今月30日に公開される映画『とんかつDJアゲ太郎』。その記念イベント「『とんかつDJアゲ太郎』渋谷の中心でとんかつ愛を叫ぶ」が6日に開催、ヒロインの山本舞香が本作の意外な魅力を語った。
映画『とんかつDJアゲ太郎』は、とんかつ屋の跡取り息子で主人公の揚太郎が、伝説のDJやヒロイン・苑子(そのこ)と出会ったことで、「とんかつもクラブのフロアもアゲられる男になりたい!」と決意。とんかつ屋とDJに共通点を見出し、「とんかつDJ」を目指すギャグマンガ。原作は2014年から『少年ジャンプ+』で掲載された同名マンガで、16年にはアニメ化もされた。
この日は、ロケ地となった渋谷に主演・北村匠海や山本のほか、伊藤健太郎、加藤諒、浅香航大、栗原類、ブラザートムら出演者が再集結。またDJ KOOは"アゲアゲ"なDJプレイで会場を沸かせた。
山本は冒頭のあいさつから「こんなにたくさんのカメラがいるのはありがたいです、この時期に。アゲていきたいと思います!」と自ら"カツ"を入れた。
今作は主演の北村にとって初のコメディ作。山本は北村の印象を「カメラが回る前に変顔をひとりで練習していたり、一生懸命だな」と回顧。ただ「あの時ちょっとわがままボディだったよね?」と太っていたことを指摘。
司会であるフジテレビの井上清華(せいか)アナウンサーから「それは役作りですか?」と問われた北村は、「8kg以上太ってました。ぷよぷよで、だらしない体でいいじゃないかと捉えましたけど」と苦笑い。
しかしその様子を見た山本は、「体操服で走るシーンとかかわいくてしょうがない。太ももがムチムチでくっつきそうで。アゲ太郎って感じ」と笑いながら、さらに暴露を続けた。
そして撮影地の渋谷にちなんで、「渋谷デビュー」を聞かれた山本は、「12、13歳からこの仕事をしていて、そのころから渋谷に住んでいました。事務所のマンションが渋谷だったので。高校生のときにはけっこう渋谷で遊んでいましたね」と、渋谷の思い出を明かした。
この日のイベントでは、「いい肉」にちなんで129人のファンとリモートでとんかつを実食。そして「『とんかつ』と『DJ』というあまりないコラボレーションなので、ぜひ劇場で観ていただきたい」と作品をPRする山本は、改めて「北村君の面白い、かわいい、ぽっちゃり姿もあるので確認してください」と見どころの"わががまボディ"を強調した。
映画『とんかつDJアゲ太郎』は10月30日(金)に全国公開予定。『ジャンプ+』では3話までが無料公開。またYouTube「ジャンプチャンネル」では、アニメ『とんかつDJアゲ太郎』の第1話が期間限定無料公開されている。