女優・モデルとして大活躍中の馬場ふみかが、12月21日(月)発売の『週刊プレイボーイ1・2合併号』で表紙&巻頭グラビアに登場!

馬場さんにとっても激動の1年だった2020年。コロナのことや仕事のことを振り返っていただきました。25歳になった彼女がたどり着いた新たな境地は......?

■1年間いろいろありました

馬場 お疲れさまでした。

――どうしたんですか。ねぎらいの言葉なんて珍しい。

馬場 絶対「お疲れさまでした」から始まると思って、先に言ってみた。

――そうですか。......年内最後の号で、今年も無事お会いすることができました。

馬場 なんとか間に合いましたね。よかったです。

――今回の裏テーマは「NEW馬場ふみか」でした。

馬場 そうですね。衣装やシチュエーションで、これまでのグラビアとはまた違うアプローチができたかなと思います。特に衣装は、特徴的なものが多くて普通じゃないのしかない。

――全部普通じゃない(笑)。隣でスタイリストさんが爆笑してますけど。

馬場 週プレさんのグラビアは、ナチュラルなものというか日常の延長のような雰囲気で撮影することが多いので。ここまでコンセプチュアルなものは過去になかったかな。面白いものが撮れたと思います。

――グラビアはほぼ1年ぶり。

馬場 昨年の『ばばたび』(集英社)ぶりだから、撮影自体はもっと空いていますよね。グラビアに限らず、今年はロケもほとんどなかったので。恒例の『non-no』の水着ロケから何から全部飛んじゃいましたし。

――YAHOO!トップにも上がりましたが、今年は馬場さん自身も大変な1年でした。

馬場 そうですねぇ。(コロナにかかっていた間は)1ヵ月くらい何もできませんでしたから。自宅と、ホテル療養。

――決まっていた仕事もいくつか降板したと。珍しく落ち込んでいるという噂を聞きました。

馬場 私よりもマネジャーが落ち込んでいました。私は......落ち込むというよりはスタッフの皆さんに非常に申し訳ないなという気持ちでした。でもこればっかりは、自分の力ではどうしようもなかったですから......。自粛期間もほぼずっと家にいて、外部との接触といえばコンビニに行くくらいだったのになぁという思いです。

――昨年も諸事情で出演映画がお蔵入りになったり......。

馬場 自分でコントロールできないことは、もう仕方ない。それもご縁かなと。来年こそはより大きなご縁に恵まれるといいなぁ。

■"付き合ってはいけない"3つの職業

馬場 それでも緊急事態宣言前には舞台もやらせていただきましたし、意外といろいろな作品に出合えた1年だったので、ネガティブなことばかりだったわけではないですよ。

――先日のドラマ『極主夫道』(読売テレビ/日本テレビ系)では8話にゲスト出演。ツインテールの似合うギャルギャルしたカフェのオーナー役がはまっていて、SNS上では「こういう役もできるんだ」と話題になっていました。

馬場 思ったより出てたでしょう? 

――思った以上にメインゲストでした。

馬場 最近は深夜ドラマが多かったから、やっぱり『コード・ブルー』(フジテレビ)の雪村(双葉)のイメージを持っている人が多いのかもしれないです。竹中直人さん、石田ひかりさん、志尊淳君、以前共演させていただいた方も多くて、楽しかったです。すでに出来上がっていて、皆さんが楽しんでいるところに途中から入っていくというのも、それはそれで違った楽しさがありました。

――12月25日公開の映画『AWAKE』でも、ドラマ『恋する香港』(MBS/TBS)以来3年ぶりに吉沢亮さんと共演されていますよね。

馬場 そういう「お久しぶり」な方も増えてきましたね。吉沢さんとは、出演するシーンはだいたい一緒で、特別な話はしなかったけどなんとなく空気感でシーンができていったという感じでした。将棋が題材の作品ですが、将棋をわからない方にも楽しんでいただける内容だと思います。

――年明けからは主演の連ドラも始まります。

馬場 『3Bの恋人』は、バーテンダー、バンドマン、美容師、いわゆる「付き合ってはいけない」とされる職業の3人の男性との間で揺れ動く女のコの物語。もうそのまんまのラブコメです。

――付き合ってはいけない職業。それについて、馬場さんのご意見は?

馬場 私の周りにも3Bはそれぞれいて、確かに女性との距離が近いとか話し慣れているというのはわかる気がしますけど、それって別に悪いことじゃないと思うんですよね。女性にだらしないというのは人それぞれでしかないと思うので、ひとくくりにするのはいささか乱暴ではないでしょうか、と。

――はあ。すみません。

馬場 それで、私はトリマーの役だったので、トリマーの専門学校に行ってカットやシャンプーの練習をしました。毎回、いろいろなワンコが出てくるので、それもドラマの見どころです。かわいいですよ。

■25歳。お酒のCM、狙っています

――では、振り返ると充実した年だったと。

馬場 そうですね。なかなか仕事ができないゆえに、現場に行けるありがたさというのも身に染みましたし、いろいろなことを考えるきっかけになりました。これからの働き方とか。

――それは長いスパンでの話?

馬場 はい。今自分がやっていること......雑誌、ドラマ、映画、舞台、それ以外に何かできることをつくったほうがいいのかな、とか。今挙げたものって、現場に行かないとできないものじゃないですか。リモートドラマみたいなものもありますけど、それもあくまで延長で。だから、今のベースにプラスして何か自分の好きなことで、できることを見つけたいなと。

――何か見つかりました?

馬場 自分から「こういうのをやりたいです」というのを、より言うようになりました。プロデュースというか、制作側のものも含めての企画とか。来年はまたいくつか報告できるものが出てくると思うので、楽しみにしていてください。

――そういう変化があった1年だったと。

馬場 もう25歳ですから。

――25歳か。いや~時間がたつのは早いものです。

馬場 誰目線ですか。なので、お酒のCMも狙っています。

――そういうのは公言していると本当になったりしますからね。メーカーや代理店の方がこの記事を目にするのを期待しましょう。何をやりたいですか?

馬場 定番のビール? でも、酒と名のつくものはなんでも好きです。やっぱりお酒が好きで、よく飲むコがやったほうがいいものができると思うんですよねぇ。なんでもよく飲みます。はい。

――PRも済んだところでそろそろ締めようと思いますが、今号は年末合併号。馬場さんは2017年に年始、GW、お盆の合併号の表紙を飾ったので、これで"合併号グランドスラム"達成です。ちょっとほかには記憶にありません。

馬場 ありがたいです。週プレさんに愛されてる。

――相思相愛ですよね?

馬場 ん?

――違うんですか?

馬場 いろいろやらせていただいてとても感謝してますけど、次また新しいこと、何かできるかなぁ。そろそろ違う媒体さんにも......とか。

――なんてこと言うんですか。こんなに自由にのびのびできるところはないですよ!? 週プレは、馬場さんがのびのびと新しい表現を模索するためにいつでも帰ってこられる「家」のような存在でありたいな、と......。

馬場 はあ。

――もう一度聞きます。相思相愛ですよね?

馬場 じゃあそう書いといてもいいですよ。

――今年もありがとうございました!

■馬場ふみか(Fumika BABA)
1995年6月21日生まれ 新潟県出身 身長167㎝ 血液型=AB型
○主演ドラマ『3Bの恋人』がABCテレビで1月10日(日)の23:25~、テレビ朝日系で1月9日(土)の26:30~放送開始。出演映画『AWAKE』(配給:キノフィルムズ)が2020年12月25日(金)より全国ロードショー公開。
公式Twitter【@fuuumika_b】
公式Instagram【@fumika_baba】

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