SNSのフォロワー数は56万人強。多方面で活躍するインフルエンサーのおもてちゃんが、現在発売中の『週刊プレイボーイ47号』のグラビアで妖艶なランジェリー姿を披露、話題を呼んでいる。
事務所に所属することなく、セクシーなグラビア写真集を連発し、アパレルブランドを手がけ、イベントも開催。さらにはコスプレイヤーとして海外でも活動するおもてちゃん。「新時代ヒロイン」と呼ばれる彼女は、一体どんな人物なのか? その素顔に迫ってみた。
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――おもてちゃんは芸能事務所に所属することなく、自らグラビア写真集を作ったり、ブランドを立ち上げ洋服をデザインしたり、あとイベントをしたりコスプレをしたりといろいろやっていますけど、一体、本業はどれなんですか?
おもてちゃん 自分でもわからないです(笑)。自然な経緯でいろいろやるようになったので。よく肩書きを聞かれるんですけど、その時は「おもてちゃん」って言ってます。
――メディア泣かせですね(苦笑)。なぜ「おもてちゃん」って名乗ってるんですか?
おもてちゃん それもよく聞かれるんですけど、意味はないんです。
――意味はない!? ますますわからないです!(泣)
おもてちゃん 3年前かな。初めてコスプレしてコミケに行った時、友達につけてもらったんです。コミケって撮ってもらった写真を送ってもらえるよう、ツイッターのアカウントとか書いて置いておくんですけど用意してなくて。その場でアカウントを作り、「おもてちゃん」ってハンドルネームをなんとなく付けました。覚えやすいしいいかなと(笑)。そこからコスプレをするようになりました。
――最初は軽いノリだったんですね。でもそれが今やツイッター約41万、インスタグラム約15万のフォロワーを持つインフルエンサーに。どんな経緯でブレイクを?
おもてちゃん キッカケは「童貞を殺すセーター」ですね。コスプレでなくグラビアの写真集を作ろうと思って撮ったんですけど、ツイッターで写真をあげたらバズってくれて。ツイッターのフォロワーが一気に1万人増えました。あまりの反応にびっくりしましたね。
――その時は「ものすごい巨乳で、童貞大量虐殺!」なんて話題になりましたよね(笑)。かなり大胆な露出でしたけど抵抗は?
おもてちゃん 平気でした。その前のコスプレの時もおっぱいが大きいキャラがメインだったので(笑)。それに露出した写真は出すたびにバズってくれるので、それもまた面白いし。
――グラビアとは路線が違いますけど洋服ブランドを始めたのは?
おもてちゃん セクシーな写真集を何冊か作って出しているうち、自分が被写体になるのがイヤになって。長時間にわたりパソコンで自分の写真をたくさん見て盛れてるのを探すんですけど、段々アラばかり気になってきたんです。
あとツイッターのフォロワーが増えるにつれ、トゲのある言葉も増えるし。そのうちメンタルをやられ自信がなくなっちゃって。でも何もしないのもイヤなんで、別のことをやろうと。そこで好きな洋服を手探りで始めました。
――現在ブランドは洋服以外に時計やアクセも作って、ポップアップイベントを全国で開催しています。活動はそれにとどまらず、韓国や台湾のイベントでコスプレを披露して、さらにセクシー写真集をDVD付きで毎月発売! めちゃくちゃ順調じゃないですか!
おもてちゃん 次第にうまい具合に回るようになったというか。でもひとりでやってるし、ちゃんとやりたいからそれぞれの規模はそこまで大きくはないですけどね。
――特に写真集に関していえば、コスプレイヤーをはじめ作る人は大勢いるけど、毎月出す人はいないですよね。しかもDVDまで。
おもてちゃん それは特に大変です。ロケを組んでも天気が悪くても日程がないから強引に撮っちゃおうとか。でも週プレさんは週刊誌でしょ。信じられない!(笑)
――今回は多忙な中、週プレでグラビアを撮影させてもらいました。
おもてちゃん 可愛く撮っていただいてうれしかったです。メイクさんにいろいろ教えてもらって勉強になったし、衣装もランジェリーはそんなに着ないので新鮮でした。でも外の方と撮影することは普段ないので、最初少し恥ずかしかったです(笑)。
――インスタグラムやブランドのサイトに出る時はキレイなお姉さん。でもツイッターやグラビアでは下乳、横乳、手ブラも平気で見せるえちえちなお姉さん。ファッションとグラビアを両方やる人はいるけど、ここまでギャップがある人はいないですよ。
おもてちゃん インスタは普段の私、ツイッターはおもてちゃんって自分の中で分けているんです。おもてちゃんはエッチな姿を見せるキャラクターだから出して当たり前だし、なんなら乳だけみたいなところもあるから胸を出すのもウリですよね。(笑)。ギャップあればあるほど見る側は楽しいです。
――でも今は女性ファンも多いでしょ。エッチなのがイヤって声は?
おもてちゃん それはまったくないです。イベントとかでも「セクシーなの期待してます」とか、胸のことやスタイルについてガンガン言ってきます。男性は全然(笑)。
――オシャレしたいけど、胸が大きすぎて悩んでる女性などがおもてちゃんのファンにいそうですね。
おもてちゃん 実際にいますね。今は武器みたいに思ってるけど、昔は私も胸が大きいのがイヤでずっと悩んでいたからその気持ちはわかります。なのでインスタをあげるたび、少しでも参考になればなと思っていますね。
――自分はなんで支持されていると思います?
おもてちゃん なんででしょう(笑)。でもいろいろやってるのがいいのかもしれませんね。エロいだけじゃ飽きられちゃいますから。
あと私はSNSにいろんな写真をアップしてるけど、芸能人ではなく普通の人ですから。イベントで会えば、普通に話し込んだりもするし。そこに親近感を感じてもらえるのはあるかもしれませんね。それこそいつも、みんなと同じように悩んでばかりいるし。
――そうなんですか? 写真を見てる限りではいつも堂々としてるし、自信満々に見えるけど......。
おもてちゃん そんなことないですよ。もちろんちょっとずつメンタルは強くなってきてるけど、自信なんて相変わらずそんなにないし。「自分なんて」ってのが口癖でいつも暗い表情をしてます。
――どんなことに悩むんですか?
おもてちゃん やっぱり見た目とか。もともと自分のことを可愛いと思って今みたいな活動を始めたわけじゃないので、周りの可愛い人を見る度にがっかりしちゃいます。それでひとりで居酒屋とかに入ってお酒を飲んだりして。とにかくまだまだです。
――この先はどんな活動を?
おもてちゃん もちろんもっと有名になれたらとか、ビジネスを大きくできたらとかいろいろ考えますけど、今は目の前のできることを精一杯やっていきたいです。「『月刊』楽しみにしてます」とか「今度こういうの作ってください」とか、そういう声をたくさんいただくんで。
最大限ファンに応えて、誰にも気兼ねせず、自分のやりたいようにやる。それが自分のあるべき姿かなと思っているんです。
■おもてちゃん
1996年4月17日生まれ、北海道出身。身長152cm、血液型=O。2018年、アパレルブランド「m_mignon」を立ち上げ、自らデザインした洋服を販売する。また自身を被写体とした写真集を多数手がける。現在、『月刊おもてちゃん』を毎月リリース中。
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