プロリーグ戦「Mリーグ」でにわかに盛り上がりを見せる麻雀界から、女流雀士(ジャンし)とタレントの"二刀流"で戦う"こっちゃん"こと園部琴子(そのべ・ことこ)が、10月5日(月)発売『週刊プレイボーイ42号』のグラビアに登場。
脱いだらGカップの意外性――。女流雀士が本格的グラビアに挑戦!
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■常に格上の人に胸を借りる気持ちです
――普段は女流雀士として活動しながら雀荘で働いているとのことですが、業務内容は?
園部 私が働いてるのは競技麻雀店なんですけど、ウエイトレス業務としてドリンクやおしぼりを運んだり、あとはお客さまと打ったりします。だから今日、麻雀卓に囲まれたなかでグラビアの撮影をするのはめちゃくちゃ新鮮でした。
――競技麻雀店と一般的な雀荘は違うんですか?
園部 違いますね。最近はMリーグっていう大規模な競技麻雀大会の知名度が上がってきて、競技麻雀の人口が増えつつあって。娯楽としての麻雀ではなく、競技として麻雀を打ちたいお客さまが来るのが、競技麻雀店です。
――お店でお客さんと打つときはさすがに手加減したり......?
園部 いや、本気で打ちますよ。手を抜くと失礼ですもん。やっぱり全員が本気でやってこそ、競技麻雀の本来の楽しさがわかるし、私自身も競技麻雀が楽しいからこうしてプロになったので!
――プロを目指すようになったのはいつ頃からですか?
園部 1年半くらい前から、プロ(最高位戦)のアカデミーに通い始めました。プロの試験には3、4回落ち続けて、今年の2月にようやく合格したばかり。
――麻雀は昔から好きだった?
園部 それが、全然そんなことなくて。2年前くらいに雀荘でバイトをするようになったんですが、当時、麻雀の知識はほぼゼロ。実際に麻雀を打つようになったのはその半年後くらいからです。
――バイトを始めたきっかけは?
園部 たまたまテレビで女流雀士の人が戦ってる姿を見て、麻雀を打てる女の人ってこんなにもカッコいいんだと思ったんですよ。
その当時、特に何もせずにフラフラしてた時期だったんですよね。だから「何かやらなきゃヤバい!」と思ったんです。それでとりあえず、近所の雀荘のバイトから始めて、少しずつルールを覚えて打つようになってから、どんどん麻雀の楽しさにハマっちゃいました。
――園部さんがいちばん「麻雀って楽しい!」と思う瞬間は?
園部 自分の狙いどおりにアガれたときです。私は手役派の流れ派なので、バラバラな配牌(はいパイ)でも何かひとつチャンスを見つけて、狙った役を目指すスタイルなんですよ。
とはいえ、どんなに高い手を張っていても、流れが悪いときはとことんアガれないから、待って待って、我慢して我慢して、ようやくアガれたときの解放感はハンパないです。心の底から「生きててよかった!」って思います。
――好きなアガり手はある?
園部 メンタンピン、三色一発ツモ! 三色って、きれいな手だから大好きなんです。リーチして一発でツモれたら気持ちよすぎます。
――麻雀を知らない人のために、その手でアガれたときの喜びを何かにたとえてみてください!
園部 えっと......長い間ずーっと片思いをして恋い焦がれていた人に、やっとの思いで振り向いてもらえたときとか?(笑)
――それはあまりにも幸せすぎますね(笑)。にしても、本格的に麻雀を始めて1年半でプロになるとは、相当才能があったのでは?
園部 全然そんなことないです。麻雀を教えてくれた師匠、今のお店の店長、あとは同僚のみんなの支えがあったから、今の私がいるので。
まだまだ勉強しなきゃいけないことばかりだし、実力も足りないので、大会に挑むときはいつも「自分がいちばん弱い」と思うようにしていて。だけどめげないし、死ぬ気で頑張る。常に格上の人に胸を借りる気持ちです。
――いつでも挑戦者の気持ちを忘れない心、すてきです。最後に、今後の目標を教えてください。
園部 雀士としての目標は、やっぱりタイトルを取ることです。そして、今こうして芸能のお仕事もさせていただいているからこそ、私がきっかけで競技麻雀に興味を持つ人が少しでも増えてほしいなと思っています!
(スタイリング/野田陽子 ヘア&メイク/円谷歩美)
●園部琴子(そのべ・ことこ)
1992年7月29日生まれ 東京都出身
身長155cm B86 W58 H85 血液型=O型
特技=卓掃(麻雀卓と麻雀牌の掃除) 趣味=麻雀、ポーカー、競馬、カラオケ
○最高位戦日本プロ麻雀協会44期前期女流選手。
公式YouTubeチャンネル『こっちゃんねる』配信中。
公式Twitter【@kotokosonobe】
公式Instagram【@konobesotoko】
★週プレnet EXでは、グラビアの未公開ショットを配信予定!
価格1100円(税込) ※閲覧可能期間7日間