『仮面ライダーゼロワン』のヒロイン、イズ役で人気を博した鶴嶋乃愛（つるしま・のあ）が１２月７日（月）発売『週刊プレイボーイ５１号』のグラビアに初登場。
艶やかな黒髪、意思を感じる強い眼差し。１９歳とは思えない、大人びたエキゾチックな表情。魔性という言葉が似合う彼女の魅力は計り知れない。
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■昭和歌謡の沼にどんどんハマって......
――初の週プレグラビア撮影はどうだった？
鶴嶋 服を着たままお風呂に入ったのは初めてだったんですけど、すごくすてきなお風呂だったし、服がフワフワ浮いて楽しかったです。クラゲになった気分でした（笑）。
――現在はファッションモデルや商品プロデュースなどでも活躍中。写真を撮られるの好きなんだって？
鶴嶋 すごく好きです。決められたなかでやるよりかは、カメラを向けられて「自由に動いていいよ」って言われたほうがスイッチが入ります。
――今年８月まで放送されていた『仮面ライダーゼロワン』のヒロイン、イズ役で女優デビュー。仮面ライダーのヒロイン役としては初の２１世紀生まれと話題に。
鶴嶋 ヒロインの役をいただけて自分でも驚いたんですけど、人間の役でないと聞いてさらに驚きました。「仮面ライダーのヒロインってＡＩなんだ！」って（笑）。
――作品自体がＡＩ（人工知能）を背景にしたかなり深みのあるストーリーだったんだよね。
鶴嶋 そうなんです。人間の深層心理にまつわる善意と悪意がテーマになっていて、大人の私がまじめに台本を読んでも理解が難しいくらいの内容で（笑）。最初はお子さん向けの番組というイメージがあったんですけど、仮面ライダーが幅広い世代に愛される理由がわかりました。
――ＡＩを演じる上で気をつけていたことは？
鶴嶋 無表情だったり、できるだけ無機質に話すことですね。眉毛を動かさないとか、笑うときも歯は見せないでほほえむ感じでやらせてもらいました。
――それまで演技の経験はまったくなかったんだって？
鶴嶋 はい。完全に未経験で飛び込んだんですけど、皆さんに引っ張ってもらいながらなんとか１年間、やりきることができました。
――撮影中、苦労したことは？
鶴嶋 ＡＩだから、衣装に季節感がなかったことですかね。真夏でもレザーのタイツをはいて肌を覆っていたので体がホテホテになって大変でした。
――お仕事から離れた普段の乃愛ちゃんはどんなコ？
鶴嶋 基本、インドアです。本を読んで映画を見て、お洋服のデザインを考えたりとか、書き物をしたりとか。
――詩も書くんだよね。
鶴嶋 はい。日々、思ったことをスマホに小まめにメモして、後から文字に書き出して、修正して、ためている感じです。いつか本にできたらいいなって思ってます。
――最近、ハマっているものは？
鶴嶋 昭和歌謡を動画で見たり、聴いたりすることです。『夜のヒットスタジオ』とか『ザ・ベストテン』とかを見て、（松田）聖子ちゃん、いや聖子さんにハマってます。
――それってご両親の影響とか？
鶴嶋 違うんです。聖子さんの『ＳＷＥＥＴ ＭＥＭＯＲＩＥＳ』を聴いてからどんどん沼にハマっていった感じで（笑）。歌詞もメロディーも衣装も全部いいんですよ。
――最近の歌よりもむしろそっちを聴いていたりする？
鶴嶋 そうかもしれないです。でも私が聴いていたら周りの友達も影響されたみたいで、だんだん通学のときに聴くコも増えてきて（笑）。
――それはすごい！ ちなみに今、一番幸せを感じる瞬間は？
鶴嶋 ご飯を食べてるときですね。特にお肉が好きで、ひとり焼き肉とかも全然、平気で行けるタイプです。みんなで食べるのも楽しいけど、今はこういう時期ですし、ユッケをひとり占めできるのって幸せだなって思います（笑）。
――今、１９歳だよね。２０歳になったらやってみたいことは？
鶴嶋 梅酒を漬けたいですね。あとは陶芸もやりたいし、ガラスのコップとか石のお皿とかも作りたいです。お仕事では映画が大好きなので、早く映画に出たいなって思ってます。
●鶴嶋乃愛（つるしま・のあ）
２００１年５月２４日生まれ 高知県出身 身長１６３ｃｍ 血液型＝Ｂ型
○オスカープロモーション所属。２０１６年４月から２０２０年８月までティーン誌『Ｐｏｐｔｅｅｎ』（角川春樹事務所）の専属モデルとして活躍。『仮面ライダーゼロワン』（テレビ朝日）のヒロイン役で女優デビューする。『劇場版仮面ライダーセイバー』『劇場版仮面ライダーゼロワン』（ともに東映）が１２月１８日（金）より公開予定。
公式Ｉｎｓｔａｇｒａｍ【＠felonyrose__n】
公式Ｔｗｉｔｔｅｒ【@felonyrose__n】
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