「リアル峰 不二子」の異名で知られる染谷有香(そめや・ゆか)が霊長類最強ボディ"を完全公開。
写真家・中村 昇(なかむら・のぼる)氏と新しい地平を切り開いたマスターピースは必見!
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■女性としての引き出しがひとつ増えました
――昨年にグラビア復帰し、磨きをかけた"霊長類最強ボディ"には拍手喝采を送らずにはいられません!
染谷 ありがとうございます! グラビア復帰して思うのは、離れていた2年って本当に長いですね(笑)。グラビアの第一線で活躍されている方々、活動を続けている方々に1年では追いつけないなと、しみじみ感じています。今は、新人に戻った気持ちですね。
――数年ぶりの撮影はどうでしたか?
染谷 最初は雨だったんですよ。紫色っぽいカーディガンでしっとり見せたかったので「雨がちょうどいいかも」と撮っていたら、そのあと雨が上がって海に出て。雨、雨上がり、晴れ、快晴、曇り、夕景。ほとんどのシチュエーションで撮影ができたんです!
しかも夜は中秋の名月だったので、すべてのロケーションに恵まれて。「神様っているんだな」と思えるくらいうれしかったです。
――今回のカメラマンの中村 昇さんには思い入れがあるそうで。
染谷 そうなんですよ。初めて撮っていただいたとき、1枚目のシャッターを全然切っていただけなかったことが印象深くて。どうしてだろうってわけもわからず考えていると、「その顔だ」パシャって(笑)。その1枚は自分でも知らない表情で、とてもステキだったことをよく覚えてますね。
――そんなおふたりだからこその距離感。グラビアに対する思いに変化は?
染谷 今回の撮影で、女性としてのひとつの「引き出し」だと思えるようになったんです。他誌でグラビア連載をやらせていただいて、その1年間で学んだことを出せた場面もあって。撮った写真を客観的に見られるようになったのも自分の中ではとても大きなことで......。こんなマジメに話していいのかな(笑)。
――では話を変えて、女性から見てもお美しいボディなんですけど、撮影前はどんな努力を?
染谷 めちゃくちゃがんばりました(笑)。お酒が大好きなので、まずは乾杯のビールをハイボールに変えるところから始めて、撮影の2週間前から禁酒して粛々と過ごしましたね。体のラインが難しいんですけど、ナチュラルな部分もちょっと残せたらいいなと思っていて。
――ナチュラルな部分?
染谷 "隙"があったら面白いというか、そんなところも個性になればいいなと思って。ボディメイクがはやってますけど、私も最初はバッキバキに仕上げたんですよ。鍛えた体はビキニやランジェリーだと映えるんですけど、私が理想とするのは昭和の女優さんが写真集でやっていたようなグラビア。
境目が難しいんですけど、女性の柔らかそうなところはできるだけ残したいんですよね。私のグラビアを見た方が、その"隙"に気づいてくださったらうれしいかなと思います。
――染谷さんって大人っぽい印象ありますけど、普段は明るくて陽気な感じですね。
染谷 「見る前に飛べ」みたいなタイプではあるんですけど(笑)。自分でグルグル考えて、誰にも相談せずにパーンと行動しちゃって周りを驚かせてしまうことがあるんです。
グラビア活動で急に露出を高めたこともそうですよね。この提案ならと思って、自分の意志でやりたいってことを伝えました。選択肢が出ると、危ないほうに飛びついちゃう(笑)。
――好奇心旺盛すぎます(笑)。今後、グラビアでやりたいことは?
染谷 女性としての一生を記録していけたら楽しそうですね。あとは誰もやったことのないグラビアって、まだあると思うんです。伝説の貝殻ビキニみたいな「これがあったか!」って界隈(かいわい)がうらやましがるようなグラビアを作っていきたい。貝殻に勝てる何かを発見したいですね(笑)
(スタイリング/伊井田礼子 ヘア&メイク/エノモトマサノリ)
●染谷有香(そめや・ゆか)
1992年1月17日生まれ 千葉県出身
身長175cm B92(G-cup)W60 H88
特技=卓球、キックボクシング、中国語
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