません。スーツを着てピシっとした役柄だったので、近寄り難い雰囲気があるのか、恐る恐る握手を求めてくるんです。「おぉ、ゆ、ゆあさん......」って(笑)。

■バラエティは素の自分が試される場所

――さて、『ゼロワン』が終わった先へ。次はどこを目指しますか?

井桁 なんでも挑戦したいというのが素直な気持ちです。演技に関してはこの1年の経験を生かして、継続的にやらせていただいているモデルの仕事も充実させて、今後はバラエティにも挑戦したいです。具体的にですか? はっきりした目標がひとつあります。それは『ヒルナンデス!』に出演することです。

――その心は?

井桁 コロナ自粛期間中の心の支えが『ヒルナンデス!』だったんです。同じ時間帯に同じ番組を楽しめる安心感って特別なものだと実感しました。大げさじゃなくて、本当にあの番組に助けられたんですよ。もし出させていただけるなら、鉄道沿線の全駅を制覇するグルメの食べつくしに挑戦したいです。あの企画って常に走ってるイメージがありますよね。体力には自信があるので、お願いします!

――この際ですから、どんどんアピールしちゃいましょう。

井桁 「3色ショッピング」などのファッションコーナーもいけると思います。何より、スタッフさんのクレジットを気にするほど番組を深く見ているのは私だけのはずです(笑)。

――番組愛が止まりませんね。

井桁 『ヒルナンデス!』に限らず、バラエティは素の自分が試される場所だと思います。井桁弘恵その人として、よく笑って明るい魅力を出していきたいです。

●井桁弘恵 IGETA HIROE
1997年2月3日生まれ、福岡県出身。身長170㎝ 好きな食べ物=焼き鳥
○仮面ライダーバルキリー(刃 唯阿・やいば ゆあ)役で出演中の『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系・毎週日曜9:00~)最終話が8月30日(日)に放送されます。現在、ファッション誌『MORE』にレギュラーモデルとして毎号出演中。
公式Twitter【@Hiroe_igeta23】
公式Instagram【@igetahiroe23】

★『週刊プレイボーイ36号』(8月24日発売)に特別付録・完全撮り下ろしDVD(46分)付き!

★井桁弘恵デジタル写真集『未来はちょっと、なつかしい。』
『週プレ グラジャパ!』ほか、主要電子書店にて24日(月)~配信!
価格/1320円(税込)